オタク徒然

オタク徒然

たぶん忘れてたのは 思い出じゃなくて 鍵の在り処だった

【NGT48】NGT48単独コンサート 〜未来はどこまで青空なのか?〜【セトリと感想】

本日2018年1月13日。TLのオタクの8割は小倉唯仙台、2割は水樹奈々武道館に行くなか、私はNGT48さんの勇姿を目撃しに東京ドームシティホールに行っていました。

去年はでんぱ武道館とかぶって行けなかったこの周年記念単独コンサート。今年は行けてとっても嬉しい!

 

00.overture

これが流れると「来るぞ……」って完全にブチ上がる準備ができてしまう。

 

01.世界はどこまで青空なのか?

ライブタイトルにも文字られてる2ndシングル表題曲で開幕。

腕と脚をバキバキくるくる回す振り付け(日本語下手)がめっちゃ好きだし、ここが揃ってるの見るとみんなダンス上手くなったなあ…ってしみじみしてしまう。

 

02.言い訳Maybe

いや~~~~ほんとにこれなんだよな~~~~!!!

この頃の本店の曲は遺伝子に刻み付けてるからイントロ流れた瞬間優勝してしまった。どのライブに行っても俊龍先生のお世話になってる気がする。

サマステのポニシュシュ→エビカツとか、こないだの全握のトリのMAXときとか、NGTのセトリは信頼しか無いけどやっぱ信頼……ってなった。序盤で「セトリ、信頼!」ってなると心置きなくライブ楽しめるから好き。

 

03.君のことが好きだから

ほんとうにこれ!!って感じだし遺伝子に刻み付けてるうちの1曲だから楽し過ぎて泡吹いて死んだ。

 

04.やさしさに甘えられない

新潟行けてないし行けたとしても公演やってるか微妙みたいな感じの県外オタクだから公演曲やってくれるのは嬉しい。

 

05.下の名前で呼べたのは…

研究生楽曲。努力友情AKB48

青春時計のカップリング曲ほとんど披露しなかったけど、これだけはやったの良いね。

 

06.青春時計

おかっぱがお休みしてアンダーも誰も入らなかったから実質りかみなWセンター楽曲だった……尊い……死ぬ…………

やっぱり青春時計の無限に広がるフレアワンピみたいな赤い衣装かわいくて好き。本家衣装で披露してくれて嬉しかった。

でもりかみなWセンター尊過ぎてそれ以外の記憶ナシ。

 

 MC

~青春時計の振り返り~

中井りか「美南は?」

加藤美南「えっと……」

中井りか「自分は話振られないと思ってたでしょ~(笑)美南は青春時計の思い出なんかある?」

加藤美南「……りかがずっと不機嫌だった」

中井りか「へへへ~りか、いつも不機嫌だから(笑)」

加藤美南「ほんとだよ!」

中井りか「その節はご迷惑をおかけしました」

加藤美南「いえいえ」

りかみな尊い…… 

 

07.LOVE TRIP

本店の全盛期でもなく特別新しい訳でもない謎のLOVE TRIPの選出に笑ってしまった。いや好きだけどね。ここ数年の本店シングル表題では一番好きだよ。

漏れは百合が好きなキモ・オタクだから清司麗菜さんと日下部愛菜さんのにゃーにゃーコンビ(※)が大好きで、その2人のWセンターだからもうめっちゃ幸せになっちゃったよ…。

しかも間奏であいにゃーとれいにゃーだけアクロバット披露するし;;やっぱ身体能力高いんだねえ…かっこよかったよ…

地味に今日で一番楽しかった曲かもしれない。

 

※【にゃーにゃーコンビ】とは

NGT48研究生の清司麗菜(れいにゃー)と日下部愛菜(あいにゃー)による2人組の呼称。互いを親友であり、かつ一番のライバルだと認め合う。2人の馴初めはNGT48メンバーに合格する前のバイトAKB時代まで遡る。

「学年も同じで、ここまで似た境遇なのは、運命的だなって。」

(日経エンタテインメントNGT48スペシャル号 個別インタビュー清司麗菜)

の言葉はあまりにも有名。(そうでもない)

日下部は元々ダンスが得意でそれに清司が追いつく形で、2人ともダンスが得意。1stシングルのカップリング曲「純情よろしく」ではダンス選抜に研究生から2人だけ選ばれるなどした。

脚注で下に回したら誰も読んでくれないだろうから本文にガッツリ解説した次第。

 

08.カッコ悪いI love you!

これ来るとは思わなくてめっちゃ笑ってしまった。しかもせっかくフレンチ・キスの曲なのにゆきりんいなくてきたりえいるしw

スケットダンスとかいうアニメやってた頃中学生だったし懐かしくて泣けた。めっちゃ好きな曲。

 

09.ペラペラペラオ

Not yetの曲にゆきりんいて、なるほどきたりえと入れ替わったのか~!とエモかった。

やっぱゆきりん一人だけオーラが違いましたね。

 

10.下衆な夢

ユニットでりかみなやってくれ~~って思ってたけどこれでも充分満足。

県外オタクだからなかなか公演行けないけど加藤美南さんめっちゃこの曲思い入れあるみたいだし見てみたいなあ…って思ってたら披露してくれて嬉しい!

こないだもSHOWROOMで「野絵とが一番良いダンスのユニットだと思う~」みたいなこと言ってたから尚更。

 

11.鏡の中のジャンヌ・ダルク

センターで旗持ってるあゆたろうめっちゃかっこよかった~;;公演曲でこれチョイスするのわかり手過ぎるんだよな。

私は秋元康さんの書くこういう

少女たちよ 今こそ立ち上がる日がやってきた

夢があれば華奢な脚でも踏み出せる 

いつか助けに来てくれる白馬の騎士

心の鎖引き千切った 自分 

 歌詞が大好きで、彼はよく「女は馬鹿なほうがかわいい♡」みたいな歌詞書くから炎上してるけどそれは彼の多くある価値観のひとつであって、こういう女の人の自立を応援する歌詞だって書くんだよ…秋元康を女性蔑視だって叩くのは浅いよ……

 

12.ハート型ウィルス

いや~~これもわかり手過ぎて!連番した友達が「ジャンヌ・ダルクハート型ウイルスやって欲しい~」とか言ってたからどっちも当たってて笑った。私はジッパーを所望したんですけどノーチャンでしたね。フフフ

中井りかちゃん、こういう曲が似合い過ぎて最高だった。それに途中で方言ごとの「あなたのことが大好き♡」もまあ当然ながら最高でしたね。みはるが特にかわいかった気がする。

でも3人の曲を4人でやるのはちょっと面白かった。できれば3人で本家衣装で見たかったですね(小声)

 

MC.学生選抜の学力テスト

頭良い子が好きなので本間日陽さんと山田野絵さんの好感度が上がっちゃった。のえぴー、キャラ的には頭良いのダメかな~とか言ってたけどすげえ良いギャップだからこれからも育ちの良さを見せて欲しい。

 

13.大人になる前に

この曲めっちゃ好きなんだよな…私はこないだ成人式を迎えちゃって着実に「大人」になりつつあるんだけど、まだまだ心は「子供」のつもりで、「大人」になるのが本当に嫌で、だから歌詞にすごく共感してしまう…

ずっと子どもでいたいよ (まっさらで)

現実を見たくない (さよなら)

汚れていく自分なんて絶望するだけ

僕は馬鹿で構わない (このまま)

賢くなりたくはない (愚かでいい)

ずるいことをするくらいなら

遠回りさせてくれ

このへんとかもうめちゃくちゃ共感しちゃって、なんか親戚の説教とかニコニコ適当に聞き流して振る舞うのが賢いことはわかってるんだけど、それができないっていうかしたくないみたいな自分の意地もあって、そういう賢い振る舞いをするのが「大人」なら自分はずっと「子供」でいいやって最近ずっと考えてる…。賢くならなくて良いし遠回りさせてくれ……。

やっぱ秋元康の書く歌詞ってどこまでも綺麗なんだよなぁ。

 

14.ぎこちない通学電車

「はじめの頃ダンス苦手すぎて美南とりかに教えてもらってた」って言ってた中村歩加さんと加藤美南さんがWセンターやってるの尊いよね。追いついたんだね、あゆたろう……。最近あゆたろうが好き。

あと車掌さん風の衣装かっこかわいかった♡ 車掌さんの服良いよね好き~

 

15.夕陽を見ているか?

おぎゆかが「皆さん、これからもNGTの未来を応援してください~!」とか言うから本編ラストかと思ってビビったw

 

ダンスメドレー

いや~これ良かった!

NGTちゃん、若さと元気と明るさでワチャワチャして誤魔化してるけどダンスが下手っていうのはずっとあったから、あの子たちがダンスメドレーを個々に披露できたことが、そして披露しようと思えるくらいダンスが今はあの子たちの自信になったことが、すごく良かった!

 

16.僕のは涙は流れない

ダンスメドレーの終盤に跳び箱みたいなやつ出てきたから「来るぞw」ってなってた。こないだ全握でこれを裸ワイシャツで披露しててドエロかったから、ダンスメドレーの衣装のままかな…って思ってたらちゃんと裸ワイシャツになってくれて嬉しかった。(裸ワイシャツではない)

この裸ワイシャツでドエロく踊るの大好きだし、全握で「あれ、NGTダンス上手くなった?」って思ったきっかけのひとつでもある。

この曲の加藤美南さん、背が低いからマジで裸ワイシャツみたいになってるしくねくねえっちに踊るのが上手過ぎてマジでえっちで大好き。

 

17.佐渡へ渡る

曲名は知ってて、歌は初めて聴いたけどこんな小室っぽい曲だとは思わなかったw

 

18.夜風の仕業

ゆきりんのソロ曲にれいにゃーとあんじゅも加わって。2人ともゆきりんに畏れ多そうな感じが微笑ましかった。良かったね。

てか清司麗菜ちゃん、ダンスも歌も得意って無敵では?

 

19.未来とは?

唐突の未来とは?でめっちゃ笑ってしまった。予想外過ぎる。支店メドレーが始まるんだろうけど「え、これ?SKEでこれ選ぶ?」みたいな。

でも友達から「未来はどこまで青空なのか?からの未来繋がりでこれにしたのかな」って言われて目から鱗だった。なるほどね。

 

20.ナギイチ

渡辺美優紀単推しオタクだからNMB曲で無事優勝した。

 

21.12秒

メロンジュースかなって思ったのに12秒でウケた。

 

22.誇りの丘

公演曲やってくれるの嬉し過ぎるんだよな~;;

 

23.RIVER

秋元康が唯一AKB48に向けて書いた曲」であるところのRIVER~~;;

これを本編ラストに持ってくるのズルいでしょ~~;;

でもRIVER終わって挨拶して秒で捌けちゃったのはちょっと面白かった。アンコールあるとは言えもうちょっと舞台にいてくれ~(笑)

手伸ばせばそこに“未来”はあるよ

届かないものとあきらめないで!

 

EN1.ナニカガイル

2ndシングルのカプで唯一披露してないからやるだろうなと思ったら案の定。ひなたんの「なにかがいるよ…」って囁き声がめっちゃかわいくて好き。

 

EN2.みどりと森の運動公園

私は待ち合わせで待つのがソワソワして結構嫌いなので

待ってるのは待たせるより

しあわせな時間だよね

 って歌詞でいつもそういう捉え方もできるんか…良いな…ってなる。

 

【特報】

4/13 朱鷺メッセ NGT48単独コンサート

4/14 朱鷺メッセ 北原里英卒業コンサート

これ発表されて北原里英さんが「自分なんかが卒業コンサートやってもらえるなんて……」って泣いてたのがすごくぐっと来てもらい泣きしてしまった…行きたいわね……

それで北原里英さんが泣いちゃって喋れなくなっても、荻野由佳さんたちがMC引っ張ってて、キャップがいなくても大丈夫なくらいNGTは成長したんだなあ…としみじみした。

 

EN3.MAXとき315号

やっぱ最後はこの曲だよね…。ほんっとうにこの曲好き。加藤美南さんが「最後にこの曲聞いてください!」みたいな入りを言ったからめっちゃ嬉しかった…。最近序列下がったりして落ち込んでるけど、あなたは確実にNGT48を引っ張て来た一人なんだよ、大丈夫。

今日はおかっぱちゃん休みだけどセンターどうするんだろう…って思ってたけど、基本的には誰もアンダーに入れないで不在って形だったよね?青春時計もそうだったけど、そうやっておかっぱちゃんの居場所を大切にしてる感じがとてもよかった。

約束された最高の終わりだった。

 

未来はいつも 思ったよりもやさしくて

 

♡まとめ

いや~最高のライブだった!48系列はグループ自体の持ち曲は少なくても本店とかの曲入れたら無限に曲数あるし無限の組み合わせで無限に高まれてしまうよね。最高~

あとモニターに歌詞が表示されるのも最高。歌詞に真剣な楽曲派なので。(楽曲派ではない)

NGTは好きな子多過ぎて箱推しみたいなもんだけど、加藤美南さんのパフォーマンスが特にめっちゃ好き……ってなってずっと見てた。小さい体で大胆に踊る人大好きなんだよね。ていうか渡辺美優紀さんは藤咲彩音さんといいダンス上手い人好きなのかもしれない。気づきを得た。

 “光”をたくさんもらった1日だった。やっぱり私、アイドルが大好きだなあ!

 

 

 

おしまい。

every♥ing!楽曲派集会 議事録

 

 

✿はじめに✿

11月26日のevery♥ing!さんによる「Final Fantasia-Show 2017 〜Lesson3 輝く未来へ〜」で大変エモくなってしまい、先日オタクとevery♥ing!さんの楽曲の歌詞を全部プリントアウトして書き込みまくってエモくなる会を開きました。楽曲派集会とか書いたけど歌詞を読んでオタクが2人でエモくなってただけです。1日じゃ足りなくてまさかの翌日に持ち越しました。

 

↓実際に当日用いた歌詞をプリントアウトしたやつ。楽しかったなあ。

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今回の記事ではその会で話したことを忘れないように記録しようと思います。

オタクとは2日間にわたって主に

 1.every♥ing!楽曲は特定の要素が散りばめられている

 2.笑顔でサンキュー!が最高にエモい

 という話をしました。

「エモくなること」が目的だったので、歌詞を分析するときは多少効率悪くても全部手を使って機械的にならないよう意識しました。

では、さっそく本題に参りましょう。

 

 

every♥ing!楽曲は特定の要素が散りばめられている

まず、オタクとは「every♥ing!楽曲はよく同じニュアンスのワードを使っているからそれを分類したい」という話になりました。

同じニュアンスのワードとして挙げられたのでは主に以下の4点です。

①未来を感じさせる言葉

②輝きを表す言葉

③道に繋がる言葉

④空に関する言葉

オタクと会ったときに項目ごとに歌詞を色分けし、今回ブログを書くにあたって項目ごとに該当箇所の歌詞を分類し直しました。(クソ大変だった)

一つ一つ見ていきましょう。

 

未来を感じさせる言葉

every♥ing!楽曲には未来、明日、始まり、スタートなどの言葉がこれでもかってくらい入ってます。

また新しいページめくって

ほら進化しちゃおう i・n・gで進行形

一歩ずつ歩いて行こう

まるでみたいな未来をハートに誓おう

(ゆめいろ学院校歌 / 落ちサビ)

はじまるストーリー!!歩んでこうよ

奇跡のような日々をいつまでも ずっと

みる気持ち 止まらないから!!

(カラフルストーリー / サビ)

ゆくさき切り拓いて

可能性育てよう

(DREAM FLIGHT / 2番Aメロ)

見上げてキミの

きっとオンリーワン

(DREAM FLIGHT / 2番Bメロ)

めーいっぱい!

感じていたい 明日への可能性

(ハンドスター☆彡 / 2番サビ)

を照らしてBrand-New Song

……

遠く踏み出せ Dive to Dream

(風を追い越したくて / 2番サビ)

夢、明日、などは抽象的な言葉なので多く入ってることには納得できますが、同じくらい「地図」というキーワードも見かけました。

未来の地図広げたら

高鳴るハート はじまりの合図

(カラフルストーリー / 1番Aメロ)

夢の地図は胸にあるさ

(希望のヒカリ / サビ)

白い地図を握りしめて

明日をアツく染めよう

(風を追い越したくて / サビ)

未来の地図、夢の地図、白い地図……と「地図」は真っ白な未来を象徴する単語として用いられているように感じます。良いねえ。

 

輝きを表す言葉

そのまんまです。輝く系のワードよく見かけるなあと思ったので、光、キラキラ、眩しい、彩りなどをこの項目に分類しました。ざっと以下の通りです。

ひかり輝くエブリデイ

キラキラに眩しい

(ゆめいろ学院校歌 / 落ちサビ)

希望のヒカリ

あの頃の少年らが描いた

たったひとつの宝物

(希望のヒカリ / ラスサビ)

この瞬間のきらめき集めて

(カラフルストーリー / サビ)

七色に輝くプリズム彩る

カラフルな毎日 ありがとう

(カラフルストーリー / Cメロ) 

キミの笑顔の輝き明るくなるセカイ

(Shining Sky / サビ)

キミのココロの優しさで彩られるミライ

(Shining Sky / 2番サビ)

見渡せば無限の

キラキラ光る未来

(DREAM FLIGHT / 2番サビ)

何色の光が自分に似合うのかな

一瞬一瞬にときめいてたね

(風を追い越したくて)

色とりどりの光 同じ数の夢を乗せて

(ハンドスター☆彡  / Cメロ) 

多いですね。 

 

道に繋がる言葉

ここでは一歩、歩く、踏み出すなどの言葉をピックアップしました。

every♥ing!さんの歌詞、よく歩いてるなあってぼんやり考えていたのでこの会を機に整理できて嬉しかったです。さすがに多過ぎて一人で抽出する元気は無かったので。歩む系のワード、一緒に同じ道を歩む木戸ちゃんとエリイちゃんって感じがして好き過ぎるなあ。

i・n・gで進行形

一歩ずつ歩いてこう

(ゆめいろ学院校歌 / 落ちサビ)

自分を信じて歩き出せば

キミの前にはできる

(希望のヒカリ / 2番Aメロ)

はじまるストーリー!!

歩んでこうよ

(カラフルストーリー / サビ)

慌ただしい日々の中で

まっすぐに進むのは難しい

そんなときも 天真爛漫

キュートな靴音聞こえたら

重なるリズムが嬉しい

(Shining Sky / 2番Aメロ)

夢みた景色へと繋がるこの

(DREAM FLIGHT / 1番Aメロ)

いつもと違う

まだ見えない未来に続く気がして

まっすぐ走り出した

(風を追い越したくて / Aメロ)

君も 僕も 誰も 彼も

知らない進め 進め

(ハンドスター☆彡 / Cメロ)

道、歩く、歩むなどはわかりやすいけど、意識して探すと「靴音」などの道を想起させる言葉が入っているのが新発見でした。

『さよならは言わない』にこの系統の言葉が恐ろしくたくさんあったので分けて掲載します。

空を仰いで振り返れば

どこまでも続く足跡

たったひとりじゃ歩けなかった

(さよならは言わない / 1番Aメロ)

ボロボロのスニーカー

Hey! Hey! Let's walking!

(さよならは言わない / 1番Bメロ)

中合わせで歩き出そう

(さよならは言わない / サビ)

結局いつも肩を組んで

同じ方向へ歩き出してた

(さよならは言わない / 2番Aメロ)

ジグザグわかれ道でも

迷わず進むから

(さよならは言わない / 2番Bメロ)

より道 まわり道 繰り返したとしても

必ずここへ帰ってくるの 約束だね!

(さよならは言わない / 2番サビ)

『さよならは言わない』は1stアルバムのトリとなっている楽曲で、過去のシングル曲をオマージュした歌詞が多く見られるので、自然と過去の曲で多く扱った「道に繋がる言葉」も多くなったのかなと推測しています。

また、「はじめの一歩」という特定のワードもそこそこの数見かけたのでまとめておきます。

手を繋いでさあ踏み出そう

はじめの一歩

(ゆめいろ学院校歌 / 2番サビ)

さいしょのはじめの一歩

いつも忘れないで大人になれたらいいな

(DREAM FLIGHT / 1番Aメロ) 

思い出すねはじめの一歩

(さよならは言わない / Aメロ)

同じ「はじめの一歩」という言葉でも曲によって用途が変わっていますね。『ゆめいろ学院校歌』で踏み出し、『DREAM FLIGHT』では忘れないようにし、『さよならは言わない』では思い出す……リリース時によってニュアンスが変わっています。ふたりのユニット活動の軌跡の証明みたいで最高……。

 

空に関する言葉

これはオタクが「every♥ing!はユニット全体のイメージカラーが水色だし、空に関する歌詞結構あるよね」と言い出してまとめてみたものです。確かにね。

ココロはくもり

(Shining Sky / 1番Aメロ)

涙の雨降る時でも

(Shining Sky / 2番サビ)

キミの笑顔が明るくする空の下

(Shining Sky / Cメロ)

まあやっぱりShining Skyにはいっぱい入ってるよね。曲名にSkyってあるし。

そして、空シリーズはShining Skyで終わらずそれ以降コンスタントに取り入れられています。DREAM FLIGHTとかFLIGHTしてるしね。

翼広げあの空を目指せば

景色はもうゆめいろ

(DREAM FLIGHT / 2番サビ)

新しい自分と出会えるよ

きっとあの雲の向こう

(DREAM FLIGHT / ラスサビ)

晴れたその笑顔は何かひらめいたね?

(風を追い越したくて / 1番Aメロ)

新しいに向かって

僕が君と歌う

(風を追い越したくて / Cメロ)

を仰いで振り返れば

(さよならは言わない / 1番Aメロ)

突き刺す日差し浴びて

(さよならは言わない / 1番Bメロ)

 

ここまで①未来、②輝き、③道、④空の4要素でevery♥ing!さんの楽曲を見てきました。これらの単語たちは特にゆめいろ、カラフルストーリー、Shining Sky、DREAM FLIGHT、さよならは言わないなどのシングル表題曲やevery♥ing!自体がモチーフの曲で多く見かけました。あとなんか風を追い越したくてがなんか良いところどりしてて俊龍さんの有能さにウケてました。

で、主要な楽曲でこの4要素を見かけたということは、つまり、この4要素こそコンテンツ側が発信したかったevery♥ing!の本質的な魅力ということではないでしょうか。キラキラと未来に向かっての道を歩むふたり。公式のキャッチコピーである「いつも可愛く?現在進行形!」「常に可愛く、進化し続ける」とも合致します。

 

ところで、①の項目では敢えて一番のキーワードである「未来」を除外して歌詞を抽出しました。

何故なら、every♥ing!と「未来」については笑顔でサンキュー!を中心に考えるのが一番“エモい”からです。

という訳で、次項では笑顔でサンキュー!に触れていきます。

 

 

 笑顔でサンキュー!が最高にエモい

まずは前項で省略した「未来」について論じていきます。

笑顔でサンキュー!のサビは以下の通り。(※歌詞の色分けは笑顔でサンキュー!からの引用を黄色、その他の楽曲を灰色+ピンクにしました。)

あの日の未来が 今ここにあるんだ

キラキラの想い出 集まってさ

(1番サビ) 

探し続けた未来が 今ここにあるんだ

色鮮やかな光の中

(ラスサビ)

あの日の未来、探し続けた未来、とやはり「未来」という単語が出てきています。ラストシングルのサビにある言葉ってことはもうはちゃめちゃにキーワードってことだよね。

で、every♥ing!さんは今まで「未来」についてどのくらい歌ってきたかというと、

きっと未来はゆめいろ

(ゆめいろ学院校歌 / サビ)

まるで夢みたいな未来

ハートに誓おう

(ゆめいろ学院校歌 / 落ちサビ)

眩しい未来の模範解答

見せてよ ねえ!

(ゆめいろ学院校歌 / 2番Bメロ)

未来だけを見つめよう

(希望のヒカリ / サビ)

未来の地図を広げたら

高鳴るハート 始まりの合図

(カラフルストーリー / 1番Aメロ)

キミのココロの優しさで彩られるミライ

(Shining Sky / サビ)

これから進んでく未来

つまずくこともきっとある

(サクライロ / 2番Bメロ)

未来はきっとサクライロ

(サクライロ / 2番サビ)

未来へとDIVE キミと

明日へリンクするの

(DREAM FLIGHT / 1番Bメロ)

見渡せば無限の

キラキラ光る未来

(DREAM FLIGHT / 2番サビ)

いつもと違う道

まだ見えない未来に続く気がして

(風を追い越したくて / 1番Aメロ)

伸ばした腕は未来へと繋がってる

(ハンドスター☆彡  / サビ)

……ほんと多いな。

そう。every♥ing!さんの楽曲はこれまでずっとこれから先の光輝く「未来」について歌ってきました。そして、ラストシングルである『笑顔でサンキュー!』では「あの日描いた未来が今ここにある」「探し続けた未来が今ここにある」と歌っています。つまり、every♥ing!さんが今まで描いてきた「未来」はすべて『笑顔でサンキュー!』に帰結するのです。

笑顔でサンキュー!はこれまでのevery♥ing!さんのすべての楽曲のアンサーソングなのではないでしょうか。

また、サビ中の「キラキラの想い出」や「鮮やかな光の中」は前項の②で供述した輝き系の言葉に分類することができます。ふたりとオタクたちの想い出、ステージから見た景色などに想いを馳せながら他の輝きに関する歌詞を思い出すと最高にエモくなれますね。

で、それらの想い出や光を抱えて、「未来」である「今」「ここ」に立つふたり。エモいなあ……。

と、「未来」について触れたので続いては「ここ」について考えていきます。

『笑顔でサンキュー!』には「ここ」がたくさん出てきます。

探し続けた未来が 今ここにあるんだ

キラキラの想い出 集まってさ

ここにいるぼくらで紡いだ物語 (1番サビ)

ひとりじゃ挫けてたかも

ここがまたスタート (2番Bメロ)

最高のスマイルで今ここに立てるのは

眩しいくらいエールをくれたから

ゴールつかまえればまた ぼくらは旅人

新しいトビラに手をかけ

こころからサンキュー! (2番サビ)

探し続けた未来が今ここにあるんだ

色鮮やかな光の中

ここにいるぼくらで続いた物語

夢の先でまた逢う日まで 笑顔でサンキュー!

ここからまた一緒に歩き出そう (ラスサビ)

最後の言葉がまた一緒に「歩き出そう」だったり前項③を思い出しますね。 それぞれ違う道になっちゃうけどまた一緒に歩くことには変わりないんだよね…最高……。

また、直接「ここ」とは歌っていなくても同じ時分を指していそうな歌詞としては

まっすぐ前を見つめて

それぞれのトビラを開いて

また目指すよ

最高に輝くフィナーレを (Cメロ)

も挙げられるように感じます。

これらの情報を統合すると、「ここ」とは

・あの日の未来

・探し続けた未来

・最高に輝くフィナーレ

・ゴール

・スタート

・また一緒に歩き出す地点

 であることがわかります。ついでに、「ここ」には

・新しいトビラ

・それぞれのトビラ

がありそうですね。

ここまでを図解してみると、こんな感じ。

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さて、最後の歌詞から「ここ」は「また一緒に歩き出そう」な地点なのですが、「歩き出す」といえば

ひとしずく流した涙も

そっと拭いて また歩き出すんだ

果て無く広がる世界

どこまでも行けるよ (1番Bメロ)

こんな歌詞もあるので、つまり、「ここ」から「歩き出す」先には「果て無く広がる世界」があるということになります。

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で、その「果て無く広がる世界」には何があるかと言うと、

夢の先でまた逢う日まで

笑顔でサンキュー!(ラスサビ)

 「夢の先でまた逢う日」でしょう。ほかの箇所の「夢」に関する歌詞も拾っておくと

しまいこんだポケットには

握りしめたぼくらの (1番Aメロ)

とあるので、ポケットにしまいこむ=ポケットはそれぞれの服についている=2人共通の夢ではなく、それぞれの夢と捉えられるかなと。そうすると、こうなります。

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つまり、笑顔でサンキュー!は「ここから一緒にスタートしてそれぞれの夢を叶えてまた逢おうね」という再会の歌だということです。

エッモ………。これを11月26日の中野サンプラザの最後の1曲にした意味の大きさったらもう……。笑顔でサンキュー!を歌って光の中に消えてったえぶりんぐちゃん……希望のヒカリ過ぎる……ありがとう………。every♥ing!は終わったけど終わりじゃないんだね…………。

ということで、書きたいことは以上となります。まあこのくらいはふんわり曲を聴いてるだけでもわかると思うのですが、せっかくだから歌詞ひとつひとつを拾って図解してみた次第でした。誰かのevery♥ing!理解を深めてエモくなるやつの手助けになれてたら嬉しいです。(それっぽい〆の文書いたけど別に自分のために記録しただけだから誰かのとか言ってもなんとも言えないですね)

 

 

✿おわりに✿

はじめに、と作ったせいでおわりにも書く羽目になってるのですが、特に書くことがないです。

オタクとの会話を忘れないように2000字くらいに適当にまとめとこって思ったのに結局6000字以上書いたし思ってた1126倍真面目な記事になっちゃったしなんか無駄に頑張っちゃった。

とりあえずevery♥ing!、最高のコンテンツなので今からでも好きになってください。「完成」されたコンテンツなので今から好きになっても楽しめると思います。よろしくお願いします。

 

 

 

 

おわり

【every♡ing!】Final Fantasia-Show 2017~Lesson3 輝く未来へ~【セトリと感想】

every♡ing!さんの卒業公演に行ってきました。

「every♡ing!さんを好きになってまだ日も浅いし泣かないかな?」とか思ってたんだけど大馬鹿でしたね。超泣いちゃいました。

 

✿映像

袴を着たエリイちゃんと木戸ちゃんが屋外で会話。

エリイ「衣吹ちゃんは今まで何が一番楽しかった?」

衣吹「ん~私はやっぱりすべての始まりの『ゆめいろ学院校歌』のリリースかな。エリイちゃんは?」

エリイ「私はキングスーパーライブでさいたまスーパーアリーナに立てたことかな。緊張したけどすっごく楽しかった!」

(略)

「「でも、まだ終わりじゃないよ。中野でみんなが待ってるもん!」」

 

 

1.サクライロ

まじでこれが一番最初だとは思わなかった。なんかサクライロのアコギアレンジ流れてきたけどいやいやいや演出の一環だよね?!今から歌う訳じゃないよね?!って自分に言い聞かせたけどマジで歌い始めるしエリイちゃん泣いてて歌えてないし釣られてマジ泣きしてしまった。

絶対終盤で泣かせに来ると思ったのに初っ端に来るもんだから涙腺ガバガバモードに入って今日ずっと(良い意味で)しんみりしてしまった……

いつもはちゃんと伝えられないけど

今日はちゃんと言えるかな

心からの「ありがとう」

離れてもずっと元気でね

終盤でふたりがずっと「ありがとう」ってお互いに言いながら抱き合ってたところ思い返すと泣けてしまうね…。

 

2.風を追い越したくて

オタク大好き俊龍楽曲~! サクライロからのこれだからまあもちろん泣けたんだけど、どうしても気になってる部分があって、

悲しかったこと全部 忘れない

を木戸ちゃんが今日は

楽しかったこと全部 忘れない

って歌ってた気がするんだよね…正直この歌の歌詞はしっかり覚えてるわけじゃなくて、でもこの「楽しかったこと全部 忘れない」は今日すごく刺さって、もうサクライロからのこれだから死ぬほど泣いてしまったんだけど、でも歌詞確認してみたら「悲しかった」って書いてあって…聞き間違いで勝手にエモくなって泣いてるだけかな……早く円盤で確認したい……

 

3.バンバンファイター

このへんから楽しいパートに入りましたね。

every♡ing!さんは背中合わせの振り付けが多いので

くじけそうになったら力をちょうだい

言葉じゃ足りないときは

戦う姿で背中を押してよ!

 でなんか背中合わせで戦ってるふたりを想像してエモくなってしまった。今後もお互いの活躍を心の支えにしていって欲しい。落ち込んでる時にネットで互いの情報得て「エリイ/衣吹ちゃんも頑張ってるから私もがんばろ…」みたいな。

 

4.ハンドスター☆彡

歌詞がすごいキラキラ☆彡しててかわいくて大好きな1曲。

手のひらを星に見立てる歌詞だから、振り付けも手でキラキラを表現するものが多くてかわいかった~。

 

5.君の*Favorite*

いまいち掴めない歌だなあと思ってたけど結局最後まで掴めなかった。

まあでも木戸衣吹さんが「音源は永遠」みたいなこと言ってたしこれからでも良いから掴んでみたいね。

 

6.パラレルアドベンチャー

ツアーでいつも歌ってた歌だからちょっと聴き慣れてて嬉しかった!(ド新参なのでここまで初めて聴く曲ばっかりだった)

 

7.希望のヒカリ

「every♡ing!が結成される前の木戸衣吹山崎エリイ名義としての楽曲」という説明がエモ過ぎた。

 

8.心のメモリー

この曲さあ、失恋ソングともとれるんだけど「あなた」をevery♡ing!さんを当てはめるとエモくて無限に泣いてしまいうんだよね。

心のメモリー 過ごしたあの街

忘れない風景 大切な場所 

とかさ、ふたりでいろんなところに歌いに行ったし、ふたりでいろんな綺麗な景色を見たし、ふたりのたくさんの大切な居場所があるしって思うと…ううぅ…

しかもずっと1人ずつステージの端に座って正面を向いて歌ってたのに

 星空に願い込め 祈り続ける

もう一度会いたいよ ねぇ…

 で互いを見つめるから…ふたりとも会えなくなるわけじゃないんだよ…ねぇ……

ここまでの前半は「きみ」とかの多いevery♡ing!さん本人たちを思わせる曲の多い構成でしたね。衣装もメンバーカラーのピンクと黄色が基調、そしてそれぞれ片耳ずつピンクと黄色のイヤリングを付けてた。エモい(単純)

 

✿映像

先日シクレで参加してたAnimaxの様子が流れました。カラフルストーリーと笑顔でサンキュー!で泣きかけて自分に「いやいやこれ映像だから!もうすぐ本物が来るから!」って言い聞かせてた。

アニマシクレは賛否両論あったけど、私はふたりが最後にもう一度大舞台に立てて嬉しそうだったから良かったねって思う。

 

9.ちゅるちゅるちゅちゅちゅ

白いふわふわのドレスに身を包んだふたりを見たらウェディングドレス姿に思えて、そうだよねここは別れの悲しい場所じゃなくておめでたい晴れ舞台だもんね…ウェディングドレス姿、綺麗だよ……って無限に死ぬほど泣いてしまった。しかも木戸ちゃんがツアーでは「初恋を思い出してください!」って言いながら歌ってたちゅるちゅるちゅちゅちゅでウェディングドレスって…両想いになって結ばれたんだね結婚おめでとう……

って絶対ウェディングドレスモチーフだと思ってエモくなってたけど、後から妖精とか言ってたし妙なところで勝手に泣くオタクとなってしまった。恥ずかしい上に意味不明過ぎる。

オタクの恥ずかしい勘違いは置いといて真面目な話をすると、

「ねぇ、わたしのこと、好き?」

「……私も好きだよ!

と「えっそうなんだ……知ってるよ?」ではなくてアレンジをしてくれたのがまあやっぱり最高でしたね。これを言って照れる木戸衣吹さんかわい過ぎるしマジで好き過ぎる。全然真面目な話じゃないわ。

そういや白いドレスになったことで「妖精みたいでかわいいんだよ~♪」ってはしゃいでる木戸衣吹さんもマジでかわいかったな。普段サバサバ系だからこそこういう女の子らしい一面を見るとグッときちゃう。

あと下手通路めちゃ近席だったので純白のドレスの超綺麗でキラキラしてて美しいエリイちゃんが超近くまで来てくれて嬉し過ぎていやもうほんと泣いちゃってた。

 

10.ケセランパセラ

白いドレス見て勘違い号泣したオタクなのでこの曲もなんかずっと泣いてた。アホ過ぎる。ブチ上がれよ。

 

11.pupa

数少ないかっこいい楽曲、最高に最高でしたね。普段ヘラヘラしててかわいい系の山崎エリイさん、実はかっこいい曲が大の得意なので最高過ぎた。

 

12.ヒロイン

エリイちゃんなんかラップ上手になった?音源でしか聞いたことなかったけどすごい良い感じだった。(ボキャ貧)

2番くらいまで後ろのevery♡ing!のボードで♡だけが光ってるのが「ヒロイン」って感じの演出でかわいかった。

「女子力放棄してもいいですかー?!」

 

13.What is L♥VE?

 any♥time いつでも恋できちゃうように

女子力あげて

ヒロイン→What is L♥VEの流れ、全人類が待ってたでしょ。女子力上げて恋したいけどぶっちゃけ焼肉ラーメン漫画ゲームが好きなんだよなあ…って女の子の2曲。まとめて披露してくれてめっちゃ嬉しかった。わかり手過ぎる。

 

14.奏★奏Happy Tune♪

すごい好きな曲だけどライブで聴いたことが無かったので聴けて嬉しかった楽しかった。

 

15.HELLO, NEW WORLD!!

ミラーボールが出てきて会場が光でキラキラしててるのが白いドレスと良く合っててとても綺麗だった。

 

16.水彩メロディー

凛と進んで行きたいな 未来へ

君と

サビ終わりのこの「君と」で絶対にふたりが顔を見合わせるからま~た泣いてしまった(;;)

ふたりの物語は今日で終わっちゃうけど、明日からも一緒に進むことは変わらないんだよね……

 

17.さよならは言わない

また逢えるよ

さよならは言わないよ それがルール

また逢う日まで笑顔でいようね

中合わせで歩き出そう せーので

振り向かないよ またね See You Again♪

僕らはひとりじゃない いつだって

離れていたって結ばれてるんだ

より道 まわり道 繰り返したとしても

必ずここへ帰ってくるの 約束だね!

なんだよこの歌詞たち…ラストシングルかってレベルで泣かせに来るじゃん…「背中合わせで歩き出そう」とか笑顔でサンキュー!の振り付けそのものだし……それにこの曲の振り付けが過去のシングル曲?もたくさん混ぜたやつでエモ過ぎた…

なんかエモいところが多過ぎていちいち泣いてたら涙が足りなくなっちゃってもうダメ。

 

✿映像

ツアー~当日の振り返り映像。

リハーサルの様子とか今日のメイク中の様子、入場シーンまで組み込まれてて仕事の速さに驚いてしまった。有能かよ。メイク中のエリイちゃんの澄ましてるけどなんだか切なそうな表情がヤバかった。こんなんやられたら泣くに決まってんじゃん。

リハーサルの映像で木戸ちゃんはジャージなのにエリイちゃんはふわふわのスカートはいてるのが対照的で微笑ましかった。

 

18.ゆめいろ学院校歌

前の映像でめっちゃ泣いちゃったけどなんかもう今日泣き過ぎだし泣いてるせいで全然コールとかできてないし好きな子たちの最後の晴れ舞台だしもっと楽しく過ごしたいって気持ちが芽生えてきて(遅い)泣きながらラ~ラララ~♪とか出欠確認とかやってた。

手を繋いでさあ踏み出そう

はじめの一歩

一歩ずつ歩いてこう

まるで夢みたいな未来を

 

19.カラフルストーリー

カラフルストーリーの未来に向かって走ってくエネルギーとか、歌ってるふたりもオタクもすっごく楽しそうなところとか、そういうキラキラしたものが詰まってる感じがすっごく大好きで、最後のカラフルストーリーは楽しく終わらせたい!って思って泣かないように頑張った。楽しくいっぱいコールした。

たぶん卒業ってことを踏まえて聞いたら泣ける歌詞(実際アニマの映像で歌詞聴いてたら泣けた)なんだけど、楽しむことに集中したおかげで自分にとってのカラフルストーリーは楽しい曲のまま終われたからよかった。

始まるストーリー!! 歩んでこうよ

奇跡のような日々をいつまでも ずっと

 

20.Shining Sky

このへんのShining SkyとかDREAM FLIGHTの記憶が無さ過ぎるし意外と一番高まってたのかもしれない。

最後に表題で歴史をなぞるセトリすごく素敵ですね……。

衣装がゆめいろ学院(チェーン)+カラフルストーリー(セーラー)+Shing Sky(スカート)+DREAM FLIGHT(髪飾り)なのもドエモかったなあ…エリイちゃんのあのツインテとか久々に見た気がする…スタイリストさんの愛と気合を感じた。振り付けのえりか先生もそうだけど、every♡ing!さんは周りのスタッフにもはちゃめちゃに愛されてるイメージ。

 

21.DREAM FLIGHT

さいしょのはじめの一歩

いつも忘れないで

オトナになれたらいいな 少しずつね

 

✿卒業に向けて一言挨拶

衣吹「そして何より苦楽を共にしてきたエリイちゃん、ありがとう!」

今日のライブを通して何より感じたのは「木戸衣吹さん、ほんとうにevery♡ing!が好きなんだなあ……」ということで。

私はもともと山崎エリイさんの方に(内田彩さんとソロ活動が似てることから)興味を持っていて木戸衣吹さんにはあんま興味が無かったんですね。でも、ちゅるちゅるちゅちゅちゅでガチ照れする木戸衣吹さんが、エリイちゃんを抱きしめる木戸衣吹さんが、いつも抱きしめた後に背中をポンポン優しく叩く木戸衣吹さんが、かわいくて優しくてすっかり大好きになっちゃいました。

 

22.笑顔でサンキュー

ふたりが「笑顔でサンキューということで、笑顔で終わりたいと思ってます!」つって頑張って笑顔で歌ってんのにボロ泣しちゃったよ…

この曲のラストで泣きながらバイバイしてお別れした後にまた向かい合って笑顔で再会してふたりでハートを作る振り付けが大好きで、アニマではなんか違ったけど絶対これ今日やられたら泣くわって構えてたんだけど…

構えてたんだけど……

今日はエモい振り付け全部すっ飛ばしてハグしたまま離さなくて…ずっと山崎エリイさんと木戸衣吹さんが抱きしめ合ってて……

それで最後にふたりでハートをつくってて……

逆に最高に泣けて……

あの……好き…………

ここからまた一緒に歩き出そう

ありがとう

 

✿おわりに

衣吹「明日からが、私たちの新しいステージです!」

新しいステージ、というカラフルストーリーの単語を引用した木戸衣吹さんが好き過ぎる……

いつもだいたい木戸ちゃんがエリイちゃんをハグするんだけど、去り際にエリイちゃんがなかなかハグをほどかなくて木戸ちゃんを(良い意味で)困らせていたのがとても素敵でした。

every♡ing!としてのふたりの一本の道は今日で終わるけど、違う道でふたりの物語はずっといっしょに続いていくんだよね。

ステージの眩しい光に照らされながら手を繋いで去っていくふたりが、この世で一番美しいものに思えました。

ありがとう、every♡ing!。卒業、本当におめでとう。

 

 

今までの推しコンテンツの終焉は全部なんか消化不良でモヤモヤして終わったんだけど、every♡ing!さんはほんととってもきれいな終わり方で、まだ終わらないで、とも思うけれどそれでも今なんだか清々しくて晴れやかな気持ちです。アンコールがなくてよかった。あったら絶対蛇足だったもん。

私はド新参だからevery♡ing!を好きになった頃に卒業発表をされてしまったので、現場には数回しか脚を運べなかったし、自分にとってevery♡ing!は終わりに向かっていくコンテンツでした。

それでも、every♡ing!さんはもちろん、every♡ing!さんの楽しそうなオタクたちも、現場の雰囲気とかそういうのも、全部が大好きでした。

東京で育ってきたから今まで遠征とかしたことなかったけど、卒業旅行ツアーで勇気出して群馬と名古屋に行ってよかった。初めてひとりで高速バスや新幹線に乗って、ほんとうにふたりと旅行をしてるみたいでワクワクしたなあ。

だから、いまはevery♡ing!を好きになってよかったという気持ちでいっぱいです。

短い間だったけれど、奇跡のような日々をありがとう。

 

夢の先でまた逢う日まで、笑顔でサンキュー!

 

 

おわり。

本当は、かわいくなりたい

自分は根本的にかわいくなくて、かわいくなれなくて、そんな自分に価値が無いとずっと感じていた。

これについては以前べつの記事で書いたが、私は強くありたい!自立したい!自分の人生は自分で決めたい!という思いがまあ強いのである。かわいい=お城のお姫様♡には絶対になりたくないし、強くありたいと願う自分のことは好きだ。

でも、そんな「かわいげ」のない女性は世間には需要が無くて、つまり自分は価値が無いなあとコンプレックスを抱いていた。

菜月さんに深夜に「根本的にかわいくない私に価値はあるのだろうか」と突然LINEしたこともある。(結局その時は「そういうときは早く寝て忘れよう!」という結論になり、全く役に立たなかった)

でも、ふとさっき思った。どうして私はそこまで「かわいい」にこだわるんだろう?

 

少しだけオタクの昔話をしよう。

小さい頃はディズニープリンセスおジャ魔女どれみふしぎ星のふたご姫きらりん☆レボリューションしゅごキャラ!などのいわゆる女子向けのコンテンツが大好きだった。日奈森亜夢ちゃんのキャラなりで一番好きなのはアミュレットエンジェルだ。

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しゅごキャラ!が好き過ぎて同じ作者の他の作品を調べたところローゼンメイデンにたどり着き、7人のドールに心を撃ち抜かれオタクになった。ローゼンメイデンで一番好きなキャラクターは雛苺である。

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その後は二次元オタクを続けながら、ついに三次元に手を出す。そう、原点にして頂点のアイドル、渡辺美優紀さんに出会ったのだ。残念ながら彼女は卒業してしまったが、今でも自分の中では一番の理想のアイドルである。

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彼女の代表曲『わるきー』の衣装

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彼女の卒業シングル『僕はいない』の衣装

それからは声優さんを好きになり、今は内田彩さんや色々あって小倉唯さんを推している。これについては今更言うまでもないだろう。

さて、ここまで具体的に画像も用いて私の好きなものを見てきた。ここで一つわかることがある。「かわいい」にコンプレックスを抱いているこの私、ピンク色でフリフリしていて華奢で女の子らしい、いわゆる「かわいい」ものが大好きなのである。

オタクコンテンツ以外でも例は挙げられる。実は読書が大好きなのだが、好きな作家も桜庭一樹*1さん、柚木麻子さん、宮木あや子さん、川上弘美さん……と繊細な文章で巧みに“女性”を描く女性作家だ。

インスタを始めたとき、普段着てる無難なブランドよりもAnk Rougeやevelyn、ハニーシナモン、Swankiss等のフリフリしているブランドを先にフォローしていた。

雑誌だってnonno、Ray、Cancamの「いわゆる女子大生」向けの雑誌よりも突き抜けたかわいいを追求するLARMEが好きだ。(着ている服の系統としては前者なのだが、前者は全ての基準が男ウケなので読んでいてイライラする。)

 

私は、自分は「かわいく」ないし「かわいく」なれないなんて言ってるけど、でも本当は、「かわいい」ものが大好きで、自分自身ももっと「かわいく」なりたいんだと思う。

大学生なのにフリフリのお洋服を着て髪をくるくるのツインテールにしていて痛々しいのに、それを気にしないで自分の着たい服を着るみずきちゃんがずっとうらやましかった。私も本当はそういうフリフリしていて華やかなワンピースが一着くらい欲しい。さすがに大学に着ていく勇気は無いけど。

 

今までは「社会に適応したふりをして(無難な量産型女子大生の格好をして)、好きなように生きる」ことが最も賢い生き方だと思っていた。でも、もっと賢い生き方は「好きな格好をして、好きなように生きる」なのかもしれない。

こないだ黒染めをして周りには「就活生みたいw」と不評だけど、私は不自然な黒色がなんだかアイドルみたいで気に入っている。

結局は自分がどうしたいかだし、それなら、私は、「かわいく」なりたいんだと思う。

それがわかったのは収穫だし、もう「かわいい」に必要以上にコンプレックスなんて感じないで、貪欲に「かわいい」を目指していきたい。

 

次のバイト代が入ったら「かわいい」ワンピースを買ってみようかな、なんて考えながら今日は眠ろうと思う。

 

*1:桜庭一樹さんは女性である

AYA UCHIDAが始まった日【内田彩楽曲考察②】

 

*はじめに*

本日2017年11月12日は内田彩さんの1stアルバム『アップルミント』の発売から3周年、つまりアーティスト・AYA UCHIDAが始動して3周年というおめでたい日です!おめでと~~!!

という訳で考察記事の第2弾です。前回の記事(↓)から半年以上経ってしまいましたが、

pnkmgnd.hatenablog.com

幕張でモチベを得て第2弾を書き上げることができたので、せっかくだから11月12日に公開することにしました。

前回は「只野菜摘先生の書く詞は“悪い時を否定せず、受け入れて自分の一部として生きていこう”という一貫したメッセージがある」といったお話をしました。

そして、悪い時を肯定する姿勢は只野菜摘先生の作詞された曲に限ったことでありません。なので今回は只野菜摘先生以外の方が作詞された内田さんの楽曲にも悪い時を肯定するメッセージのある楽曲が多いこと、そして内田彩さん自身がそのメッセージを体現していることを楽曲を通してお話してていきたいと思います。

 

 

♡絶望アンバランス

作詞・作曲・編曲:hisakuni

hisakuni大先生によるこのヤベぇロックを1曲目に持ってきたのは意外かもしれませんが、ちゃんと訳があります。

恋愛って甘い魔法のようだけど、ちょっとバランスが崩れたら、地に落ちるというか。アンバランスなもので紙一重なんだなって。

(アニカン2016.02.12 「内田彩コンセプトアルバムセルフライナーノーツ “絶望アンバランス”」)

と内田さんが言ってるように、恋愛の良い部分と悪い部分が表裏一体であることを描いた絶望アンバランス。

輝くたびに影ばかり際立って 悲しみが増す

(1番、ラストサビ)

離れるほど 近づいてく

(2番Aメロ)

脅迫のような希望育てて

(2番Aメロ)

といった矛盾をはらんだ歌詞が多いのが特徴なのですが、内田さんはこの曲をただの恋愛においてのみの楽曲だとは捉えていません。

光の裏には絶望があるという内容を表現していて、それは恋愛についてだけではなく、ふだん誰もが生きているなかで感じるようなことが描かれているので、等身大の気持ちがすごく入りますね。

 (2016.02.10 リスアニ!WEB 内田彩ロング・インタビュー前編)

そう、絶望アンバランスは恋愛のみを描いたのではなく、「ふだん誰もが生きているなかで誰もが感じるようなこと」の曲だと応用し、そして「光の裏には絶望がある」とおっしゃっています。ここからプラスとマイナスは表裏一体である、という彼女の考え方がわかります。

あれ…この裏表とか表裏一体とかいう表現…どこかで聞いたことが……?

 

 

Merry Go

作詞:坂井竜二 作曲:柴田尚 編曲:佐藤清善

裏表といえばこれでしょ、Merry Go。オタクの間でMerry Goの表記をカラフル(点滅リスペクト)にするのが流行ってるみたいだからやってみました。

さて、Merry Goの歌詞はわかりやすくプラスとマイナスは表裏一体であることを述べています。

ちょっと見にくいのですが、全体的なスタンスプラスなことマイナスなことで歌詞を色分けしてみました。

何だって裏表だね 裏だって 表なら

表だってさ 裏なんです!

(1番Bメロ)

幸せの反対も 回せば幸せに姿を変える

悲しみの背中には 喜びの翼が生えてるの

(1番サビ)

プラスとマイナスは表裏一体だから、今はダメでも絶対良いことあるよ大丈夫!と落ち込んでいるときに優しく慰めてくれる1曲ですね。幕張で穴に落ちで靴を壊した内田さんのことも慰めていました。

ほかにもMerry Goには優しいメッセージがいっぱいあって、例えばこの部分

悲劇なら喜劇とカフェオレ

混ぜて 混ぜて混ぜて

残さずに飲み干しちゃいなよ

(1番Aメロ)

のマイナスの感情を「飲み干す」っていう消化の仕方とか最高ですよね。否定するでも、忘れるでもなく、甘い気持ちといっしょに飲み干して自分の一部にしちゃう。なんてかわいくて素敵な発想。この歌詞には受験生だった頃に何度も救われました。

こんな優しい歌詞を書ける坂井竜二さんが…坂井竜二さんが……

 

♡スニーカーフューチャーガール

作詞:坂井竜二 作曲:石谷桂亮 編曲:佐藤清善

坂井竜二さんが好き……。ということで次に取り扱うのは、内田さんが

「とりあえずスニーカーを履いて飛び越えていっちゃおう、というお気軽さが好きです」

(声優グランプリ2015年9月号「うっちーの『Blooming!』全曲紹介」)

「スニーカーはいて一歩一歩前に歩いて行こう、みたいな曲」

(2015.06.18 「内田彩のもっとお水ください! #15」)

と紹介していたスニーカーフューチャーガールです。

これもマイナスなことを肯定する曲ですよね。それも明るく元気に。

せっかく同じ坂井竜二さん作詞の楽曲なので、Merry Goで用いた全体プラスマイナスの色分けを用いて歌詞を見てみましょう。

楽しいだけじゃ そっけないし

辛いだけじゃ つまらないよね

毎日をスリリングに 彩るんだ

(1番サビ) 

嬉しいだけじゃ 味気ないし

悲しいだけじゃ 満たされないね

感情には スパイスが必要だ

(2番サビ)

サビ、好きだなあ。一番では楽しい辛い、二番では嬉しい悲しいの対比があります。で、辛い悲しいといった気持ちも人生には必要だと説いてる。

人生、できることなら楽しくて嬉しい思いしかしたくないんですけど、まあそういう訳にもいかないじゃん。で、辛い時・悲しい時にこうやってその時のマイナスの感情を肯定されるとすっごい救われますよね。

さりげなく「彩る」と彩が入ってるのも良い。こういうのが後々のSG, SHに繋がるのでしょうか。

劣等感とか 頑張る理由だね

たった一歩に アクセクするくらいが すばらしい!

(2番Bメロ)

この「劣等感とか 頑張る理由だね」ってのが~も~ほんとに好きで!私は人と自分を比較して落ち込みやすいので、この歌詞にはよく助けられました。「なんで私はこんなにダメなんだろう…」って劣等感に苛まれて辛い時に「劣等感とか、頑張る理由だね!」なんて言われちゃったら、頑張るしかなくなっちゃうもん。劣等感一歩に苦労することなど普通ならばマイナスに感じる事象を優しく受け入れる優しさと強さが、スニーカーフューチャーガールにはギュッと詰まっています。

落ち込みモードのときでも、スニーカーのひもをギュッと結んで鼻歌を歌いながら走り出しちゃう感じのこの曲が大好きです。

 

 

♡Say Goodbye, Say Hello

作詞:坂井竜二 作曲・編曲:木之下慶行

Merry Go、スニーカーフューチャーガールと来たら坂井竜二さん作詞の残りの1曲であるSay Goodbye, Say Helloに触れない訳にはいかないよね。

内田彩さんのアーティスト活動が題材になっているこの曲を内田彩さんと重ねてエモくなるやつはもう幕張の記事で概ねやったし、今後も他のオタクがやると思うので今回は“歌詞のみ”でこの曲について考えようと思います。

Merry Go、スニーカーフューチャーガールにあったプラスマイナスの対比はこの曲でも健在です。

手に入れたもの 失くしたもの

きっと全部がわたしのマテリアル

 (1番Aメロ)

もしも未来から不安が消えたなら

そこからは希望さえも消えちゃうでしょ?

(1番Bメロ)

やはり坂井竜二さんはプラスな事象と同じだけマイナスな事象も自分の一部として大切にされているように感じます。また、未来における不安と希望を紙一重のものだと捉えているのも、Merry Goと同じメッセージ性を見出すことができます。

対比以外の部分では、

あんまり地図ばっかり見つめないで

とりあえず選んで間違えてみよう

 (2番Aメロ)

もっと賢いやり方もあるのでしょう

この先つまづいたりもするのでしょう

信じてるの それでも

遠回りくらいじゃ夢は逃げない

(2番Bメロ)

の歌詞から間違えること賢くないやり方つまづくこと遠回りなどのマイナスな事象を肯定的に捉えていることが窺えます。これはスニーカーフューチャーガールの「劣等感とか頑張る理由だね」などの部分と共通していると言えます。

そう、Say Goodbye, Say Helloは「内田彩のアーティスト活動を題材とした曲」でありながらも、メッセージ自体は過去の楽曲と変わらないのです。

これってつまり、内田彩さん自身がアーティスト活動を通して楽曲のメッセージを体現しているということが言えるのではないでしょうか。

 

そんな訳で次に扱う曲が最後の1曲です。内田彩さんのアーティスト活動の3年間を重ねながら、内田さんにとって、そして私たちオタクにとって大切な、そんな1曲のお話をします。

 

♡アップルミント

作詞:中村彼方 作曲・編曲:持田裕輔 

Baby, Are you ready to go?

アーティスト・AYA UCHIDA始動の合図でもあるアップルミントでは未来へ出発する内田彩さんの様子が明るくかわいく、そして力強く描かれています。1stアルバム『アップルミント』~1stシングル『SUMILE SMILE』までのAYA UCHIDA第1章を象徴するこの曲は、内田彩さんのアーティスト活動を語る上ではやはり外せません。

ソロデビュー当時は不安をいっぱい抱えながらの出発だった内田彩さん。

――不安もありました?
驚きと不安というか、大丈夫かな?というほうが大きくて、手放しで喜べるような感じでは、正直なかったですね。本当にソロデビューするの?って(笑)。

アニカンJP 内田彩1stアルバム『アップルミント』インタビュー

キャラクターのイメージを壊したくない、声優は裏方の仕事、“内田彩”自身が表に出るのは何か違うのではないか、と不安を感じていたとは今でもよく言っていますね。

かじってみたらほんのり苦いけど

(1番、ラストサビ)

明日のことはなんにもわからない

(1番、ラストサビ)

この部分なんかはそんなデビュー当時の内田彩さんと重ねることができるなあと聴いていて思います。かじってみたら(始めてみたら)ほんのり苦い(正直嫌だった)アーティスト活動。「自分らしい」歌い方がわからず困惑したと言っていました。しかも5月に曲をぶん投げられて6月1日に初披露して……といった過密スケジュール。この頃は1stライブの開催すら決まっていません。ほんと、明日のことはなんにもわからない状態です。

でも、内田彩さんはただ不安だ嫌だって言いながら泣いて立ち止まる女性ではありません。

私も「アップルミント」を歌いながら、「新しい扉って、いろいろ悩んだり、いろんな経験を積まないと開けられないんだなぁ」と感じていました。

アルバム「アップルミント」発売! 声優・内田彩さんをインタビュー | アニメイトタイムズ

内田彩さんは嫌なことからも逃げずに本気で向き合って、結果を残す女性です。

そんなかっこよくて痺れるスタンスは歌詞からも感じ取ることができます。

考えるより感じて動いたの

いつもそうだったよね

(1番Aメロ)

準備できたらどこへでも行けるよ

迷うことなど一つもないよ

好きなところへ向かえばいいんだよ

ドキドキしながらぎゅうっと踏み出した

不安さえも 力にして

(2番サビ)

不安はあるけれども。それでも、未来に向かって力強く踏み出す。そんな内田彩さんの様子と重なります。

そして、本当は嫌だったけれども不安さえも力にして出発したアーティスト・AYA UCHIDAの物語がどうなったか、私たちは知っています。

……活動を重ねていくにつれ、私らしい部分、キャラクターとは違う一面も出したいという気持ちも出てきましたし、皆さんが私の歌を受け止めてくれているとも感じられるようになって。

【インタビュー】内田彩、3rdアルバム発売!「アイスクリームのように色とりどりなアルバムになりました!」 | 超!アニメディア

この仕事(アーティスト業)好きなので……

2017.10.29 内田彩Newアルバム『ICECREAM GIRL』発売記念MUSICイベント in TOWER RECORDS

アップルミントから3年の時を経て、内田彩さんはアーティスト業を好き、楽しい、こういうこともやりたい、続けたい、みんなついてきて……そんなことを言うようになりました。あんなに嫌がっていたソロアーティスト活動を肯定的に捉えられるようになったのです。この様子はまさに、

あの日描いた未来図に

大きなマルを付けられる日が来たんだ

(Cメロ)

この歌詞の通りではないでしょうか。アップルミントを歌い始めた3年前は未来図を描いた「あの日」でしたが、楽しそうにアーティスト活動を続けている今日はもう「大きなマルを付けられる日」だと言えるでしょう。

かじってみたらほんのり苦いソロデビューであったけど、あの時感じた「予感」は本物でした。内田彩さんは努力を重ねることで、ほんとうに自力で扉を開いてみせたのです。

アップルミントは3年前にはここまで考えられて作られた曲ではなかったかもしれません。でも内田彩さんが曲に意味を与え続けた結果、内田彩さんのアーティスト活動の軌跡を象徴する1曲となりました。

3年前の内田彩さんが歌うアップルミントと、今日の内田彩さんが歌うアップルミントでは大きく意味が違います。アップルミントの進化はこれで終わることはなく、これからもずっと成長し意味を変え、私たちを感動させ続けてくれるのでしょう。

 

また、アップルミントの歌詞のなかで出てくる一人称って

僕らのキセキ 手が届くだろう

(1番Bメロ)

今僕らの明日へ繋がってく 

(2番サビ)

曲を通して「僕ら」なんですよね。僕ではなくて、僕ら。しかも僕らの「キセキ」に、僕らの「明日」。僕ら、に含まれるのは誰だろうって考えたら…それは私であって、あなたであって、内田彩さんを好きな人全員、を指していると思います。内田彩さんと私たちの軌跡に、奇跡。そして内田彩さんと私たちの、明日。

内田彩さんはいつも「あなたたちのおかげでここまで来ることができた」と言ってくださいます。武道館でトリに選ばれたwith youでは「コンプリートに足りないのは、あなた」とも言ってくれたし、新木場では「誰か(ファン)の湖にSMILEをうつしてゆけるなら、私がアーティスト活動を続けている意味がある」とも。インタビューの「理想のライブ像は?」という質問に対しては「“みんなで”作るライブ」と答えていました。

つまり、内田彩さんはアーティスト活動の物語を自分一人のものではなく、内田彩さんと私たちの物語と捉えているということではないでしょうか。私たちも、内田彩さんの最高にかっこいい物語の一部なのです。

 

内田彩さんの楽曲の歌詞は、悪い時・マイナスの状態を肯定するメッセージのものが多い。そして、内田彩さん自身がそのメッセージを身をもって証明するから、楽曲の説得力が増すのでしょう。私たちはそんな内田彩さんに憧れ、影響を受け、各々の日常を生きていくのです。

内田彩さんと私たちの物語は、未来は、明日は、これからもずっと優しく微笑んでくれることでしょう。 

 

 

*おわりに*

今回のタイトル「AYA UCHIDAが始まった日」にはAYA UCHIDAが始動したからこそ今の自分がいる、といった想いを込めました。前にバズった自分の某記事とも呼応しています。私は口が悪いので知らないオタクから「声優へのリスペクトが足りない」なんて言われちゃうんですけど、それは不本意なことで私はほんとうに内田彩さんが好きで尊敬していて彼女に憧れているからこそ彼女に近づきたくて日常生活を頑張ろうと思えるし、私が私をアップデートしようとか思ってTOEICの勉強も始めたんですね。内田彩さんがいるからこそ今の私、そして明日からの私がいるし、本当に彼女は自分にとって大切な存在です。

本文も自分の内田彩さんへの尊敬とか感謝とか好きとか、そういった果てのない愛を詰め込めればなあと思いながら書きました。

内田彩さん、アーティスト活動3周年ほんとうにおめでとうございます。いつも希望を与えてくれてありがとうございます。これからのさらなるご活躍を心からお祈りしております!

 

さて、考察記事はこれで大きく一段落つきました。次の考察記事(最終回)ではもっと軽い気持ちでシリアスとかRuby eclipseとかcolor stationとかBlue Flowerについて好き勝手言うつもりです。いつ投稿できるかはわからないけど。

 

 

最後にダイレクトマーケティングのコーナーです!今晩紹介する商品はAYA UCHIDAさんの1stアルバム『アップルミント』です!!これはね~~いやあ、後世に語り継ぐべき名盤ですよ!アップルミントに元気をもらったり、Merry Goやピンク・マゼンダのような優しさに癒されたり、Breezin'やGrowing Goingでブチ上がったり、ONE WAYでかっこいい内田さんに惚れたり、ほんっともう色んなキラキラした気持ちがたった1枚!通常版なら3000円!で味わえるから!この記事読んでる人ならだいたい持ってるだろうけど、まだって方は是非!よろしくお願いします!!!

アップルミント[通常盤(CDのみ)]

アップルミント[通常盤(CDのみ)]

 

 

 

それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

おわり。

【内田彩】AYA UCHIDA LIVE2017 ICECREAM GIRL【セトリと感想】

行ってきました。夢みたいな2日間だった。

一応1日目にもざっと感想書いてそれを今日足して良い感じにまとめました。

 

1.What you want!

やっぱ1曲目はこれだよな。1日目は結構かたかったけど、2日目はスタートから楽しそうに歌えてて安心した。

 

2.Party Hour Surprise!

正直アルバム順に披露するだけだったらちょっとがっかりだなあと思っていたら、既存曲も対等に扱ってくれることがここでわかってこれからのセトリが楽しみになった。

 

3.いざゆけ!ペガサス号

センターステージの方で楽しそうに歌ってくれるからもう…最高……♡ 楽しそうに歌う内田彩しゃん大好き……♡♡

 

4.Sweet Rain

明らかにバンドの音だけどバンドさん登場しないから早く登場してくれ~~!!!って感じだった。

 

5.Holiday

【1日目】

バンドをバックに堂々と楽しそうに歌う内田彩さんがまさに““内田彩のライブ””って感じで最強だった。私は彩の武道館ライブが大好きで何度も「あの日に戻りたい」って思ってたけど、バンドを従えて歌う彩を見たら武道館のステージと重なって1年2か月経ってやっとこの夢のような場所に戻ってこれたなと嬉しくなった。

厳かに運ばれるいつもの日替わりのディナーよりも

一夜のスリルが味わいたいの

っていう「安定(厳かな日替わりディナー)よりも冒険(一夜のスリル)を選びたい」っていう歌詞がまさに挑戦し続けてる“内田彩”だしここは黒須さん担当部分だけどわかってんな~~っていつも思う。大好き。

そして内田さんが考えたという2番の

言葉にできない夢心地ふわふわ

欲しいものまであと少しなの

叶えたい この手でふれてみたら 

とかの楽しそうで幸せそうでそれでいてかつ強くて芯のあって貪欲な歌詞がまさに“内田彩”だし内田彩が考えた言葉を内田彩が歌う状況が奇跡のように思えた。

【2日目】

「私がsay love meって言ったらラブ!って言ってください!」

セイラブミー!\ラブ!/ セイラブミー!\ラブ!/

間奏で内田さんがなんか言ってるとき1日目は聞き取れなくて適当にコール&レスポンスしたんだけど、今日はちゃんと聞き取れた。せっかく「say love me」って歌詞があるのに彩への愛をscreamする場所がなくてもったいないなって思ってたら、ちゃんと彩が間奏で告白の場を設けてくれたのでさすが過ぎた(ラブ!!)

で、そしたら曲の後半で彩の頭頂部しか見えなくなってワロタ。アリーナ後方でモニターしか見えなかったからマジで何が起きたのかわからなくて「どうした?」って困惑したわ。転んで後ろの穴に落ちて靴壊してたのねw 落ち込んではいたけどなんだかんだ動じてなかった内田彩さん、かっこ良すぎる。

その後彩が靴取り換えるために下がってる間にバンドさんが気きかせて演奏し始め、彩の再登場に合わせて〆たのが最高でしたね…これがプロの力かあって感動したし、やっぱライブにはバックバンドは必須だなあ。

 

6.Merry Go

【1日目】なんかダンサーがボール持って出てきてワロタ。ダンサーがいる意味はよくわからないけど、そのおかげで楽しそうな彩が見られて嬉しかった。

その後のMCでダンサーを呼んだことに触れ、

「今日は武道館ぶりの大きなライブで今までやったことないことをやってみたいから、演出とかパフォーマンスとかセットリストとか楽しみにしててね~!」

と言われ、内田彩さんのセットリストに全幅の信頼を置いているので俄然これからの構成が楽しみになった。

【2日目】

「失敗(転んで靴を壊した)した後だからすごい心に染みた~(;;)悲しみの背中には喜びの翼が生えてるんだね…」

 って言っててかわいかった。こうやって小ネタに歌詞を出す内田彩さんが好き過ぎる。

 

7.【1日目】キックとパンチどっちがいい?

「ライブではあんまりやらないけど大好きな曲たちだから日替わりで披露しようと思うんだけど、あっちとこっちどっちがいいかな~?

みんなはあっちとこっちどっちが好きかな~?」

って導入で始まったキックとパンチ。

明日は泣きべそパンダかな。そういやペガサス号は新木場でもやったけど、キックとパンチ、泣きべそあたりはやらなかったな。

【2日目】泣きべそパンダはどこへ行った?

この歌は歌詞が深過ぎて聴くとド鬱になるから好きだけど苦手な曲だったのですが、

「ちょっと悲しい曲だけど、今日は楽しく歌おうと思います!」

 って言って彩が楽しそうに歌ってて、なんかド鬱をかわいく吹き飛ばす明るさがあって印象がガラっと変わりました。すっかり大好きになってしまった。もう泣きべそパンダ聴いてもド鬱にならないで元気になれると思う。ライブ、こうやって曲のイメージが簡単に覆されるからやめらんない。

バンド演奏だったけどキラキラカチカチしたかわいい音もちゃんと入っててどこからその音出してるのか気になった。

 

8.アップルミント

ここで来るかあ~~!!!

アーティストにとって大切な曲を中盤で披露するセトリに最近弱い(例:Smiley CherryのTomorrow)のでここでのアップルミントは良いなあとなりました。

なんと履いてきたパンプスがジャンプしたら脱げちゃうやつだったので、ブチ上がりソングでは靴を脱ぐ羽目になった。

 

9.ブチ上がりメドレー

・Growing Going

【1日目】タオルを出し忘れて代わりにパーカーぶん回そうと思ったらパーカーが思ったより重くて結局ペンライト振ってた…GG来るにしてもアンコールあたりかと思ってた()

【2日目】前日の反省を活かしてちゃんとタオル振れた。

・ドーナツ

わがままがかわいくて憎めない好きなお茶目な曲~♡ たとえメドレーの一部でもやってくれて嬉しかった。

Ruby eclipse

 新木場でも披露したし結構のお気に入りの曲なのかな。私も好き。でもシリアスもやって欲しかった。

・絶望アンバランス

「……モンスター」何度聴いてもかっこいいし、やっぱhisakuni先生とかいう方天才過ぎませんか?なんであんなキラキラかわいいEDMもこんなかっこいいロック曲も作れちゃうんですか?何なんですか?

 

10.Under Control

「みんなで盛り上がれるようにってアルバムに入れた曲です! 私がレコーディングの時に見たかった夢の景色を見せてください!」

最初はソロ活動を嫌々やっていた内田彩さんが「この歌でみんなに盛り上がって欲しい!」って主体的に思ってくれるようになったの、嬉し過ぎる…楽曲派集会で「内田さんの強いこだわりで2番のヘーイ!は増えた」とか聞いたしほんとにライブのための曲なんだなあ……

へーイ!、楽しかった。

 

11.キリステロ

これオタクみんなで歌うの楽し過ぎるし彩はかっこいいし最高にだいしゅき~~

 

12.Breezin'

ああ~~~さいこ~~~~♡♡♡

ほんとかわいくて盛り上がって彩もバンドさんたちも楽しそうでオタクたちも楽しくてとにかくみんなが笑顔になれる大好きな1曲…これが俊龍大先生の力よ……

「君からのそよ風が~」で風みたいにソヨ~って体そらせてたり、SUK!とかで体をアルファベットの形にしてる彩がかわい過ぎた。Kの向き間違えてるのもかわいかった。

 

13.Close to You

Close to Youは「恋」の歌じゃなくて「愛」の歌だと思ってて、

キャンドルを窓に灯す 帰る場所すぐわかるように

約束はしなくてもいい 明かりはもう消えない

ここの「約束なんてしなくてもいつでもあなたのことを受け入れるよ、大丈夫」っていう感じの包み込むような大きな愛が…好き……

好きになった分だけ怖くなってしまう

空気みたいな愛より引っかかりたい

隠したくなくて 受け入れてほしくて

だからもっともっと誇れる自分に 

「恋」ってドキドキが止まらなくて幸せ過ぎてふわふわしちゃうやつだけど、Close to Youが表現するものは恋よりももっと強くて揺るがない、相手に本当の意味で自分を受け入れてもらう「愛」なんだよなあ。

「Close to Youは「シンガーとしての真価を」とスタッフの方から言われた曲なので……」(【インタビュー】内田彩、3rdアルバム発売!「アイスクリームのように色とりどりなアルバムになりました!」 | 超!アニメディア)

この大きくて柔らかくて優しい愛はそこらの若者には歌えないし人生経験豊富な“内田彩”だからこそであり、まさに内田彩さんのシンガーとしての本領が発揮されているように感じる。

 

14.カレイドスコープロンド

めっちゃ良かった~~~!!!

まず曲が始まる前の演出が最高。曲をアレンジしたのをずっとバンドさんが演奏してて超かっこよかったし、ダンサーさんが赤い衣装着て舞ってるのも雰囲気出てた。カレイドスコープロンドのためにダンサー用意したのか?って思ったくらい。こういう演出はライブでしか見れないからやっぱ現場は良いなあ。

曲始まってからは、赤いダンサーさん達の真ん中で踊る白い衣装に身を包んだ内田彩さん、の絵面がとっても綺麗だった。内田さんが内田彩とは別の女性になりきって妖艶な表情を浮かべて歌ってて最高。

以前カレイドスコープロンドについては

「アイスで言えば、カシスのシャーベット」 (内田彩 ~LIVE2017「ICECREAM GIRL」開催直前ニコ生~&AYA UCHIDA Complete LIVE ~COLORS~in 日本武道館フル配信 - 2017/10/05 21:00開始 - ニコニコ生放送)

「内田さんは“演じる”系の楽曲だと言っていました」 (『ICECREAM GIRL』発売記念最速フル視聴イベント)

との言及がありましたが、まさにライブのなかで流れを変えるスパイスになっていたし、演じる人・アヤウチダの本分が存分に楽しめた。イントロの破壊力ヤバ過ぎるしやっぱhisakuni先生なんだよなあ。(っていうか“カシスのシャーベット”って表現がピンク・マゼンダを彷彿とさせて最高ですよね。ジェラートじゃないところが残念だけど)

そして何よりこの異色な曲を「絶対に歌いたい!」と強気に出られる内田さんに脱帽。

 

15.EARNEST WISH

これを歌ってるときの内田さん、まさに「願う」「祈る」って言葉がぴったりの柔らかい微笑みを浮かべていて女神のようでした。

Under ControlとEARNEST WISHは同じBitter Kiss枠って言われてたけど、ちゃんとセトリで離すことで差別化が計れていた。 結構アルバム順とは違ったセトリで◎

綺麗にペンライト青で揃ったけど何か指定あったっけ?

 

16.Frozen

只野菜摘先生×持田裕輔先生のペア、リード曲という縛りが無くなるとこういう曲になるのか~って新鮮な1曲。

 

17.Blue Flower

武道館のDaydreamを彷彿とさせるプロジェクションマッピングによる演出。

また青い花が咲く 

で背景のプロジェクターに大きな青い花が咲き、そこからCメロに入って

悲しみの数かぞえて 花びらを水に浮かべ

何度飲み干したら ねえ

までは大きな青い花の周りが水面になり花びらが降ってきて、

時間を戻せるかな

以降花びらが逆上して最後は青い花が蕾に戻って消える(=時間が巻き戻る)演出が最高でした!!!!やっぱこういう歌詞を大切にした演出に弱い。この曲のCメロ大好きなので特に嬉しかった。

アルバムのBlue Flower→Frozen→EARNEST WISHの悲しみ、涙、祈り、冬、雪、乾燥して冷たい空気、独りぼっちな自分……って雰囲気が大好きだから多少順番は前後してもこの3曲をセットで披露してくれて青(ペンライトが全部青で綺麗だった)の世界観に浸れて幸せだった。

 

18.ピンク・マゼンダ

なんか知らんが前奏聞いた瞬間涙止まらなくなって無限に泣いてしまった。ピンク・マゼンダ・ヤクザなので。はぁ…今日も聴けて嬉しい…披露するなら「Blue」と「ピンク」で絶対にBlue Flowerの前後だとは思ったけど、これまでの数曲は新曲ラッシュだしピンマゼやらなかったらどうしようってちょっとだけ不安になってたし、やっぱり自分の大好きな曲が聴けると嬉しいよね。

それでさ、今日のピンク・マゼンダ、ステージに彩以外誰も、何も、無かったんだよね。

バンドさんもダンサーさんもいなくなって、モニターには何のエフェクトも無くて、あの広いステージに彩ひとりだけがいて、力強く、優しくピンク・マゼンダを歌っていて……。最高でした。

唯一あった演出がステージ周りの煙で、あれはピンクと対になる「灰」を表現してるのかなってぼんやり考えた。「寂しくなるたび噛んでた親指~」のCメロで白い煙に包まれながら真ん中で堂々と歌う内田彩さん最高でした。武道館はバンド演奏だったし、新木場はアコースティックアレンジだったし毎度違う顔を持つピンク・マゼンダが聴けてほんとうに幸せ。はぁしゅき。

Blue Flowerは「青⇔琥珀」、ピンク・マゼンダは「ピンク⇔灰」の色による陰陽の対比があるところが共通していて、更にBlue Flowerは陰の曲、ピンク・マゼンダは陽の曲で対比が本当に素晴らしいからセットで披露してくれたら嬉しいな…って思ってたらほんとにそうなってそれはも~めちゃくちゃ嬉しかった。

大好きな曲を今日もやってもらえて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

(芸が細かいので曲名の色をちゃんと#e4007fにしました)(誰か気づいて)

 

19.Yellow Sweet

【1日目】ピンク・マゼンダでマジモンの号泣をしてしまい、気持ちを切り替えられないまま別の好きな曲は始まってあわあわしてしまった。明日はちゃんと聴きたい。

【2日目】前日の反省を活かしてピンマゼで泣かなかったからしっかり見れた。前奏アレンジされてダンサーさんもキラキラしててとても良かった。ちゃんとthe yellow sweet rain wraps me~のところも歌った。

Blue→ピンク→Yellowの流れ、見事。でもいつかSweet Rain→Yellow Sweetをやって欲しい。

 

20.EDMメドレー

ブチ上がりメドレーはメドレーが始まるってわかってて聴いたけど、このメドレーは唐突に始まってびっくりしたし、次何が来るんだろう?ってすごいワクワクした。

・with you

私はwith youはあくまで「片思い」の歌であって「ファンに感謝を伝える」歌ではないと思ってるので、中盤でほかの曲と対等に披露されて嬉しかった。with youがファンに感謝を伝える歌として機能するのは2016年8月13日の武道館の一番最後だったからであって、基本は恋愛ソングとして楽しみたい。

・color station

5万年ぶりに聞いた!嬉しい!

ツアーではSHINY REDとICE BLUEで赤と青のペンラ曲だったけどみんなピンクにしてたね。こういうのって彩の過去の発言に合わせるべきなのか、会場の雰囲気の合わせるべきなのかわからない。

・Floating Heart

やっぱ大好きな曲過ぎる。途中で

分け合うひとつのイヤホン 胸キュンなSituationね

大好きよ ホント好きよ

幸せ過ぎてふわふわしてる このハート

に飛んだかと思いきや、

・with you

に戻るのズル過ぎませんか???????

メドレーで最初の曲に戻る構成が好きなのでド・エモだった。

 

21.Say Goodbye, Say Hello

「Say Goodbye, Say Hello」は最初に頂いた歌詞が“今の私には無理があるぞ”と思ったので、作詞の坂井竜二さんに、今までの私のソロ活動の印象をもとに書き直してもらいました。」(【インタビュー】内田彩、3rdアルバム発売!「アイスクリームのように色とりどりなアルバムになりました!」 | 超!アニメディア)

内田彩さんのこれまでのソロ活動が題材となっているこの曲、これまたドエモかったですね。

歩き出すまで震えてたのに

気づいたら夢中で ここまで来てた

が最初はソロ活動嫌がっていたのにどんどんCDリリースして気づいたら単独武道館を埋めていて……と突っ走ってきたアヤ・ウチダさんのアーティスト活動そのもので、この出だしを歌い上げる内田彩さんを見て涙ぐんでしまった。

もしも未来から不安が消えたなら 

そこからは希望さえも消えちゃうでしょ? 

はMerry Go、スニーカーフューチャーガールを手掛けた坂井竜二さんだからこそ書ける歌詞であり、ピンク・マゼンダ、SUMILE SMILEでも言っている「マイナスを肯定」のスタンスだし、内田彩楽曲らし過ぎる歌詞なんだよなあ。好き。

あんまり地図ばっかり見つめないで

とりあえず選んで間違えてみよう

もっと賢いやり方もあるのでしょう

この先つまずいたりするのでしょう

信じてるの それでも

遠回りくらいじゃ夢は逃げない 

ここはアニメタイアップ(賢いやり方)無しで「歌声」と「楽曲」の力だけで勝負し続けたAYA UCHIDAの魂がこもってて本当にかっこいい。言葉の重みが違う。

センターステージでスポットライトを浴びながら楽しそうに力強く歌う内田さんの姿を見て、この先何があっても内田彩さんについていこうって改めて思った。

そして、2日目には「私はこの歌を聴く度に内田彩さんに一生ついていこう、って思うんだろうなあ」ってしみじみした。(この感想、後々のフラグになる)

 

22.Blooming!

1日目はセンターステージ真横に座ってたんですぐそばで彩は楽しそうに歌うし、京一さん煽ってくるしでサイコ~だった~~!!やっぱBlooming!の前奏のギターソロ何度聴いてもかっこいい;;

 

23.SUMILE SMILE
やっぱこの曲大好きだなあ…新木場昼の部は参加できなかったんでやっとバンド演奏のSUMILE SMILEが聴けた。

なんか今までは「武道館の日に戻ったみたい!」って思いながらライブを楽しんでたけど、SUMILE SMILEを歌う彩を見てたら「1stシングルのタイトルは~すみれすまいる……?」ってはにかんでた武道館の彩を思い出して、あの日(武道館)と今日は確実に違うライブなんだ、だってあの日はタイトルしか知らなかった彩は今はもうこんなにも素敵な楽曲を手に入れたんだもの、と涙ぐんでしまった。

そしてSUMILE SMILEは彩の喉の不調などと重なった時期のリリースだったから辛い曲なイメージだったけど、今日のセトリでは楽しい曲に分類されてて、彩もすごく楽しそうに歌ってて、いつの間にかSUMILE SMILEは明るい曲になっていた。コンテンツが成長し曲のメッセージが変わる様を目撃してしまい感動アンド感動。

 

24.Sweet Dreamer

【1日目】トロッコ曲。with youの〆よりSweet Dreamerの〆の方が好きだから嬉しかった。トロッコめっちゃ遠い場所(センステ真横)にいたし彩こっち向かないからずっと脚見てた。細くなってた。白い。すべすべしてる。えっち。

「トロッコ、みんなの近くに直接行けて笑顔を交わし合えるから大好き! トロッコが世界で一番好きな乗り物!」

って言ってたけど、オタクの笑顔見れてそんな嬉しいのかなあ。

【2日目】

同じ空の下 同じ未来描き

これからもずっと そばにいてほしくて 

のところで内田彩さんをずっと応援しよう一生そばにいよう…って思ってたらまさかの内田彩さんが涙をこぼし始めていてびっくりしてしまった……

本当に彩は私たちオタクと笑顔を交わすのが好きで嬉しいんだ、とわかってしまった。好き……

 

25.Ordinary

【1日目】

「ありがとうを言葉で伝えようとするとグチャグチャになっちゃうから、歌で伝えます。聴いてください、Ordinary」

なんだろう、Ordinaryは各々の彩への大切な気持ちがきゅっと詰まってて、こんなところで言葉にできるような薄っぺらい気持ちではないので、とりあえず今日はコメントは控える。

【2日目】

昨日は理性を保って聴いてたけど今日はもうドバドバ泣いてしまった。

飽きるくらい普通の明日がまた来ると

疑わず信じてた

積み重なってく偶然と運命

振りむけば美しくて儚い

崩れたとしても不思議じゃないのに

当たり前じゃなくなって

当たり前に気付いた

このへんで喉の不調でしばらくソロ活動を休止してたのと重なってしまって…休止期間に彩の歌声が聴けなくなって、やっぱり彩の声が、歌声が大好きだしまた聴きたいって何度願ったことか…昨年あたりは頻繁にライブをやることに慣れてしまっていたけど、それは「当たり前」ではなかったんだよなあ…。そして、

眩しくて見えなかった 光の真ん中で

ページをまためくるよ

ありふれた世界で一つの物語

眩しくて見えなかった 光の真ん中で

もう一度始めよう

「おかえり」と「ただいま」を 繰り返すみたいに

ページをまためくって

ページをまためくる、もう一度始める、ページをまためくって、で不調から完全復活してこうやってまた大きな舞台に帰ってきて歌手活動を再開してくれたことが思われて……おかえり、内田彩さん。帰ってきてくれてありがとう。本当に嬉しいです。

水をあげるのを忘れていたアイビーポット

私が思うより強いよね

「曲のリリースやコンテンツ(水)が減ってしまったけどオタクたち(アイビーポット)、私が思うより私を好きでいてくれたよね、ありがとう」って意味だと捉えてる…いやあのほんと…好きです……

長く降っていた雨は虹になって輝き

夢の意味すら変える 新しい理由を携え

ここだよここ…この「新しい理由を携え」ってなんだろうってずっと思ってたんだけど、始めは嫌がりながらソロ活動をやっていたけど、少しずつやりたいことが出てきた内田彩さんそのものだって気づいちゃって…

最初は受け入れてもらえるか不安で嫌だったソロ活動だったけどファンにありのままの自分を受け入れてもらえて、歌う喜びを知って、自分の好きなものを詰め込んだアルバムを出して、それもファンに受け入れてもらえて、武道館ライブをやりきって、シングルでまた歌う楽しさを思い出して、ファンを信頼できるようになって、そして今では「楽しい!」「これやりたい!」「ファンにこの景色を見せて欲しい!」って新しい理由を携えてフルアルバムの製作に取り掛かれるようになった内田彩さん…まさにこの歌詞の通りじゃん……

もう、なんか、どう言葉にすればいいのかわからないんだけど、内田彩さんが本当に大好きです。

 

EN1.Everlasting Parade

やったぜ。EDMメドレーに無かったあたりで確信してた。

Everlasting Paradeとかいう曲、唯一どのアルバムにも収録されてない楽曲だしもう概念の段階からエモ過ぎる。「終わらないパレード」で終わるライブ、最高過ぎるんだよなぁ。

「みんなも歌ったりクラップしたりしながら楽しんでください!」

サビで「フッフー!」って言うんじゃなくてクラップしたいなあって思ってたからクラップが公式になって嬉しかった。

なんか改めて聞くと、歌詞がキラキラしてて楽しくて笑顔になれて私が内田彩さんのライブに対して思ってる気持ちがぎゅっと詰まってて大好きだなあ…。さすが武道館の1日を落とし込んだ曲……。

 

【2日目】

EN2.Say Goodbye, Say Hello

「みんな、何度さよならしても、また会いに来てね!」

こ~~~れだから内田彩のオタクやめられないんだよなあ!!まさか最後にもう1曲あるとは!!さっき私が本編のSG, SHの感想でなんて書いたか覚えてる?「私はこの歌を聴く度に内田彩さんに一生ついていこう、って思うんだろうなあ」だよ?てっきりもう次のライブまで聴けないと思ったのにアンコール一番最後にやられたらもう…一生ついていくしかなくなっちゃうよね……!

武道館のwith you並みに感動してしまった。アンコールでEverlasting Paradeは自分の中で予定調和だったし、あー2日目これで終わりかあって思ってたから一瞬で骨抜きだよ。

Say Goodbye, Say Hello

何度でもさよならを

Say Goodbye, Say Hello

はじめましてと

何度でもさよならを 

ずっとこの部分で「どうして、“さよなら”を明るく捉えてるんだろう?」「こんにちは→さよなら、じゃなくて、さよなら→こんにちは?」って思ってたけど、さよならってことはさ、会う機会があったってことだし、そこから次の会う機会があるってことなんだよね…内田彩さんがライブの終わりにいつも言う「またね、おやすみ」と重なっちゃって……これからも何度でもさよならしてはじめましてする……

こういうセトリ作っちゃう内田彩さんがほんっとに大好き。武道館のwith youを超えるライブの〆はこの先の人生で味わえないなあって思ってたけど、味わっちゃったよ…しかもまた内田さんだよ…やっぱ内田彩さんなんだよなあ……

 

✿まとめ

やっぱり内田彩さんが一番好きだと思うライブでした。

内田彩さん、楽曲、バックバンド、演出、どれをとってもやっぱりAYA UCHIDA(コンテンツ)が一番好きだし、内田彩さんが私たちに見せてくれるステージが好き過ぎる。

転んで靴壊したドジっ子ちゃんかと思ったらカッコイイ曲で大人な笑みを見せてくるし、本編ラストでボロボロに泣かせたかと思ったらアンコールではたくさん笑わせてくれるし、もう、どんだけ色んな感情をプレゼントしてくれるの?大好きなんですけど?

それに、Breezin'で「大好きだよ♡」とかwith youで「ずっと一緒だよ!」って台詞入れてて、内田彩さんもファンをもっと好きになったんだなあと思いました。最初の頃はファンの望む「アイドル」像に応えられない、とか思ってた彩だけど、Sweet TearsとBitter Kissが受け入れられたのを大きなきっかけに今では「ファンに盛り上がって欲しい!」って理由でUnder Control選んだり、「誰になんて言われようとこれを歌うんだ!!」ってカレイドスコープロンドを選んだりしてるし、ファンを好きに、そして信用できるようになってくれたんだなあ。

とか今回は何の発表もなかったけど、完全復活した今アーティスト活動が止まるとは思えないしこれからの活躍が一層楽しみになりました。

これからもずっと内田彩さんが好き!!!!!!!!!

 

 

 最後にダイマでも。

ICECREAM GIRL(通常盤)

ICECREAM GIRL(通常盤)

 

 3000円でこんなっょぃコンテンツが味わえることないよ!!脳みそとろけちゃうよ!!私の推しは、世界で一番かわいくてかっこよくてかわいいよ!!!!ICECREAM GIRLをよろしくお願いします!!!!!

 

 

おわり。

【小倉 唯】 2nd LIVE Smiley Cherry【セトリと感想】

色々あって小倉唯さんを好きになり(リンク参考)、

pnkmgnd.hatenablog.com

今日ついに小倉唯さんの2ndワンマンライブであるSmiley Cherryに行ってきた。上記記事の彼氏と。

サマステはノーカンとして実質初めての唯ちゃんの真面目な現場だったからかなり緊張した。

目当ての曲は唯ちゃんを好きになるきっかけになったRaiseと、チェリパスで一番好きなTomorrow。

昼夜両公演とも行ったけど記事分けると無限に文章書く羽目に適度に分けながら適当に書いてく。

 

 

1.ハイタッチ☆メモリー

【昼】開幕初っ端からブチ上がるライブにあんまり慣れてないので微妙に硬くなってしまった。

【夜】昼公演で温まってたので無事ブチ上がった。

 

2.【昼】Happy Strawberry

 【夜】FUN FUN MERRY JAM

夜公演の時にぼんやり「あれ、私ハピストとファンファン~勘違いしてたっけ?」って思ったけどセトリ変わってたのね。いま気付いた。

 

3.Baby Sweet Berry Love

【昼】最後に唯ちゃんが歌詞を間違えてて「唯ちゃんも人間なんだなあ…アンドロイドじゃないんだなあ…」と感嘆してしまった。そして完璧主義な小倉唯さんが歌詞を間違えても「“完璧”じゃなくなった…死にたい…」とならずに「てへっ♡ごめんね♡」と上手に良い意味で適当に誤魔化せるようになったのが、小倉唯さんの言葉を借りるととても“成長”だった…

BSBLはアンコールかなあとぼんやり思っていたので結構初っ端で飛ばしてきてびっくりした。アンコールなに歌うんや……(フラグ)

 

4.Baby,Baby,Baby

昼夜ともに泣いた唯一の曲なんだけど、あまりコンテンツは関係ない話なので後述する。

 

5.いつだってCall Me!

昭和っぽい曲に昭和っぽいコールが入って良いですね。

 

映像1

あんまり大声では言いたくないんだけど、風船がえっちなのを狙い過ぎてて正直引いてしまった…そんなあからさまに性的なことを連想させること唯ちゃんにさせないで…ていうか私いつから小倉唯処女厨になったんだ?

 

6.エンジョイ!

これだよこれ~~~~♡♡エンジョイ!大好きだからツイッターで「エンジョイ!振りコピして連番オタクを殴り殺すぞ!!」とか言ってたので、振り付けをふんわり覚えてったら超楽しかった!昼はサビしか踊れなかったけど「こりゃフルで覚えた方が楽しいぞ!」って思って昼と夜の間に必死にABメロの振り付け頭に叩き込んだ。

振りコピを試みて思ったけど間奏のパカパカパみたいなところマジで難しくて、そつなくこなしてる唯ちゃんマジパネェっすよこれ。

 

7.ガーリッシュエイジ

あ~~~!!!サイコ~~~!!!!!!!

ガーリッシュエイジは大好きな曲で、でも今回チェリパスには入ってないから披露してくれるかな…(ソワソワ)って思いながら臨んだけどやってくれてめっちゃ嬉しかった!しかもヘッドセット使っての全身ダンス!

これめちゃくちゃバンドが映える曲だからキントリに行かなかった自分が憎すぎる…まああの頃小倉唯さん嫌いだったしな……

 

8.ドキドキラビリンス

このエンジョイ!→ガーリッシュエイジ→ドキドキラビリンスの流れが最高過ぎた…かっこよくてかわいいエレクトロニカな曲だいしゅきなの…

これはオタクが大好きな「強気を装ってるけど実はか弱い女の子」の曲で毎回あざといな~~って思う。

でも落ちサビのこの部分

ツライツライツライばっかり言いたくない

プライドでサバイバル

の“意地”みたいなのが“小倉唯”さんとも重なって好き。女の子の強い部分、それか強くあろうとする部分が好き。

 

9.Dear

(気になるところがあるので感想今度書き直す)

 

10.Tomorrow

今日生で聴くのがめちゃめちゃ楽しみだった曲。もはやTomorrowを聴くために横浜まで行った。一時も見逃したくなくてキンブレ消してガチ地蔵してしまった。

Happy Jamの時は泣きながらSing-a-ling-a-Harmonyを歌ってた小倉唯さんがこの曲を歌えるようになった意味がデカ過ぎるんだよな。2年前は「周りから求められる“小倉唯”であること」を頑張り過ぎてボロボロになってたのに、

誰かの評価よりもこの目で見たものを信じたいよ

ちぐはぐでも夢中になりたい

遠回りも楽しいでしょ?

誰のためでもない私だけの道を

まっすぐじゃないけど確かな道のり

なんて、自分を大切にする価値観を堂々と歌い上げるのやばくない?唯ちゃんはもう“小倉唯”のプレッシャーに臆することなく“小倉唯”も楽しみながら自由に堂々と生きていけいるんだなあ……

ちょいちょいやってた両手を広げてるポーズが女神みたいで、天使♡お姫様♡だと思ってた唯ちゃんがいつの間にか神々しくなってマジヤバかった(語彙力)

この曲はストジャムのシンガリンガ枠だと思ってたから、「なんで最後のナンバーじゃないんだろう?」とか思ってたし、今日も本編最後とかにオタクを泣かせる目的で歌うと思ってたからサラッと披露してしまってびっくりした。でも、逆にTomorrowのようながっつり小倉唯さん本人に寄り添う曲をトリにしなくても良いくらいアーティスト“小倉唯”が成長したということなので、とても良いことだ。

 

11.Future Strike

【昼】Tomorrowでガチ泣きした後だったのでブチ上がりきれなかった…

それからFSとRaiseは幕張みたいにかっこいいゾーンとしてセットで来ると思ったけど、Dear→Tomorrow→FSが完全にアルバムの曲順だしこれからかっこいいゾーンが来るとは衣装の数的に思えないし「え…私、生のRaise聴けないの…?」ってここからめちゃめちゃ不安になった。サマステでも複数のオタクから「絶対Raise歌うよ!」って言われたのに歌ってもらえなかったしね。心に住みついてる不安が顔を出してた(Tomorrow)。

【夜】夜はTomorrowで泣かなかったから結構楽しめた。

 

12.アコガレCollection!

私は性格が悪いからこの曲のこと「おっさんの“女の子”の偏見が詰まってて寒気がする」とか思ってたんですけど、唯ちゃんが

「アコガレCollection!は本当に女の子の好きなものがたくさん詰まってて本当にお気に入りな1曲なんです♡」

って言ってたので思い直しました…。

ボリュームのあるロングワンピースが大好きなので衣装がとても好みだった。サビでワンピースの裾を持つ振り付けがたまらん。

あと間奏がディズニーっぽくて好き~♡って思ってたら、その部分でダンサーさんたちとディズニーのショーみたいな振り付けやっててとてもかわいかった。

 

~振り付け講座~

「わぁ~おめかしした大人の皆さんがミートボールやってる~!(爆笑)」

映像とか振り付け講座見て思ったけど、小倉唯さんが確実に“素”を出すのが上手くなってるのでこういうトークとかがハピジャムの頃とかよりすごい面白くなってた。ヤバイ○○見ても思ったけど素の唯ちゃん、茶目っ気満点でパンチがきいてて面白いしもっと見せて欲しい。

 

13.エブリデイ☆ハッピーデイ

【夜】なんか唯ちゃんが暴走して

「みんなが上手に踊れたらミートボール大魔神からミートボール食べてもいいよ(暗黒微笑)(茶番)」

みたいなのやってすごく楽しかった。こういうお茶目な唯ちゃん、好き。

 

14.Merry de Cherry

ラップがかわいくてめっちゃ好きな曲だけど、Merry de Cherryが好きな奴は絶対童貞だと思う。

 

15.【昼】Tinkling Smile

  【夜】Charming Do!

昼夜でセトリ変えるならTinkling SmileとCharming Do!を交換するんじゃね?って言ってたら本当に当たってしまった。

この曲の前に「残りあと2曲です!」と言われ、ラストはプラパスで確定だからRaiseが本編で来ないことが確定し絶望。

 

16.プラチナ・パスポート

ラスサビで上手に飛べた。

 

EN1.Raise

【昼】良かった…生Raise聴けて良かったほんとうに良かった…唯ちゃんを好きになったきっかけの曲だからずっと生で聴きたいって思ってたのにだってサマステでも聴けなかったし今回もそうなるんじゃないかって……

「アンコールでRaiseだよ~びっくりした~?♡」

びっくりどころの騒ぎではない。地獄から天国である。アンコールしてるときに「アンコールでRaiseなんて前例ないでしょ…TシャツにRaiseなんて絶対変だよ…」って半泣きだったから、Raiseの旋律(イントロ)が聴こえた瞬間嬉し過ぎてパシフィコの3階までジャンプしてしまった。

マジで嬉しかった、今日で一番泣いた曲。Raise一番聴きたかっただけに、本編でやらずに絶望させてからのアンコールの方が有難みが増してより感情が大きいものになった。神セトリ過ぎる。見事に手のひらの上でくるくる~~された。

それとオタクをRaiseでブチ上がらせなくても本編が成り立つようになったってのはデカいと思う。

【夜】アンコールの段階からペンライト赤にして立ってた。昼は号泣しながら飛び跳ねてたせいであまり記憶がなかったので夜は見ることに集中した。

 

MC

【昼】

「これからも小倉唯についてきてください!」

私はハピジャムの頃の小倉唯さんは「ついていきたい」というよりは「支えたい」って思わせる存在だなって思ってたけど、最近小倉唯さんは確実に強く成長してるな…もしかしてついていって良い存在になったのか…?って思ってたら本当に本人の口から「ついてきてください!」が聞けて嬉しかった。

【夜】

ちょっとマジでうろ覚えなんだけど忘れる前に文字にする。

「2年前ここ(パシフィコ横浜)に立った時はちょっとね…怖いって思ったの。

ここにいるみんなが、私ひとりだけのために来てくれてる。

私はその大きな愛に応えられるのかなって。」

「でも、今は違う……!

ここにいるみんなが、私の味方なんだって思える!

みんなが、私にエネルギーをくれるんだよ!」

ハピジャムの頃は「頑張っても頑張っても世界に自分だけ独りぼっちに思える」って言ってた小倉唯さんが!!!!!!!!!ファンを「味方」って思えるようになったの、成長過ぎませんか?!?!?!?!!!!!!!!

オタクって意外と優しいから!!!唯ちゃんが“小倉唯”とはちょっと違った素を見せてくれても嫌いにならないし受け入れるよ、大丈夫!!!

「2年前は10代で若くて自分の体力とかもわかってなくて全力でぶち当たることしかできなかったけど、今はツアーとかでソロとしての経験を積んであれからたくさん成長したなって思えるの。

だから、みんなも私の成長を微々たるものでも良いから感じとって帰ってくれると嬉しいです」

ほんと、ハピジャムの頃はあんなにボロボロだったのに、今は堂々と中盤でTomorrowを歌ったりRaiseをアンコールに持ってったり、パフォーマンスからもMCからもセトリからもなんかもうすべてから小倉唯さんの成長が感じられた。

しかも、ハピジャムでボロボロ泣いて、幕張でも安心して泣いてた小倉唯さんが今回は、

「Smiley Cherryってライブ名だから涙を見せないで笑顔で終わりたいです!」

って宣言して本当にちゃんと一度も涙を見せなかったんだよ…?小倉唯さん、強く、かっこよくなったね……好き過ぎる……

小倉唯さんはもうあの弱くて脆くてボロボロな女の子じゃなくて、強くてかっこよくてそれでいてかわいい最強の存在になったんだなあ……

 

15.Honey♥Come!!

この曲ヤバイよなあ~

私推しのキミが大事 笑顔にさせてあげたい

私推しを後悔させないための努力は惜しまない

髪型も癖も趣味も 実は進化中

このへんがまさに小倉唯さんが理想とする“小倉唯”さんというか…なんだかんだ一番小倉唯さんに近しい曲ってSing-a-ling-a-HarmonyでもなくTomorrowでもなくはにかむ~なんだよなあ…

Flower Shopに並ぶ花々がどれも等しく綺麗でも ね?

違う香り 違う光り 放つように

私も、似てないの、誰とも…たぶん。

お願いっ私だけ見て じょうずに云えたらいいのに

きみをずっと見つめさせて

ここは世界に一つだけの花を連想しちゃうしそれは間違ってないと思ってる。で、世界に一つだけの花は「ナンバーワンにならなくてもいい 元々特別なオンリーワン」って歌だけど、この我らがHoney♡Come!!は「みんなそれぞれオンリーワンだけど、その中で私をナンバーワンにしてくれ」って歌ってるんだよね。やばくない?この一番への貪欲さ。ストイックな小倉唯さんにピッタリなんだよなあ。

エモいわブチ上がるわで死にかけた〆だった。

 

で、最後にBaby, Baby, Babyで昼夜ともに泣いてしまった話をする。直接コンテンツとは関係のない個人的な話なので興味ない人は読み飛ばしてください。

Baby,Baby,Babyはいつも彼氏のこと考えながら聴いてて今日も「待ち合わせに先にいると嬉しいよね~」とか共感しながら楽しんでたら、なんか急にこんな状況に自分がなれるなんて少し前までは思わなかったな、夢みたいだなって思って涙があふれてしまった。

小倉唯さんのことをあんなに嫌いだったのに、私はステージの唯ちゃんを見て「かわいい」とか「好き」とか思えるようになってて、小倉唯さんの歌に共感できてて、それで何より横には何年も大好きな彼氏がいる。私が小倉唯さんを嫌いなままだったら絶対に実現しなかった光景だ。

私の小倉唯コンプレックスは相当深刻なものであったけど、これは彼氏に唯ちゃんのオタクをやめさせるとかではなく、私が自分の力で乗り越え解決しなければならない問題であるともずっと思っていた。

そのコンプレックスを今日、本当の意味で乗り越えられた。

今日は朝から彼氏に会えて物販に一緒に並んでライブTをお揃いで着れて一緒にライブ楽しんで「Raiseまだ来ないね」とかこっそり会話したりなんかして、すっごく楽しい1日だった。私が小倉唯さんを嫌いなままだったら「彼氏、今日小倉唯のライブに行ってて最悪!」ってイライラして1日が終わってたはずだ。

ほんとに、小倉唯さんを好きになれてよかった。

【10月11日追記】

このブログは前の記事のように馬鹿みたいにバズったりはせず、小倉唯さんのオタク達に少しずつツイッターで拡散された。それが本当に小倉唯さんのオタクになれた証に思えてたまらなく嬉しい。だって私は小倉唯さんのオタク“だけ”を撃ち抜ける文章を書けるほど小倉唯さんを好きになれたってことでしょ。嬉し過ぎる。

小倉唯さんを心から好きになって彼氏と一緒に楽しむ、というのはずーっと前からの理想の“自分”だった。

長い月日を要したけど、やっと私はそんな理想の“自分”に辿り着けた。彼氏に「唯ちゃんのオタクやめて!」と当たらず、きちんと自分のコンプレックスと、そして小倉唯さんと向き合いこの境地に至れた自分を誇らしく思う。

小倉唯さんを本心から好きになれて、ほんとうに本当に嬉しい。

【追記終了】

 

ライブを通して小倉唯さんの成長をたくさん実感したけど、私だって日々生きながら成長してて、こうやって小倉唯さんとお互いに良い感じにこれからも支え合えたら素敵だなあ…って思った。

本当に小倉唯さんを好きになれてよかった。

2ndツアーおめでとうございます。これからも好きです。

 

 

 

おわり。