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オタク徒然

たぶん忘れてたのは 思い出じゃなくて 鍵の在り処だった

【山崎エリイ】 First Live 2017 Teenage Symphony For You

フォロワーのサンリオゆるふわゆめかわ女ちゃんと行ってきました。

ライブはひとりで行くことが多いので、開演前にいっしょにパンケーキ食べたり(ボリュームがエグかった、世の女はあんなもん食べてんのか)、終演後に感想を語り合えたりいつもとは違ってすごく楽しかったです。ありがとう。

さて、記憶が薄れないうちにセトリとか思ったこととかバーッと書いてきます。

 

1.全部キミのせいだ

失くしたもの数えるより 二人で笑おう

 この歌詞めっちゃ好きでね。ふつう「失くしたもの数えるより」系比較構文って「もらったものを数えよう」が続くと思うんだけど、この歌はなにをもらったとか数とかそういうの吹き飛ばして二人で笑おうって全く関係ないこと言ってて、大好きです。

MCで「 優しく言えば、全部キミのおかげ」って言っててちょっと面白かった。

 

2.Lunatic Show

タンバリン曲だった。エリイちゃんがんばってたね~(^_^)

afraid…とLunatic Showしか知らないけど櫻口葵子さんの書く曲すげえよな。

 

3.空っぽのパペット

空っぽのパペットが恋を知って感情を覚えるけどそれを上手く表現できない曲だと解釈してたので、エリイちゃんが

「出せないアツい感情を表現する曲」

みたいなこと言っててそうそうそんな感じ~~!!って(?) 

「空っぽのパペット」自体は無機質で無表情だけど、内で蠢く感情は熱烈な恋心、っていう矛盾というかアンビバレンス?が好きです。エリイちゃんもそんな感じのニュアンスを丁寧に表現しててとても素敵でした。

 

4.ドーナツガール

ドーナツガールで踊り狂いたいのに座らせるなんて鬼畜か!!!って思ったけどエリイちゃんが自分の列の花道で立ち止まって歌ってくれてめっちゃ近くて嬉しかったですかわいかったです……

文句言ってごめんevryingFC最速先行…………

 

5.雨と魔法

優しい、曲だなあ……

友達が落ち込んでるときとか、すっごくすっごく元気出して欲しいし涙も受け入れたいし抱きしめたいし励ましたいし慰めたいし…っていろいろ思うんだけど、何が正解なのかわからなくてオロオロしちゃうことが多くてね。そんな友達を救えない無力な自分を嫌になることが結構あるんだけど、まさにそんなときの気持ちを優しく肯定してくれる曲だなあって。

魔法は起こらない 知っているけど

気づかないふりをして ねえ待ってようか

 

6.My frist love

両親や恋人のことを考えながら聞いてました。

途中まで恋人の比重重めだったんですけど、

あなたがくれたわたしだから

いつかは旅立ちの日が来るのでしょう

でもきっと繋がってる

ここで、完全に親のことを考えて聞くようになりました。

今までの私を形成してくれたのは確実に親だし、先に旅立ちがほぼ確定してるのも親なので。

朝早く出勤する両親と、遅く登校し遅く帰宅する私で、最近あまり生活リズムが合わず、顔を合わせる機会が減っていました。

高校時代は少なくとも母親とは生活リズムが同じで結構会話をしてたんですけど、最近は会話も減ってきたし、卒業後の進路など考えが合わないことも増え、交流を少し避けていました。

でもエリイちゃんが歌うこのMy first loveを聞いて、ああ親をもっと大切にしなきゃなあ、と思いました。そりゃあ親の考え方が古くて「ママに話してもわかってくんない!もう相談しない!」「パパはいつもそうやって私の事情をなんも考えてくれない!」って思うことだってあるけど、いまの私がいるのは、たしかに、親のおかげだもんなあ。

5月に父も母も誕生日を迎えるので、プレゼントだけじゃなくて手紙も添えようと思いました。あなたがくれた、わたしだから。

 

7.Pearl tears ♢°

あのねえ、ガチ泣きした。

My first loveで親のことを一生懸命考え過ぎて全く次の曲を予想してなかったんですけど、イントロでPearl tears ♢°だってわかった時点で、「あ、親が死んだ(仮定)……」って思ってもうそこから涙が止まらなくなっちゃった……

まあそれでも、親が死んだときのことは全く想像できなかったんですけどね。その代わり、父が29歳のときに祖母(父の母)を亡くし、その数週間後に私が生まれたことを思い出しました。

昔は29歳なんて大人に思えたけど、私が19年生きてきた感想としては9歳の私も19歳の私も大差ないんだよね。だからきっと、29歳の私もいまの私と変わらないんだろうなって。そして父は、その29歳のときに「母」を亡くし、その直後に「父」になった。

辛かっただろうなあ。10年後に母を亡くすなんて、いまの私には全然想像できないもん。そりゃ母は考え方がゆるふわなところがあってうざいなんて思うこともあるけど、ここまで大切に育ててくれてほんとうに感謝してるし、いなくなるなんて、ほんとうに、考えられない。なのに、父は29歳で、父の母を亡くしたんだなぁ。

父はしつこいくらい「家族はいっしょにご飯を食べるべき!」って言ってきて、友達付き合いやデートやバイトなどがある身としては面倒臭いことこの上ないんだけど、もしかして若い頃に母を亡くした経験からその信条は来てるのかなって初めて思い当たりました。なんで今まで気づかなかったんだろう。

ほんと、ずっと祖母を亡くしたときの父のことを考えて泣きながら聞いてました。推しのライブで父を想って泣くなんて意味不明ですね。アハハ

 

山崎エリイの軌跡(独白?)

エリイちゃんとは同い年の同性だけど人生違い過ぎて眩しくて死ぬかと思ったわ。

 

☆バレエ披露

独白後、十代交響曲のバレエ時の衣装に着替えて登場。独白にて

「十代交響曲のPVでバレエをみなさんに披露することで、ひとつ壁をまた越えられたのかなと思います。(略)今日は、みなさんに見てもらいたいものがあります」

と言ってたのでああバレエくるな~と。バレエ披露で「壁を越えた」って思うほど、エリイちゃんにとってバレエは重いものだったのかと少しばかり驚きました。

前々から「一度でいいからエリイちゃんのバレエ生で見てみたいなあ。でも十代交響曲歌ってるときに踊るのは無理だしな~うーむ」と思ってたので嬉しかったです。

バレエに関してはよくわかんないんですけど、めっちゃきれいだった!しゅごかった!

 

8.cakes in the box

バレエ披露が一曲終わってもエリイちゃん静止したままだから「拍手するのはまだ早いのかな?」って息を飲んでたら、そのままcakes in the boxが流れてそれに合わせてエリイちゃんがしなやかに踊るもんだからいや~~もう最高だった!!

cakes in the boxはエリイちゃんの曲のなかで一番好きな曲で!

「(ライブで)cakes in the boxとかどうなるんだろう……」

(星の宮殿 #86 2017.02.22)

 って言ってたの覚えてたからどうなるか楽しみにしてたんだよ~~!!こんな導入エリイちゃんにしかできないし、cakes in the boxがエリイちゃんの曲でよかった!

生歌はCD音源の57倍くらい力強くて草。特に最後の

音楽をとめるのも ねじをまくのも 私なの

 がまじで「私が世界を決める!」みたいな強い意志に満ちてて思わず跪きそうになった。女神か?

この曲はアルバムの中で唯一エリイちゃんがリクエストして作ってもらった曲らしい。「ゴシックな曲を歌ってみたかった」と。最高。やっぱ只野菜摘先生だいしゅき。

欲を言えば胸の開いたドスケベドレスを着て欲しかった。

 

9.Zi-Gu-Za-Gu Emotions

みんなで踊って楽しかったねエリイちゃん~(^_^)

 

10.アリス*コンタクト

アリスということで最後にうさぎポーズをするエリイちゃんがとてもかわいかったです。台詞部分も音源より無邪気でかわいさ◎

 

11.星屑のシャンデリア

 

12.十代交響曲

 やっと生で聞けた~~(;__;)

バイトでリリイベひとつも行けなかったのでやっと聞けて嬉しかったです。めっちゃかっこいいし力強かった。

十代交響曲の鬱々としてるけど最後に希望を見出す感じ大好きです。hisakuniせんせいほんと好き。いつもありがとうございます。

 

EN1.Dreamy Princess

マア来るやろな~と。本編では結構「ギャップの演出」「感情を表現」にこだわってたからどこか作りものなエリイちゃんが多かったので、アンコールでそういった縛りから解放されててとても楽しそうで自由でかわいかったです。

 

EN2.星の数じゃたりない

 やったぜ。

すっごい楽しかったです。全体的にブチ上がるというより魅入ることの方が多いライブだったけど、これはありえんオタクスマイルで楽しめました。

 この一瞬はずっと宝物 心に刻み忘れないように

今日を忘れないよ。エリイちゃん、素敵な1日をありがとう。エリイちゃんはずっと「みなさんが集まってくれて嬉しい」「ここにいれるだけで嬉しい」なんて喜んでくれたけど、私たちもエリイちゃんのファーストライブに来れてすっごく嬉しかったよ。

どんな顔でさよならをいえばいい?

笑顔でさよならしてくれたね。明るくて、さっぱりして、後腐れの無い幕引きでした。「楽しかった!」っていう明るくて単純な気持ちでライブを〆られたのでとても良かったです。

 

☆まとめ

とても素敵なライブでした。楽しくなったり、悲しくなったり、感動したり、微笑ましく思ったり、救われたり……とたった2時間でたくさんの素敵な感情を味わわせてもらいました。

そして、山崎エリイちゃんが、めちゃくちゃ眩しかったです。

同じ19歳の女の子なのに、エリイちゃんはステージで多くの人に慕われてひとりでキラキラ輝いてるのに、私はその大勢いる客の一人に過ぎない…ってちょっと病みかけました。

まあでもその点に関しては思い直してて。

私はエリイちゃんみたいに華やかに活躍する場はないけれど、エリイちゃんのように頑張って誰かを笑顔にすることはできるなって。たとえばそれは部活を頑張ることだったり、アルバイトでもっと顧客を考えることだったり、親に感謝の気持ちを表明することだったり。私とエリイちゃんは全然違う世界を生きてるし、エリイちゃんは私なんて知ったこっちゃないけれど、でもそうやってエリイちゃんからもらったものを私が誰かにあげることはできるんだよ。

私はエリイちゃんにはなれないけれど、私は自分の人生を私なりに頑張ればいいんだなあ。そうしたらきっと、自分がスタンディングオベーションしてくれるはずだから。なんてね。

 

以上!

3月分の読書

感想を書き留めてたノートを無くしたのでインターネットの海に放出。

作家名は敬称略、ネタバレ大アリ。

 

『夜の公園』

著/川上弘美

関係だけなぞれば不倫・浮気のオンパレードで節操ない内容なんだけど、登場人物たちが淡々としてるから修羅場になることもなくどこか静かな本だった。

リリも幸夫も暁や春名との関係は一時の迷いで済ませれば今後の人生平穏で無難に進むのに、リリはシングルマザーになるし、幸夫は春名に求婚しようとするし、悟は突然春名を殺そうとするし、春名は誰だかわからない人と結婚するし、なんかもうよくわかんなかった。みんななに考えて生きてんの? 江國香織を読み終わった後もいつもこんな気持ちになるしたぶん不倫小説向いてないわ。

リリはなんかゆるふわしてて苦手なタイプの女だった。春名の方が好き。

斎藤先生と春名のやりとりを永遠に見てたい…って思ったけど、この二人のやり取り、まんま『センセイの鞄』の空気だったんだよね。川上弘美の本はいくつか読んだけれど『センセイの鞄』がずば抜けて大好きだし、ツキコさんとセンセイがいちばん好きだ。

夜の公園 (中公文庫)

夜の公園 (中公文庫)

 

 ↑なんとなく選んだ本だったけど結構ブログに書いてる人がいてびっくりした。

 

 

『ヒア・カムズ・ザ・サン

著/有川浩

端的に言ってつまらなかった。カオルと父親の関係に無駄に主人公がしゃしゃってムカついた。一章も二章も。それに正直カオルと父親の話なんかどうでもいいわい。(物語の登場人物なんて基本自分とは無関係の存在で、そこにどう感情移入させるかが勝負なのに「どうでもいいわい」って感想が出ちゃうの不味いでしょ)

ていうか主人公の特殊能力いる? 無駄に特殊能力を巡った過去の自己陶酔話みたいなの挟む割には、結局たいして話の本筋には絡まないじゃん。

なんだったんだこの本。

有川浩の著作はほとんど読んでて全部無難に面白い印象だったから、これもそこそこのクオリティが保障されてると思ったけどこんな出来だとは。がっかりだ。

ヒア・カムズ・ザ・サン (講談社文庫)

ヒア・カムズ・ザ・サン (講談社文庫)

 

 

 

 

インフェルノ』上下

著/ダン・ブラウン 訳/越前敏弥 

11月頃に映画を見ていたが、今更原作の方を読んだ。

貸してくれた人から「原作のエンドの方が良い」と聞いていたが確かにその通り。映画は「細菌確保成功!」で終わったが、原作は細菌は実はもう世界中に蔓延していて世界はこれからどう向き合っていくのか?という問いかけを残した。原作の方が人口過剰、疫病といったテーマに正面から向き合った印象。映画は短い時間にエンターテインメントとして昇華した感じ。ていうか映画のコピーの「人類は滅びる 全てはお前次第だ」ってラングドンひとりに責任押し付け過ぎて笑う。映画ラングドン、お疲れさま。

意外だったのが原作ではシエナとラングドンにフラグが立ったこと。映画ではゾブリストに最後まで心酔していたシエナだが、原作ではラングドンを信じ心を開き最後にはちゅーまでしてた。びっくり。

シエナとシンスキーの百合が◎。ああいう考え方とか年齢とか立場とか何もかも違う女性2人が歩み寄る関係性に弱い。

インフェルノ(上) (角川文庫)

インフェルノ(上) (角川文庫)

 

 

 

 

ただ、それだけでよかったんです

著/松村涼哉 

久々のラノベ。文章がありえん下手で正直読み進めることに苦痛すら感じたし設定ちょっと杜撰な気もした。けど、話自体は嫌いじゃなかった。なんというか嫌いになれなかった。

少女漫画とかに多いいじめコンテンツっていじめの内容が大胆だし最後は笑顔で仲直り☆か勧善懲悪みたいなのが多くてどうもフィクション感が拭えなくて好きじゃないんだけど、この本のいじめ、というか菅原拓の心情はなんか生々しくて良いなあって思った。

この本の推薦文にちらっと眼を通したら「仕掛けが~」とか「謎が~」って言われてたけどこれは仕掛けや推理、謎解きの綿密さよりも、粗削りな尖った感性を評価するべき作品じゃないのかな。伏線もクソもないでしょ。不器用だけど必死にもがく菅原拓は悪くなかったよ。

 

 

 

『校閲ガール』

著/宮木あや子

今更ながら読了。完全に時代に乗り遅れ。ドラマは未視聴。

うーん、読みやすい。文章がするする頭に入ってくる。直前までただそれだけで~を読んでた分、なおさら読みやすさに感動。好きだ。

自分に利のある時は媚び、利の無い時はまったく媚びない主人公の一貫したスタンスがとても気持ち良い。仕事は大変だし失敗もするけどそのなかで楽しみとやりがいを見つけ、時には友情をはぐくみ、恋もし……と盛りだくさんで充実した生活を送っててイイネ! 藤岩さんとの友情がたまらん。イエス百合!

宮木あや子は切ない官能小説とウルトラハッピー小説とでだいぶ作風が異なるけど、それでも根底にはこう、ガッツがある。彼女の生み出す女たちは、強い。『校閲ガール』や『憧憬☆カトマンズ』は言わずもがな、『花宵道中』や『白蝶花』とかにも登場人物の根底にはガッツがあった。みんな特別強いわけではなくてほんとうは脆いけれど、精いっぱい踏ん張っていて生きていて、その姿勢はすごくすごく、強いのだ。私も宮木あや子の小説に出てくるような女になりたい。強くなりたい。

あと有森樹李(柚木麻子の『私にふさわしいホテル』の主人公のペンネーム)やガイジン力士と結婚してサイパンに行った子(著者の『憧憬☆カトマンズ』のリカちゃん)が登場してニマニマした。ていうか有森樹李なんて別の著者の本じゃん。ほんと宮木あや子と柚木麻子仲良いな。

校閲ガール (角川文庫)

校閲ガール (角川文庫)

 

 

こんなもんかな。

4月も時間を見つけて読書に励みたい。以上。

 

【内田彩楽曲考察①】只野菜摘先生の楽曲について

 *はじめに*

内田彩さんをリスペクトして全角アスタリスク*を付けてみました。)

内田彩さん、喉の完治おめでとうございます。ほんとうに嬉しいです。

SUMILE SMILEのリリイベに参加できて本人の口から聞けたことも嬉しかったです。

何か月前の話題だよって感じですね。この記事を書き始めてもうnか月経ってます。

久々に見た生のうっちーは楽しそうで、エネルギーで満ちていて、ああ元気になってくれてよかったなあと心底思いました。

 

さて、このたびは内田彩楽曲を聞きながら考えてたことを、内田彩さん自身の発言を交えながら只野菜摘先生の楽曲②マイナスを肯定する楽曲③恋愛ソングの3回に分けてつらつらと書いていきます。

まずこの記事を書くきっかけになったのが「あれ?只野菜摘先生の描く歌詞って一貫したメッセージがあるのでは?」という気づきでした。

なので第一弾の今回は、只野菜摘先生の楽曲であるピンク・マゼンダ、SUMILE SMILE、Blooming!(+おまけでDaydream)についてお話します。

全体を通しての今回のブログのテーマは「宝箱」でして、内田彩楽曲に触れる時のキラキラした気持ちを記事に詰め込めたらなあと思います。

 では早速楽曲に触れていきましょ~

 

 

♡ピンク・マゼンダ

作詞:只野菜摘 作曲・編曲:坂部剛

この曲の主題は「生きてくうえで絶対ある辛いこと嫌な記憶も、ピンクの気持ちで包み込んでずっといっしょに生きていこう」だと私は捉えています。

ピンクの気持ちというのは私の造語に過ぎません。この歌の女の子がピンク色を見つけたときの、ささやかだけど嬉しい気持ちのことを勝手にピンクの気持ちと呼ぶことにします。

では先ほど提示した主題をひとつひとつ紐解いていきます。

まず、この歌の女の子は生まれたときからピンク色が大好きで、日常のなかにふとピンク色を見つけると幸せになれる感性を持っています。

夜明けがブルーにローズなだけで上機嫌だった

たとえば二番のここは、女の子のピンクへの想いがわかりやすく描かれています。夜明けの空の藍色のなかに、ほんのりピンク色を見つけただけで嬉しい気持ちになった、と。きれいな描写ですね。大好きです。

内田彩さんもピンクという色に対して、武道館の円盤発売記念イベントで

「ピンクは女の子を素敵な気持ちにする色」

2017.01.29 AYA UCHIDA Comlete LIVE~COLORS~ Blu-ray発売記念イベント

このように発言なさっていました。

私はこの女の子の気持ちがなんとなくわかるんですけど、みなさんはどうでしょうか。こういうのって女子特有なんですかね。男女で脳の仕組みが違う、と理解を放棄する考え方が私は嫌いなのでなるべく性別関係なくこの気持ちを共有したいと思うのですが。

また、ピンクが嬉しい・幸せなことの象徴であるのとは反対に、嫌なことを象徴する色は「灰」だとしています。

争いあうことや 憎しみあうことで

この世界は灰になってしまう

ピンク(嬉しいこと)⇔灰(嫌なこと)」という対比ですね。

そして、この女の子は灰な出来事にもピンクの気持ちで対応しています。

そのタクシーは自分のだって言う人に逢った

にっこり笑顔でかえした バツが悪くなるくらいの

桃いろのバツをつけて先を譲る

自分が先にタクシーを先に待っていたのに、後から来た人に「そのタクシーは自分のだ」と言われ、嫌な気持ちになった(灰な出来事)。でも、イラッとした態度は表に出さず、逆に相手がバツが悪くなるくらいの笑顔でその人にタクシーを譲った(桃いろのバツをつける)。

こうやって嫌なことを、笑顔で跳ね返すのがこの歌の女の子の“強さ”であり、核なのだと思います。そしてその強さ、核がどこに由来しているかというと、ピンクの気持ち。ピンク色を見つけたときの、嬉しい気持ち。その気持ちを忘れないようにしているから、灰に出会っても戦うことができる。

“笑顔で跳ね返す”、SUMILE SMILEに繋がりそうですね…。 

荒野に咲く花みつけて はっとして泣くように

ここも嫌な気持ちで塞ぎ込んでいるとき(荒野)に、なにかのきっかけがあってピンクの気持ちになった・思い出した(花を見つけた)とかで、はっと我に返ったというか。

 

きっと、この女の子今までの人生は嬉しいことも嫌なことも全部ピンクといっしょだったのでしょう。

サビのフレーズを集めてみました。サビではこの歌の女の子の抽象的な人生のスタンスが語られています。さすがサビ。

ピンクを混ぜるんだ

(灰の気持ちもピンクの気持ちと混ぜ合わせることで緩和するんだ)

ピンクで包むんだ

(灰の気持ちもピンクの気持ちで暖かく包み込むんだ)

ピンクで癒すんだ

(灰の気持ち、傷ついた心もピンクの気持ちで修復するんだ)

ピンクで生きるんだ

(ピンクの気持ちを持ち続けて生きるんだ)

こんな感じでしょうか。灰の気持ちを全否定するのではなく、ピンクの気持ちをぶつけることで灰の気持ちと上手く付き合おうとしている点がポイントです。

そして逆に、Cメロでは灰をピンクの気持ちで乗り越えた具体例が挙がります。

淋しくなるたび噛んでた親指

ぼろぼろ 愛しいクロゼットのぬいぐるみ

きみが好きだったカシスのジェラート 舌までピンクだった

初めて試した小さな水着や

失恋して封印したワンピや

この部分、この楽曲のなかで一番好きな部分なんですけど、よく見ると全部マイナスな物の羅列なんですよ。

淋しくなるたび噛んでた親指

ぼろぼろ愛しいクロゼットの(=引退してる)ぬいぐるみ

・きみが好きだった(過去形)カシスのジェラート

・初めて試した小さな(今はもう入らない)水着

失恋して封印したワンピ

といった具合に。全部甘酸っぱくて、苦い思い出を含んだ物です。

でも、それらを

全部捨てきれはしないよ キラキラしてた

で結びつけてるんです。

ふつう、嫌な想い出って忘れたいし、消したいじゃないですか。でもこの女の子は違う。嫌な想い出も、灰の出来事もキラキラしていた。だから、捨てない。捨てられない。嫌なこともぜんぶ、大切に抱きかかえながら、これからも生きていくよ、って。

サビのフレーズもそうですが、嫌な灰の出来事を消すんじゃなくて、受け入れて人生を共に歩んでいく、という考え方が根幹にあると思います。

こういう訳で先述した主題「生きてくうえで絶対ある辛いこと嫌なことも、ピンクの気持ちで包み込んでずっといっしょに生きていこう」に辿りつきます。

どうでしょう、ピンク・マゼンダ解釈は伝わりましたでしょうか。私はこの曲が大好きでして、ブログのIDはpnkmgndだしツイッターのIDはpnk_mgndです。武道館の物販でピンク・マゼンダミラーが発売されたときは嬉しかったなあ。ライブ定番曲ではないけれど、ピンク・マゼンダはうっちーに忘れられてないんだ、って。デザインが剝がれないようにトップコートを塗って大切に使っています。

最後に内田彩さんの一番好きなツイートを貼っておきます。

ピンク・マゼンダに関しては以上です。

 

 

♡SUMILE SMILE

作詞:只野菜摘 作曲・編曲:持田裕輔

最初にSUMILE SMILEについて綺麗にまとまっている記事を紹介します。ご一読願いたいです。

amadamu.hatenablog.com

SUMILE SMILE発売にあたって内田彩さんの意図が多くのソースを用いてまとめられています。

この記事を読めば内田彩さんの見解についてはわかるので私は詳しくは供述しません。

めっちゃ雑にまとめると笑顔の裏に見せる表情こそがこの作品で表現したかったこと”といったことが書いてあります。

 

では、本題、SUMILE SMILEの歌詞のお話へ参りましょう。

SUMILE SMILEにもピンク・マゼンダと似たメッセージ性を感じる歌詞が散見しています。

いとしさや誓いや勇気

いろんな涙もあるということ

頷くだけで こぼれちゃいそうだよ 

抱きしめながらSMILEで 歩いて行こう

言葉より多くつたわる

いろんな涙もあるということ

空むかないと こぼれちゃいそうだよ

抱きしめながらSMILEで 歩いて行こう

やはり、涙(ピンク・マゼンダで言う灰の出来事)を否定するのではなく、受け入れ抱きしめていっしょに生きていこう、といったことを歌っています。

また、涙を嫌なものとして一括するのではなく「いとしさ」「誓い」「勇気」とほかの感情に言い換えたり、「言葉より多くつたわる」と肯定したりしています。

内田彩さんもブログにてこの部分に言及しています。

スミレの花言葉は「小さなしあわせ」*
涙の数だけ小さな幸せに気付く事ができるようになるし、幸せに気づいた数だけ笑顔になれる☺︎
辛い事なんて生きていれば誰にでも起こる、自分だけに降りかかる特別なことでも何でも無いから、ごまかさないで『抱きしめながらSMILEで歩いていこう』と前を向ける人が小さなしあわせに気付けて結果的に笑顔になれるんだね♪

めちゃめちゃ核心的なこと言ってますね。辛い事に対して「自分だけに降りかかる特別なことでも何でも無い」って言ってのける姿勢、パネェっすね。全国の不幸自慢悲劇のヒロインメンヘラどもに音読させたいです。

また、Cメロを見てみましょう。

ハートにしみこむ涙が 紫のあざを残してる

表情は噓をつけないよ きれいに笑わなくてもいい

笑顔をつくって、ごまかすなんて できないね きっと

ここ、私はいままで「適当にヘラヘラして逃げてんじゃねえ!面上げろ!!」みたいなメッセージかと思って、笑ってごまかして生きてる女子大生としては聞くたびにダメージをくらってました。

でも、最近考え直しました。この部分、「泣きたいときは泣いていいんだよ。涙は悪いものじゃないから」「辛いのに無理して笑うくらいなら、思いっきり泣いていいよ」って意味かもしれない。

だってさんざん涙の存在を肯定してる訳だしそっちの方が自然だよね。年を取ると笑顔でいる方が人間関係を円滑に進められることに気付いて意味もなくヘラヘラしちゃうよね。面白くなくてもニコニコしてさ、嫌なこと言われても笑いながら「申し訳ございません」なんて謝ってさ。ほんとうはもっと不愛想になりたいし、怒りたいし、落ち込みたいのに。

そうやって、内側に押し込めてしまったほんとうの自分の感情を、SUMILE SMILEは、肯定してくれるんだ。

 

ところで、SUMILE SMILEを聞いて誰もが一度は考えるのが「YOU」「きみ」は誰だ?ってことだと思います。

私の結論を言います。

「YOU」「きみ」に正解はない。

一応いろいろ考えてみました。オタク説、キャラクター説、存在しない説…など。しかしどの仮説で話を進めても、フレーズ単体ではうまくいっても一曲を通してだと矛盾が生じるんですよ。

でも、きっとそれでいいんです。きっとこの「YOU」「きみ」には正解がないのが、正解なんです。

内田彩さんも

「それぞれのSUMILE SMILEを見つけて欲しい」

(2017.01.22「SUMILE SMILE」発売記念SPECIALイベント in とらのあな)

っておっしゃってましたもん。

この、なにを当てはめても矛盾が生じるのは意図的なものなのでしょう。

聞き手に想像の余地を与えるための只野菜摘先生の工夫であり、遊び心だと思います。

だって、正解がないってことは、逆に考えれば「YOU」「きみ」になんでも自由に当てはめられるから。

↓たとえば、これは内田彩さんを小舟オタクを湖と仮定した絵です。私が描きました。ワハハ

f:id:pnkmgnd:20170125224908j:plainこの部分の歌詞を想定しました。

湖の小舟のように

想い出を揺らしながら進む

内田彩さんを小舟、オタクを湖という表現はちょっといろいろ省略し過ぎましたね。

もっと厳密には

・アーティストという孤独な道をひとりで進む内田彩さん“小舟”

・共に歩むことはできないけれど見えないところで彼女を支えられるオタク“湖”

ということです。

「オタクは内田彩さんの小舟に同乗することはできないけれど、湖になることで彼女の航海を進みやすいものにすることはできるよ」みたいな。

ほかにも、この部分を

私も出会った誰かの湖に

スマイルをうつしていけるなら

風が吹き 散り乱れても

消えることない強さでいたい

“誰かの湖”オタクの心の比喩だとすると、「オタクを笑顔にできるなら、辛いことがあってもアーティスト活動頑張れるよ!」ってことだと捉えられると思います。

いつまでも香りが残る

いろんな笑顔があるということ

教えてくれたきみを忘れない

一緒にいる 同じ夢の隣に

これとかさぁ、もうさぁ、「一緒にいる 同じ夢の隣に」とか、自分のことだと思わないと損じゃない?!彩がさ、ここ歌うときにオタクのことを考えてくれてたらめっちゃ嬉しくない?!さっきオタクは小舟に同乗できない湖に過ぎないって言ったけど、それでも!彩は同じ夢の隣に一緒にいるって歌ってくれてんだよ!もうそういうことでいいじゃん!難しく解釈するのやめようよ!

……なんていうか、SUMILE SMILEは、こうやって要所要所で自分の都合の良いように解釈するのが一番楽しいんだと思います。前まで私はSUMILE SMILEを聞くと心を抉られよく気が滅入ってたのですが、それは内田彩さんの望むSUMILE SMILEの嗜み方ではなかったでしょう。

もうSUMILE SMILEを聞いて鬱になるのはやめます。

これからはSUMILE SMILEを聞いて、勝手に切り取って勝手に都合よく解釈して勝手に救われます。

これが、私のSUMILE SMILEです。 

 

 

♡Blooming!

作詞:只野菜摘 作曲・編曲:持田裕輔

ピンク・マゼンダとSUMILE SMILEが重過ぎて一番最後に回してしまいました。

この曲の歌詞はピンク・マゼンダとSUMILE SMILEの影がチラ見えして楽しいです。

たとえばここ。

冬の寒さも 抱きしめていた想い出も

輝いている 無駄ではないと

“冬の寒さ”は辛い時の比喩でしょう。花にとって冬は辛いもんね。人間にとっても辛い。

“抱きしめていた想い出”はきっと嫌な想い出なのでしょう。SUMILE SMILEでも涙を抱きしめていました。只野菜摘先生は嫌なことを抱きしめるのが好きなのでしょうか。

で、その“冬の寒さ”・“抱きしめていた想い出”も、“輝いている”・“無駄ではない”、と。

これ、ピンク・マゼンダのCメロの結び(“全部捨てきれはしないよ キラキラしてた”)と全く同じ構成ですね。輝いているとキラキラしてたなんてほぼ同義だし。

夜明けと日暮れがある

いい時ばかりじゃない

めぐりめぐっているこの星に

 夜明け(花にとって成長が始まる瞬間=いい時)と日暮れ(花にとって成長が終わる瞬間=悪い時)がある。いい時ばかりじゃない、いい時と悪い時がある。そして、この星ではそのいい時と悪い時がめぐりめぐっている、と。

やはり悪い時を無くそう、避けようとする考え方ではなく、悪い時があるのは仕方がないし必然でもあるからそれと上手に付き合おう、というスタンスを感じられます。

 (この考え方はフォロワーさんが教えてくれました、ありがとうございました!)

Blooming!に関してはこんなもんですかね。

内田彩さんのインタビューを読んでもあまり小難しいことは言ってないし、どちらかというとアップルミントからの続きなので内田彩さん自身もそちらに目がいっている感じでした。

 

 

【おまけ】Daydream

作詞:中村彼方 作曲・編曲:坂部剛

ピンク・マゼンダの姉妹曲として捉えてるのでこの曲について最後に少しだけ。

この曲でピンポイントで大好きな歌詞がありまして、

たぶん忘れてたのは

思い出じゃなくって 鍵の在り処だった

この部分です。

「思い出を忘れた」のではなく、「思い出を呼び覚ますための“鍵の場所(きっかけ)”を忘れてただけで、思い出は自分の中にちゃんとある」というメッセージだと捉えています。

千と千尋の神隠し』の「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで…」っていう銭婆の台詞と似たことを言っているのかなあって。

私はこの「思い出の鍵」的役割をブログに担わせているので、この歌詞はブログの説明文にも採用しました。知らない人が見たらポエマーっぽくなっちゃうけど。

内田彩さんのインタビューを見たところ、Daydreamの歌詞に言及してることは少ない曲なのでドンシンクフィーリン系の楽曲かなと思います。これ以上Daydreamについて話すのは野暮なんでこれで終わりです。

 

 

*おわりに*

と、いう訳で今回の記事で言及する内田彩楽曲は以上です。

結論としましては

只野菜摘先生は悪い時を否定せず、受け入れて自分の一部として生きていこう、という考え方を持ってらっしゃる

といったところでしょうか。

只野菜摘先生のほかのアーティストの楽曲は少ししか知らないのですが、内田彩さんを通してはそういったことを伝えたいのかな、と思います。先生のメッセージ、しっかり胸に響いたぜ!

フォロワーさんが素敵なこと言ってたんで勝手に引用します。事後報告でいいや。嫌がられたら消しとこ。

 

  最後に書いてある「女子羨ましい」というのは、ピンク・マゼンダを聞くと女の子の甘酸っぱいほろ苦い感情のことを想って泣きそうになる気持ちのことだそうです。

女子羨ましいはよくわかりませんが、それ以外は素敵な意見だしその通りだと思いました。内田彩さんの楽曲は嫌な気持ちのことを無いものとして扱わないからこそ、私たちの心に優しく染み渡るんでしょうね。

で、今回は只野菜摘先生の楽曲にのみ注目したのですが、次のブログでは只野菜摘先生以外が作詞した内田彩楽曲のうち似たスタンスを感じる曲たちに触れていきたいです。ほかの楽曲でも結構マイナスな状態を肯定してるよね。泣きべそパンダ、Merry GO、スニーカーフューチャーガール、絶望アンバランスらへんですね。いつ投稿できるかは不明です。

 

それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

おわり!

秩父自動車学校に恋をした。

今日、秩父自動車学校を卒業した。

 

普通自動車の免許を取得しに秩父自動車学校へ合宿に行った。友達ふたりと私の計三人で。

大好きな「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない(あの花)」の聖地だから、というオタクな理由で秩父を選んだ。

 

この二週間で信じられないほど秩父に詳しくなった。秩父が大好きになった。

あの花の聖地で有名な定林寺を地元民のように「十七番」と呼ぶようになった。買い出しに行くドラッグストアまでの近道を自分たちで見つけた。羊山公園から見下ろす昼の秩父の町の暖かさも、ミューズパークの山道から見る夜の秩父の町の輝きも知っている。秩父駅から西武秩父駅まで地図を見ないで歩くことだってできる。路上で「ここを自転車で通ると風が気持ちいいんですよ~」なんて教官に笑ってみせたこともあった。

秩父の人は優しい。あの花のスタンプラリーで行った酒屋さんはこっそり岡田摩里さん(じんたん)の家を教えてくれた。地元の人しか知らない情報だ。農家の知らないおばちゃんも和菓子屋のおばあちゃんも優しく話しかけてくれた。友達は知らないおじちゃんにも話しかけられたそうだ。私たちに優しかったのは観光客だから、というのもあると思うがそれでもとても嬉しかった。

私は引っ越しを繰り返したせいで地元が無いので、こうして地域に密着できるのがすごく憧れだった。たった二週間だけど、秩父に詳しくなって、好きになれて、そんな自分が誇らしい。正直、いま自分が住んでいるところよりも秩父が好きだし秩父に愛着を感じている。

 

そして、秩父の町と同じくらい、秩父自動車学校が好きだ。

ほんとうに、みんな、優しかった。

甘い教官が多かったわけではない。厳しさのなかに優しさがある教官が多かった。

私は運転がびっくりするほどへたくそで、多くの教官に迷惑をかけた。そしてその分だけかわいがってもらった。ノロ過ぎて「クリープ現象」なんて呼ばれたりもした。

仮免に合格し路上に上がってからは、梅が綺麗な聖地公園、ゲームみたいで運転してて楽しいセメント工場、幽霊が出そうで恐ろしい山道など秩父のたくさんの素敵なところに連れて行ってもらった。サプライズで秩父橋(あの花の聖地)に連れて行ってもらったときはほんとうに嬉しかった。教官は生まれも育ちも秩父の人が多くて、みんなが秩父を大好きだった。私たちに秩父を好きになってもらおうと色々教えてくれた。その気持ちが暖かかった。

 

私のよく当たった教官は一年目の若い人で、指摘が細かく口うるさかった。注意されたときは「ほかの教官はこんなとこまで見てないのに!」なんて口ごたえしてしまったけど、細かいところまで見てくれる姿勢は有難かったし素直に好きだった。指示内容や教えてくれる事柄がわかりやすかったので一年目と知ったときは本気で驚いた。別れ際に「あんだけ色々言われたけど卒検一発で受かりました~w」しか言えなくて少し後悔してる。ほんとはもっと感謝の気持ちとか伝えたかったのになあ。たぶん伝わってないんだろうなあ。この気持ちは教習所マジックでもガチ恋でもない。

ほかの教官も、ほんとうに、みんな良い人だった。初っ端しか当たらなかった厳しい年配の教官は二週間ずっと私の心配をしてくれた。彼は構内の外周すらロクに走れない私しか知らないから、路上を走りS字クランクや縦列駐車もできるようになった私を見せてあげたかった。ほかにも服や前髪の小さな差に気付く教官も、私を見かける度にちょっかい出してくれる教官も、心理学のこと・そこから鑑みる私のことを教えてくれる教官も、「そりゃおめぇ○○したら××だろうよ!」構文をよく使う教官も、モンハンの話にノッてくれる教官も、私の運転を「イライラする!一番嫌い!」って怒る教官もみんな好きだ。

私はほんっとうに運転が下手で「夕日見てんじゃねえ!」とか「自転車乗れるんですか?」とか「学科はできても運転に活かせない頭でっかち」とか多くの教官に色々怒られたし煽られた。でも、全部愛情が感じられたから全然嫌じゃなかった。生徒に対して優しく甘く当たるのは簡単なんだよ。でもほんとうの優しさってきっとそういうものじゃない。成長して欲しいから厳しく当たってくれてるんだなあって。そんな、真の優しさを感じさせる教官の多い自動車学校だった。

 

自分の話になるが、私は集団の塾で講師のアルバイトをしている。ついこないだまで馬鹿な高校生だったのにすっかり「先生」「大人」と扱われるようになった。アルバイトは楽しいが、まだまだ未熟で子供な自分が大人として扱われることにはギャップを感じていた。

だから、この二週間秩父自動車学校で思いっきり子供扱いされたのがすごく身に染みて嬉しかった。友達とバカ騒ぎして、教官に笑われて、あー高校生に戻ったみたいだなあって。東京で生活してるときのキャラとか予定とか身分とか役割とかそういうの全部投げ捨てて二週間全力で「子供」を演じられるのが幸せだった。

もしかしたらこの二週間が、全力で「子供」でいられる最後の期間だったのかもしれない。

 

話がうまくまとまらないが、このように私は秩父自動車学校が大好きだ。

事務の不愛想に見えて笑顔がかわいいお姉さんも、豪快に送迎バスを運転しちゃうお姉さんも、給料日にテンションが上がってるお掃除のおばちゃんも好きだ。

 

でも、こんなに好きだけど、秩父自動車学校は私の帰る場所ではない。

それがたまらなく寂しい。

中学高校は帰れる場所だけれど、秩父自動車学校は違う。私はたった二週間だけのゲストに過ぎない。

教官たちだって今は私たちの名前や性格を覚えてくれてるけど、しばらくしたらすぐ忘れるだろう。仕方ない。それが彼らの職業であり、私たちは多くいる客の一部に過ぎないのだから。どうせ忘れられてるなら学校に顔を出しづらいし、きっとこんだけお世話になった教官たちにもう人生で会うことはないんだろうなあ。今生の別れじゃん。つら。

向こうに忘れられても、私はきっといつまでも教官たちが大好きで、秩父自動車学校が大好きで、秩父が大好きだ。

なのに、好きって気持ちも、ありがとうって気持ちも、全然伝えられなかった。

忘れられる存在なら、せめて気持ちだけでも残せればよかったのになあ。

たった二週間だけどたくさん教えてくれて、怒ってくれて、かわいがってくれて、甘えさせてくれて、感謝しているのに。

もっと色々言いたいことがあったのにね。

この切ない気持ちをなにかに例えるとしたら、「恋」が一番近いなって話に友達となった。そんで「秩父自動車学校に恋をした」というブログをいま書いている。ウケる。

向こうの誰かが秩父自動車学校でエゴサして目に留まればいいのに、なんてずるいことも考えている。教習所側の人間が読んだら爆速で特定できると思う。

 

さて、ここまでの文章は秩父から池袋に向かう特急の中で書いていた。

ここからは都内の家で書いている。

 

池袋に降りた途端人の多さや喧噪に驚かされた。

でも、すぐに馴染んできて「そういえばこれが私の日常だったなあ」と納得してしまった。

秩父のゆったりと流れる時間に慣れたつもりだったけど、この慌ただしい東京での時間の流れ方に体はやっぱり馴染むのだった。

私は秩父の人間にはなっていなかった。最寄りに降りて、秩父で過ごした二週間は無かったみたいに慣れた足取りで家に帰る自分にびっくりした。どんなに秩父を好きにはなっても、私はどこまでも地元を持たない、しがない東京の人間なのだ。

友達と三人で早起きして、自動車学校に行って、授業受けて、車乗って、勉強に苦労して、夜はモンハンして…なんて日々が日常だと勘違いしてしまったけど、あっちが非日常だった。悲しいなあ。ほんと、“夢みたい”な二週間だった。

 

たくさん甘えさせてくれてありがとう、秩父。そして秩父自動車学校。

 

きっと私はこれからも地元が無い東京の人間として、なにかに追われながら生きていくんだろうな。

 

 

 

おわり。

 

 

【でんぱ組.inc】またまた夢がここから始まるよっ!【in 武道館】


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う…うぐ…うぇっ……

 

ライブが終わると「ここが良かった」「あそこが工夫されてた」と感想をすぐ語りたがる病なんですけど、今日は…なんかもう思うところが多くて…うっ……うええ……

 

でんぱ組.inc解散説を一瞬でも信じた私がバカだった。

 

ごめん。

 

そしてありがとう。

 

でんぱ組.incずっといっしょだよ!

 

 

と、まあドバドバ泣いてポエミーモードなんですけど、記憶が薄れないうちに頑張っていろいろ書いていきたい。です。

 

1.W.W.D

うえええ~~~~もう一曲目からガチ泣きしたよ~~~~~(;;)

もうほんと、「泣けた~w」とかじゃなくてガチ泣きした。

会場が暗くなって、オープニングが流れてさ。オープニングがまた感情を揺さぶる系の曲、なんだろ、なんか、こう感動系の曲でもうオープニングだけで泣きそうになってたんだけど、その後にさ。キイイィィインみたいなあの音が聞こえて。そう、WWDのイントロ。あの音が聞こえてさ。オープニングだけで泣きかけてたのに一瞬で泣いたよね。人間こんな瞬時に涙吹き出すのかってびっくりしたよ。泣き過ぎて曲中のでんぱ組MIXまともに言えなかったもん。「みぃん!りざ!ねヴ!ヴぇい!もぁビンギーでんばぐみ!!」ってなったもん。

私はもともとフォロワーに勧められてWWDを聞いてでんぱ組.incを好きになりました。だからでんぱ曲のなかでもWWDが特に大好きで思い入れがあるんですけど、過去行ったでんぱライブではWWDは結構「定番曲」みたいな扱いで、そんな気合入ってなかったんですね。前の記事で言ったけど幕張では謎のスペシャルアレンジされたし。披露してくれるのは嬉しいけど、ほんとはもっと2013年のzepp tokyoでのライブ(下記リンク)みたいに、メンバーがこの曲に想いを乗せて歌ってるWWDが聞きたかった。その夢が、やっと叶ったんですよ。嬉しかった。でんぱ組.incさんが、WWDに想いを乗せて、歌ってる。ほんとうに嬉しかった。

想いを乗せて歌うのって、きっとすごいエネルギーが必要で、想いなんて乗せないで「定番曲」として作業のように歌って踊る方が楽なんですよ。でも、彼女たちは、今日、WWDを一曲目に選んでくれた。想いを乗せて歌ってくれた。ほんとうに、ありがとう。

りさちーが台詞パート終わって向き合って頭なでるところエモ過ぎるし、ねむきゅんには幸せになってもらいたいし、あーなんかもーほんとよかった。

前山田健一さん、WWDを作ってくれてほんとうにありがとう。

↓という訳で、公式様の2013年zepp tokyoでのWWD。曲前の独白を聞くともっと泣ける。

youtu.be

 

2.ちゅるりちゅるりら

 

3.きみも絶対降参しないで進まなくちゃ!

ぶっちゃけこれまともに音源聞いたことないんでいい加減聞かなきゃと思いました。

「絶対、って言葉を安易に使うな」って説教する老人とかよく見かけるけど、私は「絶対大丈夫だよ!」とか根拠もないのに絶対を使って励ましてくれる人が結構好きです。絶対、良くも悪くもパワーのある言葉だよね。

 

4.最Ψ最好調

 

5.サクラあっぱれーしょん

どこか冷静な自分「いや定番曲序盤でやり過ぎやろw」

 

6.くちづけキボンヌ

これフル披露したのめっちゃ意外でした。もがピン加入前の曲だし定番曲って訳でもないし幕張ではメドレーに組み込まれてたし。

昔の曲もやります定番曲だけじゃありません見ててください、みたいな心意気を感じた。

一瞬の永遠は 続かないものね

 

 

7.キラキラチューン

口上を練習していったのでフル披露嬉しかったです!私がさっきから言ってる「でんぱ組.incずっといっしょだよ!」はキラチュンの口上の一部です。

この口上ってファンが編み出したものなんですけど、これが今回モニターにも表示されたんですよね。つまり、口上が公式からのメッセージでもあるとすると、

未来へ向かって 駈け出そう

でんぱ組.inc ずっと いっしょだよ

うーん、エモいですねえ。でんぱ組.inc、ずっといっしょだよ。

ついでにキラチュンの歌詞

一生忘れられないような そんな日になる気がしてる

つないだ手 ちゃんとつかまっていてね?

くちづけキボンヌからの流れと言い、セトリと歌詞からなんとなく今回の公演のメッセージが見えてきた気がする。

ちなみにライブ中は全くこのメッセージ性に気付かなかった。ガハハ

 

映像(BGM あした地球がこなごなになっても)

私の大好きな「あした地球がこなごなになっても」がここでBGMに使われてたんで、今日は披露はナシか…と絶望しました。本編とは関係ないんですけど、地球が好き過ぎるんでちょっと語ろうと思います。関係ないんで文字の色変えないでおきます。忘れてるんじゃありません。わざとです。

で。WWDやWWDⅡでは「弱さ」や「マイナス」を武器に歌ってたでんぱ組.incさんが、この曲では

“私ってちょっと強くなったと思うよ

って歌ってるんですよ。

あんなに後ろ向きで孤独だったのに、それが売りだったのに、自分のことを「強くなった」って言えるようになるとは…成長したね…。

で、成長したなと思ったらその後に

“強がりばかり くたくたになって 泣いちゃうこともあるからさ

ぎゅっと抱き寄せて それだけなの それだけなのお願い”

“無理してるの? 無理してるよごめんね”

と弱さを見せてくるんですよ…この強さと儚さが同居してるところがほんとグッとくる曲で…

成長して、大人になって、取り繕うことはうまくなってもさ、結局根っこのところは変わらなくて、変われなくて、弱いままだったりするよね。

この曲をフルで生で聞くまで死ねない、って思ってるのにこのままだと不死になっちゃいそう。

 

8.Dear☆Stageへようこそ♡

オタクが田中の語りに「俺もー!!」って言ってたけど、我々にはでんぱライブというたまの幸せがあるやんけ!と思った。

昨日読んだみりんちゃんの「ディアステは入りにくいけど、一度踏み入れれば病みつきになる。でんぱ組もそういうグループになりたい。好きになるハードルを下げたくない、大衆的になりたくない」ってインタビューを思い出してた。

そう思うと、今日選りすぐりの曲のなかでこの曲があったのは「一歩踏み入れてくれてありがとう!」みたいなメッセージもあったのかな。考え過ぎかな。

 

9.でんでんぱっしょん

いやだからブチ上がりソング早くね?

 

10.でんぱれーどJAPAN

いやだからブチ上がりソングry

ハジマリ!つって終わったけど中盤でハジマリ!って言われましても…って思った(無粋)

 

11.W.W.DⅡ

わたし!!!この曲の良さを1mmも理解できてなかった!!!!今日!!!!今日やっと気づいたの!!!!!この曲のライブ構成に!!!!!!PVは何度か見たことあったし音源持ってるから何度も聞いてカラオケでも歌ってたけど!!!たしかにライブ映像見たことなかったわ!!!!!

気付かなかったポイント

・心を閉ざした組(みりんねむもがピン)と訴える(えい)と中間(りさちー)に分かれてる

いやほんと気付かなかった。

りさちーとえいたそは基本的にマイナスな歌詞がないし、一番のBメロではみりねむもがピンが四人で並んで心を閉ざして、少し離れた場所にえいたそとりさちーが立ってる。

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(ほかのWWDⅡでの様子)

病んでるみりねむもがピンにえいたそが「ねえこのままでいいの?」と聞くけどりさちーに「私だって誰も必要じゃなかった」と止められる。

次の「やっぱりきれいごとじゃん」みたいなパートでもみんなマイナスなことをぶつぶつ言ってるなかえいたそだけ「前みたいにわいわい楽しくやっていこうよ!」って言ってて、りさちーはだんまりで、「私って必要なのかな…」のメンヘラパートもえいたそりさちーはだんまり。

で、その後りさちーが「うるさーいもういい加減にして!」「本音で話し合ったらいいじゃん ケンカをして泣けばいいじゃん」と怒鳴り散らす。この部分がSUMILE SMILEの記事のときに話した歌詞における“転機イベント”になる。これをきっかけにメンバーの目が覚める。

という構成だった。まーーーーーーじで今まで気づかなかった。

そして次のポイントはこれ。

・もがピン加入シーンの再現

まじで気付かなかった。いやまじで。私の目はどこについてるんだ?今日見ながら「いや3期加入シーンの再現じゃん!!!」とびっくりした。もがピンしゅきい。画像参照すんのが面倒いので説明はこれだけ。

…WWDⅡ語り飽きました。WWDⅡについての言及はこれで終わり。(こんなんだからみんりは気分屋と友達に怒られる)

 

独白

あの…これでほんとに泣いて泣いて涙が枯れたんですよ…

MCを全部暗記するタイプのオタクが全文ツイッターにあげてたりしねえかなと期待したけど、見つからなかったので自分の記憶を頼りに書いてきます。

まず、りさちーがリーダーらしく

「ひとりひとり言いたいことを一生懸命考えてきたので、不器用だけど聞いてやってください」

って上ずった声で言うんよ…もう泣いちゃうじゃん?

で、加入順の逆から一言。(自分の印象に残ったところメモだから参考にはしないでください)

彩音「最近はちゃんと自分の言葉で喋れるようになった」「でんぱ組.incが好き」

もが「地味な僕が居場所を見つけられて、これまでの道は決して楽なものではなかったけど、でんぱ組.incに入ってよかった」

えいたそ「みんなを明るく照らしたいという思いは昔から変わらない」「昔はほんとはソロで活動したかった。でも、今ではでんぱ組.inc以外なんて考えられない」「アイドルは応援すべきであって、応援してください、って言うのは苦手だけど。今日だけは」「でんぱ組.incをこれからも応援してください」

みりん「わたしは、でんぱ組.incをあきらめません」

あの、ちょっと、ねむきゅんとりさちーが思い出せないんだけど、別に微妙だったとかそういう訳ではなくてですねえ、えっとその…。

成瀬瑛美さんが強過ぎた。

もがピンでも推しが一二で出てくるもんだからその時点でダバダバ泣いて、おつサマ用に首にかけてたタオルは完全に涙拭くようのタオルになってたんだけど、いやそれにしても、えいたそが強過ぎた。

えいたそっていっつもニコニコしてて周りを照らす存在なんだけどさ、そのえいたそが「ほんとはソロで活動したかった」ってマイナスな発言をしてから、そメンバーの立つ後ろを振り返って涙声で「でも、今ではでんぱ組.inc以外なんて考えられない」なんて言うからさあ…泣いちゃうよお…しかも「アイドルは応援すべきであって、応援してくださいって言うのは苦手」「だけど今日だけは言わせてください。」「“でんぱ組.incをこれからも応援してください”」みたいなことを言うから…逆説使いのプロかよ…マイナス発言のあとに逆説で結んでプラス発言されたらガバガバ泣いちゃうよ……

みりんちゃんが何話してたかあんま覚えてないんだけど、「わたしは、でんぱ組.incをあきらめません」はすっごい覚えてる。かっこよかった。光ってた。でんぱ組.incは何があっても、大丈夫って確信できた。あれは確かに、センターの輝きだった。

えいたそが強かったからえいたそのこと語っちゃったけど、まとめると「ひとりひとりのでんぱ組.incへの想い」を語ってた。

りさちーが「六人みんな考え方が違うしケンカもよくするけど、でんぱ組.incが好きって気持ちは同じです」みたいなこと言って〆てて。みんな言葉は違うけど、「でんぱ組.incが好きで、これからもこの六人で、でんぱ組.incとして活動したい」って想いは同じだった。ほんとに、良かった。

解散説を一瞬でも信じた自分が恥ずかしかった。

WWDBESTの歌詞見るまでは正直結構心配しちゃってた。だって、でんぱ組.incさん結構良い年だし。ベストも出して、武道館でライブして……あれ?解散には最適のタイミングじゃない?って。

でも違った。

でんぱ組.incさんはちゃんと前に進むんだ。でんぱ組.incをあきらめないんだ。

きっとこれから年齢は増して体は動かなくなる一方だし、これ以上売れるとは限らないし、この先解散しちゃった方が平穏で楽な人生送れると思う。

だけど、でんぱ組.incは、

終わりなんて来ないって 笑ってあげる

私たちに、笑ってくれるんだ。

 

13.WWDBEST

と、いう訳で。いまのでんぱ組.incさんの気持ちを乗せたWWDBEST!ですよ!

独白で「これからも頑張る」っていうメンバーの意思表示を受けてから、この曲聞くと、もうね、ダメ。涙止まらない。丁寧にモニターに歌詞表示しれくれるし。

戻れない前世より カミサマ次第の来世より

このセカイ 愛してたいっ

今いる現実の全肯定。

あのね 終わりなんて来ないって 笑ってあげる

こどもじゃないもん><とか言ってる子どものピンキーが大人っぽく笑ってくれるから…もう…すきぃ……こんなに力強く未来を肯定してくれる歌詞ほかにある?

会えなくなって初めて気づくような

想い出なんて欲しくないんだ

この歌詞、WWDBESTのなかで一番好きな歌詞です。私はこういうよくあるテンプレを逆に利用した歌詞に弱くて、この場合「会えなくなって初めて気づく大切さ」といったJPOPでもてはやされるテンプレがあって、それを全力で否定するんですよ。「欲しくない!」とまで言っちゃう。ああ、会える、生の、今の、想い出をでんぱ組.incさんはくれるのかってわかって、私はこの歌詞を聞いてからでんぱ組解散説は否定派にまわりました。

ちなみに「テンプレ逆利用歌詞」にはダンスダンスダンスの“朝が来なくたって構わない”も挙げられます。「明けない夜はない」というテンプレ励ましを逆に利用して「ずっと夜のままでもいいじゃん?!」ってノリが目から鱗ですごく好きです。中高時代に本や国語の問題で読んだ文章のせいで頭の中がゴリゴリのテンプレで詰まってるんで、こういうの見ちゃうと一瞬で惚れちゃいます。

“世界中 照らして こんなにも 眩しいんだって 笑ってやる

描いた 未来は あんなにも 鮮やかだって 明かしてやる

夢で終わらんよっ!

夢で…終わらんよ……

なんか、もう、彼女たちの決意とか覚悟とかそういうのと、未来への希望を一身に受けられる、ギラギラしててパワフルな一曲です。でんぱ組.inc、こんな心強い歌を歌えるようになったんだね。大きくなったね。

そういや今日はキンブレをわざわざでんぱ仕様に色設定して行ったので「きれいだな ORANGE RIUM」での一瞬のオレンジ切り替えに成功しました。

 

EN1.ORANGE RIUM

りさちー「武道館でのオレンジリウムが一番きれいで好き!」

彩音「ドーナツが三段あるみたい!」←は?

彩音、やっぱりなに言ってるのかよくわからないよ……

 

EN2.破!to the future

“だいたい戻りたい過去なんてある訳ない!”

ここでいつもハッとする。

 

EN3.Future Diver

うえええ~~~ブチ上がったまま死んじゃうよお~~~

これ破!to the futureからFuture Diverで未来縛りなんですよ。

でんぱ組.incがどれだけ未来を見つめてるかわかりますね。

たぶんでんぱ組の歴史の中で大事な曲を選ぶとしたらきっとWWDとFDで、二枚のアルバムとベストに名前の入ってるWWDはもちろんですけど、FDの「夢で終わらんよっ!」にもたっくさん色々助けられてると思うんですよね。前の武道館の公演名だし、ツアー名も「まだまだ夢で終わらんよっ!」だったし、今回の公演名のモチーフにもなってるし。

FD、何年経っても色褪せないで明るい未来を私たちに見せてくれるほんとに素敵な曲。畑亜貴、ありがとう。夢で終わらんよっ!!!

 

☆まとめ

前回の幕張の記事で「スタート」「未来」を感じた、って書いたんですけど、まさにその通りでした。絶対今回のライブのテーマ「未来」でしょ。

幕神でのアリーナ5公演は「ファンを楽しませること」を目的としていて良い感じにブチ上げソングをいろいろ披露してくれて演出もプロジェクター使ったりして凝ってたんですけど、今回の目的は確実に違いましたね。今回は小さいセットとでんでんビッグバンドとメンバーしかいなかったもん。小手先の楽しませる術には全く頼ってなかった。それが清々しくて、かっこよかった。

そう、今回の目的は「決意表明」だと思います。

でんぱ組.incは解散しません、メンバー一人一人これからも全力で頑張りますっていう。

バリ3やおつサマ、アキハバライフなどの定番ソングすら削って独白の時間作るって。どんだけ想いを伝えたかったのかがわかります。

素敵な武道館でした。ありがとう、でんぱ組.inc。ほんとうにありがとう。好きになってよかった。しばらくライブの予定が無いらしいけど、大丈夫だよ。私はいつまでも待ってるよ。だって、でんぱ組.incが終わりなんて来ないって、笑ってくれたから。

 

 

おわり。

ところで明日はeveryingのリリイベへです。ガハハ

【でんぱ組.inc】幕神アリーナツアー1月9日

幕神アリーナツアーの3日目に行ってまいりました。わーい。

日記代わりにブログをシコシコ書こうと思います。

前回の市川がクソ小さい千葉の文化会館にDQNがいっぱいて怖かったんですけど、

【でんぱ組.inc】GOGO DEMPA TOUR 2016 市川公演 - オタク徒然

今回は幕張メッセという一応大箱だったので現場の雰囲気が和やかで良かったです。

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市川のときと同じ未鈴推しの友人と。

物販が3秒で買えてびっくりしました。誰も並んでなかった。

 

それでは感想のほうへ。

ライブとは関係ない曲解釈の話もしてるかも。

私はいつもセトリをカンニングしちゃうんですけど今回は耐えました。えらい!

 

 

1.でんでんぱっしょん

でんでんぱっしょんはトリやアンコールといった「あったまった会場をさらにブチ上げる!」みたいなイメージがあったのでしょっぱなに来てびっくりしました。

みんなちゃんと演出のためにペンライトを消してて偉かった。

妖精?みたいなオープニング演出、よくわからなかったけどシルエットがメンバーと重なってメンバーが登場するのはエモかった。

昨年3月以来のでんぱ現場なせいでまた「でんぱ組.incさんって実在するんだ…」って思いながら泣きかけた。すき。

 

2.NEO  JAPONISM

 

3.バリ3共和国

 

記憶障害なのかこのへんの記憶が全然ない。

 

4.ユメ射す明日へ

公演終わるまでずっとこの曲名思い出せなかった()歌えはするんだけど()

GOGO DEMPAのキボウノウタ→ユメ射す→地球の流れ好き。

 

5.Dear☆Stageへようこそ♡

これは覚えてる~~!!!

ディアステは生で聞いてみたかったのでフル披露嬉しかった~~!!!

これのライブ映像を見たことがなかったので、「推しが…田中になってる……」とびっくりしました。いやほんとに。メンバーでかわるがわる田中になるのか。びっくりした。

いやーこの曲良いよね。聞いてると希望と元気わいてくる。「朝も昼も筋書きない夜も」と「晴も夏も秋も辛い冬も」が好きすぎる。清竜人は天才。

最後に鼻歌うたっちゃう田中がかわいくて好き。

 

6.君も絶対に降参しないで進まなくちゃ!

 

7.W.W.DⅡ

いっしょに行った友達はこの歌大好きでなんか泣いてましたね。

私はWWDででんぱオタになったもののⅡにはそんな思い入れがなかったんですけど、生で聞いてみたらめちゃくちゃエモかったです。

ヒャダインがたしか「Ⅱはこれからのでんぱ組.inc」みたいなことを言ってて、聞きながら確かにこういう気持ちのすれ違いとか苦悩は実際にあるよなあって思った。

「頑張りたいけど頑張れない 自己嫌悪 泣いてばっかり」とか結構生きててあるあるじゃないですかね。

あー良い曲だなぁ。前山田健一は天才。世の中には天才クリエイターが多過ぎる。本音で話し合って…喧嘩をして泣いて…そうして心の傷さえいつの日か…誰にも負けない強さに変わるんだね…(クソ要約)

人間関係を築くのって難しくて、適当にヘラヘラしてりゃ適当な平和な関係は手に入るけど、ある程度は腹を割って人と付き合わないと本当の深い関係は手に入らないんじゃないかな、って思います。

 

8.おつかれサマー!

タオル装備して行ったので披露してくれて嬉しかったです。

今回は「○○SUMMER!」でちゃんとタオルぶん投げました。

 

9.メドレー

キラチュンの口上を初めて生で聞いたけど、揃いっぷりがすごくてふつうに感心してしまった。こんなに大勢のオタクがこんなに長い文章を息を揃えて言う光景は圧巻だった。

ダンダンダンスもよかった。私も友達も大好きな曲。友達はまた泣いてた。天井のミラーボールが会場をキラキラ照らす演出が、歌詞の「星を フロアに落とせ ミラーボール」のまんまですごく綺麗だった。歌詞を大切にするコンテンツほんとに好き。ダンダンダンスの日常のキラキラを掻き集めた歌詞が大好きで、ほんとはフルで聞きたかったけどメドレーでも披露してくれただけで十分嬉しい。朝が来なくたって構わない!

そいやこのへんでトロッコが来た気がするんだけど、後ろのほうの席だったからトロッコめっちゃ嬉しかった。青寄りの箱推しだから誰が乗ってても「かわい~~ラッキ~~~♡♡」って思った。後ろで合体してメンバーが入れ替わったのには天才か?と唸ってしまった。あと彩音、正直私にレスしてたと思う。(オタクはみんなそう言う)

トロッコがステージに戻って離陸の続き歌うのもよかった。

地球もよかった。メンバーが大きく動かないで、6人でまとまってしなやかに動いてて情緒があった。地球のほんとは辛いくせに無理して笑う、儚いけれど強い歌詞が大好きだからフルで聞きたかったなあ…。浅野いにおは天才。これはガチ。あの透き通ってキラキラでふわふわで強くて脆い歌詞どうやったら書けるんだろうね。わたしってけっこう頑張ってると思うよ。

 

10.W.W.D

スペシャルアレンジされたせいでいつもと違った。ぶっちゃけいつもの方が好きだった。まあ良かったことには変わりないんだけど。

私は藤咲彩音推しなんだけど、夢眠ねむも大好きで、ねむのパートで涙を流してた。一番の「夢破れやぶれかぶれになってた」とか台詞の「無力さに絶望した」のねむとは対照的に、今のねむは『まろやかな狂気』や『夢眠軒の料理』を出版したりグッズのデザインをしたり幅広い活躍ができてて「よかったね…;;あの頃の努力は無駄じゃなかったんだよ、よかったね…;;;;」ってなる。賢くて器用で気遣い屋さんの夢眠ねむさん、幸せになってください。むしろ幸せにしたい。抱きしめたい。

 

11.最Ψ最好調!

めっちゃ生バンド映えした!私はバンド演奏はバリバリロックが好きだから今回のでんでんビッグバンドはちょっと微妙に感じてたんだけど、これはバンド演奏、特にビッグになって増えた楽器の演奏が素敵だった。イントロでめっちゃブチ上がったなんだけど、ジャズ?みたいな楽器でブチ上がる体験は初めてでなんか新鮮だった。

あとツイッターで1万回くらい言ってるけど(実際は2回)、「どんなに背伸びをしてもキッズ!」「まだまだ大人にゃなりたくないないない!」のもがピンが好き過ぎる。もがとピンが言うことに価値がある。

この曲、「楽しそうなでんぱ組.inc」がこれでもかってくらい詰まっててまーーーじで好き。ボルテージはうなぎのぼりでさいさいさいこうちょうなんだな、これが。

 

12.でんぱーりーナイト

来たよ~~でんぱり~~~~♡♡

私はでんぱりが大好きなのでまた披露してもらえてすっっごく嬉しかったです。しかもフル!

不思議な話なんですが、市川の時は単純に「でんぱりが聞けて嬉しい!」だったのですが、今回は嬉しいのベクトルがどうも違ったんですよね。今回は「自分にとって大切な曲を、でんぱ組.incさんも大切にしてくれて嬉しい」という気持ちでした。でんぱりは数年前のシングルだしバリ3に比べたらパッとしない楽曲なので、正直メドレーに組み込まれるかなと思ってたんです。だから今回こうやってちゃんと尺を取って披露してくれたことで、でんぱりは忘れられておらず今でも現在進行形でみんなに大切にされているということを知れてほんとうに嬉しかったです。

私は楽曲・歌詞を大切にするコンテンツが好きなのですが、これも結局「自分にとって大切なものを、コンテンツ側が大切にしてくれて嬉しい」という気持ちに由来してるのだと思いました。

発見。「自分の大切なものを、ほかの人も大切にしてくれると嬉しい」

ちなみに終演後に知ったのですが、でんぱりはシャッフル枠で2日目はスターットだったそうですね。3日目に行ってよかったあ~。

 

13.サクラあっぱれーしょん

全く記憶になくてワロタ

 

14.破!to the future

早い。速い。

 

15.Future Diver

あのね~~~これはね~~~もーーーーほんっとに神曲。名曲。

でんでんぱっしょんとFDは、なんかこう、人類が原始時代に持ってた狩猟本能を思い出すレベルで高まるよね。何言ってんだ私?

WWD、でんぱりと言いサビで裏拍でフゥー!って飛ぶ曲好き。

 

16.WWDBEST

きれいだなORANGE RIUMで一面ORANGE RIUMになってマーーーーージ綺麗でした!!同じタイミングでパッとオレンジの海になってほんっと綺麗でした。しゅごい。武道館ではUOに初挑戦も視野。

でんぱ組.inc、解散説とかいろいろあったけど「あのね 終わりなんて来ないって 笑ってあげる」とか言ってる子たちが解散する訳なくない????まだまだ夢で終わらんよ!な訳ですし、解散説は全く信用してません。万一解散発表したら翌日はオーロラみたいなメイクして最低って喚きながら死にます。でんぱ組解散なんて地球の終わりと同義だよ。

PVはもちろん歌詞もいろんな曲のオマージュになってて聞いてて楽しいです。ちゅるりちゅるりらの「ほむらはいつか消える」が「ほむらはまだ消させんよ!」になってるの好き。あと「世界中照らして こんなにも眩しいんだって 歌ってやる」も好き。ほんと良いなあ、この夢と希望で包まれてる感じ。いつもたくさんの元気をありがとう。夢で終わらんよ!

 

EN1.ORANGE RIUM

生でORANGE RIUMを聞くまでは死なねえ!って思ってたんですけど、ついに死ねるようになってしまいました。

アンコールがトロッコから出てきたおかげでりさちーの最初の独唱部分を近くで味わえました。後ろ姿しか見えなかったけど()

 

EN2.でんぱれーどJAPAN

別に嫌いじゃないけど、なんでこれで〆…?って思いました。でも、最後の「ハジマリ!」で納得しました。夢で終わらんよ。でんぱ組.inc、まだまだ始まりなんだね。

 

☆総括

ありえん楽しかったです。市川の時のような厄介はいないし、自分もライブ慣れしてきたこともあってとても楽しめました。

ライブ中無意識にずっとニコニコしちゃって、人をこんなに元気にするコンテンツってすごいなあと思いました。

全体的に「スタート」「未来」とかなんかそういう前進するエネルギーを感じさせる公演でしたね。

金曜日の武道館が楽しみでなりません。

 

以上!おわり。

【内田彩】SUMILE SMILEの話をしよう【PV考察】

内田彩さん(以下気まぐれで敬称略)の1stシングル「SUMILE SMILE」のPVの考察をしようと思います。

 

まずですね、このPVには登場人物として

 

・外界の内田彩

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・箱の中の内田彩

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の二人がいます。

 

箱の中の内田彩は心を閉ざしてしまって自分の殻に閉じこもっている。

で、外界の内田彩箱の中の内田彩の心を開こうと優しく訴える、って構成だと思います。

 

以下あの手この手で箱の中の内田彩に訴える、外界の内田彩

わかりやすく寄り添ったり、

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遠くから気にかけたり、

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微笑みかけてみたり。

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心を閉ざしている箱の中の内田彩

すみれの花びらはたぶん涙を表してますね。

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思ったんですけど、このPV、「SUMILE SMILE」って曲名のくせにCメロ・ラスサビまで全っ然笑わないんですよね。

箱の中の内田彩が物憂げなのはわかるんですけど、外界の内田彩も全然笑ってねえ。箱の中の内田彩に比べたら表情は優しいけど、どこか寂しい感じが抜けてない。

 

そして来たるCメロ。

外界の内田彩の1人パート。

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“ハートにしみこむ涙が

紫のあざを残してる

表情は噓をつけないよ

れいに笑わなくてもいい

笑顔をつくって、

ごまかすなんてできないね きっと”

 

キッツ……私は嫌なことからはヘラヘラ笑って逃げる女子大生なんでこの歌詞はまじでキツいです。ぐさっと刺さりますね。

 

で、多分この部分の歌詞が転機なんですね。

これは受験のときに教わったんですけど、物語は

状態A→転機となるイベント→状態B

という構成のものが多く、このCメロが転機となるイベントに当たる訳です。

 

外界の内田彩が、箱の中の内田彩に「無理して笑わなくていいよ…えへへ」みたいな感じで語りかけてるんですかね。

でもこれは箱の中の内田彩にだけでなくて外界の内田彩にも言えることだと思うんですよね。

箱の中の内田彩は心を閉ざしてるから笑わないのはまあ当然として、外界の内田彩はたぶん上手に生きるために笑って誤魔化すタイプなんですよ。いや知らんけど。だから、この「笑顔をつくって、ごまかすなんてできないね きっと」外界の内田彩自身へ向けてのメッセージでもあると思います。

 

で、ラスサビ。

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わ、笑ったアアアアアアア!!!!!!!!!

箱の中の内田彩が笑いました!!心を閉ざしてたあの子が!!!感動だあああああ!!!

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笑ってる…笑ってるよママ!!!!

 

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やだ…外界の内田彩も心無しか表情が明るい///

 

箱の中の内田彩にノックする外界の内田彩

そういえば今まで寄り添ったり気にかけることはしても、こういう直接的な行動はしてませんでした。

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勇気を出して箱から出てみる箱の中の内田彩

もう“箱の中の内田彩”じゃなくなっちゃう(笑)

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「外の世界は…すてきなものであふれている…!」

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〜おわり〜

 

と、まあこんな感じですかね。

急ごしらえで書いたんで雑なんですけど、箱の中の内田彩の成長ストーリーみたいなもんかなぁと思ってます。で、箱の中の内田彩に気を取られがちだけど、外界の内田彩にも色々あって彼女も実は成長しているよ、みたいな。

 

このすみれの花びらは「記憶」とか「感情」を象徴していて、心(すみれの花)からすっと離れちゃったり、それを大切に抱きしめたりしてるのかなって思ってます。

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最後にちゃんともとの場所に戻ってよかったね(;_;)

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SUMILE SMILE、心に響くものが多くてまじで辛いです。ここから曲の感想です。

アップルミントが辛い時に「頑張って!」って励ましてくれる曲だとしたら、SUMILE SMILEは「大丈夫だよ」って寄り添ってくれる曲だなぁと思います。

けどさ。正直Cメロに心当たりが有り過ぎて聞いてると辛いんですよ。「笑顔」って何なんだろう…って思いました。これはアイドルマスターシンデレラガールズを見た時も思ったんですけどね。

「笑顔」ってなんでしょう。

私にとって笑顔は「武器」であり「鎧」なんですよ。

高校生のときに「とりあえずニコニコしてりゃ余計な敵を作らずに済むな」って気付いてからは意識して笑って媚びて生きてるんですよ。これは正解だと今でも思ってて、実際自分はまだ若い女の子なんで、適当にヘラヘラしてりゃ大抵の揉め事や難事からは逃れられるんですね。

でもさぁ、Cメロで言われちゃったんだよ。

 

“笑顔をつくって、

ごまかすなんてできないね きっと”

 

ウッ……

大ダメージ…

まじでSUMILE SMILEを適当に聞いてる時に毎回ここで心を抉られます。笑顔をつくって誤魔化すなんて、できない…できないのか……

まぁ実際クソジジィ死ねやって思いながら「そうですね〜♡♡」とか言ってる時まじで心死んでるんですよ。“ハートにしみこむ涙が紫のあざ残してる”んですよ…

こういう生き方、良くないのかなぁ…

でも正直「いやぁ、若い女の子なんだからニコニコ媚びて生きてナンボでしょ」って思う部分もあって、これからの生き方どうしようかなぁって真剣にちょっと悩んでます。

そして、私は内田彩さんもハルカカナタみたいに悲しい時とか笑って誤魔化すタイプだと思ってたので、この歌詞歌ってて辛くなったりしないのかなぁ…って思います。

人生について考え直させるなんて、SUMILE SMILE強過ぎる。

SUMILE SMILEを聞きながらこれからも生き方を模索しようと思います。はぁ。

 

 

 

それでは。以上で終わります。