実家出る宣言したら親が優しくなった話、好きを仕事にしない話
最近の色々思うところがあったので記録しようかと。
ブログの更新5か月ぶりでやばいね。「この広告は3か月以上更新されていないブログに表示されます」とかいう初めて見る広告出てて焦った。
実家出る宣言したら親が優しくなった
父親とずっと仲が悪く、喧嘩する度に「反抗するなら学費払わないからな」「文句あるなら自分の金で一人暮らししろ」と言われ続けてきたので、社会人になったら実家を出て自分の金だけで一人暮らしする、というのが大学生の頃からの一つの目標だった。
最近貯金も貯まって良い物件も見つけたので、ちょうど1週間前の日曜に両親に「近いうちに一人暮らしをしたい」と説得して、なんとか許可をもらいました。
説得時の父との争いは壮絶で、数時間にわたって「これまで生活費や教育費を払ってもらった恩があるなら家を出るな、それでも一人暮らしするなら親への恩は無いとみなす」とか「祖父の3周忌が終わってないのに娘が実家を出るのは世間体が悪い(何時代?)」とか「親がこんなに反対しているのに、親の気持ちを汲まず論理的に反論するお前は人の心が無い」とか色々言われた。けど、結局父は私が家を出るのが寂しいだけみたいだった。
結局父は、母の「このままあなたが反対し続けたら、みんりは黙って引っ越して実家に帰ってこなくなるけどそれでいいの?温かく送り出して、気持ちよく実家に帰ってこれるようにした方が良いんじゃない?」の一言で折れた。
で、一人暮らしの許可をもらってからというもの、父が急に丸くなった。以前は外出すると怒られ、夕飯時に帰らないと怒られ、部屋にこもると怒られ、事あるごとに「お前は社会でやっていけない」と怒られ……といった調子で何かと怒られていたけど、それがなくなった。(ちなみに母は門限方面で厳しく今まで23時までに帰らないと怒られていたが、こないだ帰宅が0時過ぎても「遅いよー」しか言われなかった)
私が実家を出るまでの残りの期間を円満に過ごそうとしてるんだなというのが伝わってくる。
別に私は転勤とかじゃなくて親との不仲で実家を出るから、最初からこんな風に接してくれたら実家出なかったのになあ。でも、実家出る宣言をしなかったらずっと理不尽に怒られ続けていたと思うから、結局実家にいるままではダメだったんだろうな。
まあそんなこんなで、なんで親と上手くやれなかったんだろうとセンチメンタルになりながらも、一人暮らしに向けて少しずつ動いています。
好きを仕事にしない
1の話にも共通するけど、実家を出るのが社会人生活の目標だった私は、就活の軸が「自立したい、他者に金銭的に依存したくない」だった。本と図書館が好きなので本当は司書になりたかったが、枠が少なく給料も高くないので一生実家を出られんと思いあきらめた。
結局一人で生活費を稼ぐことを念頭に総合職を、需要が当面はなくならそうという理由でIT業界を就活では志望し、今はそんな感じで働いてる。
父は「好きを仕事にしろ」派の人間で、進路に関しても「本と歴史が好きだったのに、お前は好きから逃げて妥協で仕事を選んだ」「条件面だけで仕事を選んで、生活のために仕事をしても上手くいかない」と言われ続けていた。
私は好きを仕事にしたくない。仕事にすると「お金」が発生する。「お金」が発生すると生活がかかってくる。
本も歴史もアニメも音楽も雑に色々好きだけど、それらを「仕事」にして生活費を稼ぐ手段にすると好き勝手言えなくなるのが嫌だった。例えば批評家になったら好きじゃないコンテンツも褒めないといけない。歴史学者になったら「南京事件はなかった」とか言う人達とやり合わないといけない。編集になったらクソ合わね~って思う本も読まないといけない(あと作家のスケジュール管理とか一番向いてない)。作家になったら書きたくない話も書かないといけない。どれも主義に反する話が来ても断れるくらい私がビッグなら良いが、「お金」と「生活」がかかっていたら断る選択肢を持てない。
「お金」「生活」を天秤に自分の意志を捨てる行為は、父に言われ続けた「文句あるなら学費払わない」ハラスメントと似ていて絶対に嫌だった。「好き」が「義務」になってしまうのが怖かった。
だからお金や生活など条件面にとらわれず、純粋に好きって気持ちを仕事にできる人はすごいなあ、私はそれになれないなあって劣等感を感じていた。父にもそんな自分を否定され続けてるしね。
で、なんでこの話をしてるかと言うと、「や、自分の選択に後悔はないな」と思う出来事があったのだ。
昨日偶然ディズニーで高校の同級生と高校卒業ぶりに再会した。その子は一緒に図書委員をやっていて、私は委員長でその子は副委員長だった。その子と近況の話になって「ラノベの編集になったよ!」って言われた。ラノベの編集、図書委員の星(は?)みたいな職業である。好きを仕事にした典型だ。
でも、自分でもびっくりしたけど、全く「うらやましい」「それに比べて私は……」みたいな感情が湧かなかった。父に「好きを仕事にしないお前は云々」って言われ続けてきたから、てっきり自分は好きを仕事にしている人達にコンプレックスを抱えているんだと思っていたけど、別にそんな感情微塵もなかったのだ。
だって別に仕事楽しいし。先輩は優しく色んなこと教えてくれて、新人の私に結構色々任せてくれて、毎日色々覚えて、自分が作った部分をお客様が使ってくれて、ふつーに楽しいんだもん。「社会人になったら実家を出る」って目標・夢も叶えられそうだし。
「生活のために好きでもないことを仕事にする」もそんなに悪いことじゃない気がした。もちろん好きを仕事にしている人達の「好き」って気持ちの大きさや覚悟は尊敬しているけどね。むしろ尊敬してるからこそコンプレックスがあったって話だし。
好きとは違ったけど、私の一番やりたいことは本当に「経済的自立」だったんだろうな。
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まあ、そんな感じで就職して早半年以上。
念願の経済的自立も手に入れたし、仕事は楽しいし割とハッピーに生きてます。っていう記録でした。
【富田美憂】翼と告白【MV考察と感想】
こんばんは。
今日は富田美憂ちゃんの2ndシングル「翼と告白」の発売日ですね!
以前このMVが公開された際に、Twitterで絶対音感を持ってるオタクと交流していたのですが、
絶対音感オタク「この音が~このコードが~」
私「みゆちゃんの表情が~歌詞が~」
と本当に同じものを視聴したのか?ってくらい視点が違っていて大ウケしました。
ということで今回は、発売日に合わせて絶対音感オタクとそれぞれの「翼と告白」ブログを書いてみました。
絶対音感オタクの記事はこっち(オタクがギリギリまで公開しないから私もまだ読めていません。読みたい)。
raingadgetmusic.hatenablog.com
私は主にMVの話をします。お楽しみいただけると幸いです。
シーン整理
このMVは3種類のシーンによって成り立っています。それぞれ富田美憂A,B,Cとしてまとめます。
富田美憂A
まず、富田美憂Aです。彼女は暗く閉ざされた部屋におり、部屋には椅子と鳥籠のみあります。始め彼女は靴を脱いで椅子で丸まっています。基本的に表情も陰鬱としており、1番は彼女のこの暗い描写が主です。
このアングルからして鳥籠は「囚われ」の象徴でしょうか。
始めは靴を脱いでいた彼女ですが、2番Bメロ以降靴を履きます。
靴を履いた彼女は鳥籠を見上げます。この辺は2番サビです。
そして椅子から立ち上がり、鳥籠に近づき触れてみます。
靴も脱いで椅子に丸まっていた頃から比べると、少し進歩していることがわかります。丸まる/立ち上がるという対比からして、椅子も「囚われ」の象徴なのでしょうか。
そして2番サビが終わり、Cメロが訪れます。
Cメロでは閉ざされていた部屋に光が差します。富田美憂Aの右腕~顔にある虹色のラインです。
Cメロ後の間奏では長方形の光があることから、部屋の扉が開いたことがわかります。Cメロの光源は扉の外だということでしょう。
そしてほぼ同時に部屋に羽が降り始めます。
降ってきた羽を彼女は掴み、微笑みます。
今まではずっと暗い表情をしていたので、彼女の中で何かが変わったことがわかります。
その後彼女は扉の方を見ると、
椅子から立ち上がり、
少し不安そうな顔を見せながらも、
決意したように微笑み、
扉の外へ駆け出します。
つまり、富田美憂Aのカットは「囚われからの解放」の物語であると言えます。
暗い部屋・鳥籠・椅子は「囚われ」の象徴で、光・羽・扉は「解放」の象徴でしょう。
それぞれ暗い部屋と光、鳥籠と羽、椅子と扉で対応していると言えます。途中で履いた靴も「自分で進む力」みたいなアレでしょう。
富田美憂B
富田美憂Bちゃんは白い布に囲まれている子です。布に映し出されるものは様々なのでいくつか紹介します。
幾何学模様+羽シリーズ
夜明け?
夕方…?
表情は割と優しげで笑顔を見せることもあります。これはめちゃくちゃすきなみゆちゃん。マジで可愛い。
ところでこの富田美憂Bちゃん、Cメロで覚醒します。
これ最初は富田美憂Dの登場かと思ったんですけど、続きを見て行くと
白い布に囲まれているため、富田美憂Bの白い布に何も映し出されなくなった状態であることがわかります。
また、覚醒富田美憂Bは覚醒前より身振りも大きくなります。
富田美憂Bが覚醒・あるいは解放された姿なのでしょう。
富田美憂Bに関してはひとまず以上です。
富田美憂Aと繋がっている描写もいくつかあったので、それは後ほど触れます。
富田美憂C
富田美憂Cはずっとシャボン玉のような場所にいます。背景や小物が変化することはありません。
表情はほとんど笑顔です。
純真無垢で変わらない富田美憂でも担当しているのでしょうか。
以上、翼と告白のMVはこの富田美憂A, B, Cの3シーンで構成されています。
富田美憂Aと富田美憂Bの繋がり
先述の通り、富田美憂AとBはいくつかカットが繋がっていたり行動が対応していたりしています。
羽を渡す富田美憂B、羽を受け取る富田美憂A
富田美憂Aの物語では彼女が羽を掴むシーンがありました。
それに対応するように、富田美憂Bには翼を渡すシーンがあります。
富田美憂Aに羽を与えたのは富田美憂Bなのでしょうか。(まあAの部屋に降ってきたんですけど)
富田美憂Aの扉の先にいる?富田美憂B
これはCメロで扉が開いたことに富田美憂Aが気づき、顔を上げるシーンです。静止画だとわかりにくいんですけど、顔を少しだけ上げる仕草をしています。
そして富田美憂Aが顔を上げた後に映し出されるのが、この覚醒富田美憂Bです。
扉の先で待っているのは富田美憂Bなのかもしれません。
富田美憂Aの描写が囚われから解放される過程だとすると、富田美憂Bは囚われから解放されたそのものと言えば良いのでしょうか。富田美憂Bが「解放されたいよ~」って疼いてたのを聞いて、富田美憂Aが行動を起こした的な…。うまく表現できないな。
富田美憂A, B, Cの関係
ということになります。さらにここに富田美憂Cを加えます。
こう仮定すると登場する富田美憂は全て同一の富田美憂であり、3シーンは富田美憂の3種類の心の中ということになります。
つまり、この曲のMVは一人の富田美憂が自己と向き合う過程を3シーンに分けて描いているのでしょう。一人の富田美憂って表現それはそうって感じなんですけど、一人n役を演じるMVとは違うってことが言いたいです。
所感
堅苦しく「自己と向き合う様子を描いでるのでしょう~」で〆るだけじゃそんくらい初見でわかるわって感じなので、所感欄を設けてみました。
MVについて
「翼と告白」という曲名に合わせた羽の使い方が素敵だ~♪(Cメロ)と思いました。
富田美憂ちゃんは未履修だったのですが、このMV見て1サビの夕焼け?ぐわ~~~~の演出で鳥肌立ったのと、富田美憂B,Cの笑顔がめちゃくちゃ可愛くて急に真剣になりました。
MVのストーリーもかなり好みです。こういうCメロで転機が起きて進展、みたいなやつが大好きです。前回MV考察記事を書いたのはSUMILE SMILEなのでマジでこういうMV好きなんだなと自分で思いました。
歌詞について
文字起こし頼りで歌詞を考察するのはどうかと思い触れていなかったのですが、実は歌詞も全て文字起こししてパート分けしていました。富田美憂A、富田美憂B、覚醒富田美憂B、富田美憂Cの色分けです。(覚醒富田美憂Bが黄色いのは新キャラ富田美憂Dだと思って色分けしたからなのですが、この色分けのおかげで富田美憂D出現以降Bが消えたことに気付けてD=B説に気付きました)(色分けする前に気付け)
MVではCメロが富田美憂AとBの転機になっていたんですけど、歌詞も「抱きしめてください」「抱きしめてあげたい」と応酬があってから「眠れる翼が目覚める」という歌詞で転機になっておりリンクしていましたね(この記事でも富田美憂Bを「眠れる富田美憂」と表したり若干表現は寄せました)。
心がうずく→心がうごく→心が羽ばたくの変化も良いですね。
という訳で以上、「翼と告白」のMV考察と感想でした。
ドルオタの性で爆速でネトサ会購入してしまったので届くのが今から楽しみです。あと歌詞も早く見たいです。Apple Musicは1時配信なのでこの記事公開の1時間後には見れてるはず…。
それでは。
みゆちゃん、コロナ収まったら会いに行くからね~(ニチャア……)
【内田彩楽曲考察④】Daydream
数日前にブログタイトルを手書きしながら「そういえばDaydreamと向き合ってねえな」と思い出したので向き合ってみました。
この記事では内田彩さんの2ndアルバムBlooming!に収録されている「Daydream(作詞:中村彼方さん、作曲・編曲:坂部剛さん)」について論じます。
Daydreamとは
ここではDaydreamという単語そのものの意味について考えます。これに関しては内田さんがハッキリ定義づけしているので引用します。
10. Daydream
……Daydream=白昼夢なので、現実感のないフワーンとした曲になっています。……
「うっちーのBlooming!全曲紹介」(『声優グランプリ』2015年9月号) 9頁。
という訳で、この曲においてのDaydreamとは白昼夢のことです。また、白昼夢という単語の定義も引用しておきます。
はくちゅうむ【白昼夢】
まひるにみる夢。また、そのような非現実的な空想。白日夢。
白昼夢という言葉自体は知っていても改めて定義を見ると「ふーん、こんな意味だったんだ」ってなりません?私はなりました。
AメロBメロ
前項ではタイトルの定義づけを行ったので、さっそく歌詞を見て行きましょう。
この歌は主人公が過去の記憶を辿る歌であると推測します。1番は下記のような歌詞によって構成されています。
【1番Aメロ~Bメロ 】
たぶん忘れてたのは
思い出じゃなくって鍵の在り処だった
糸をぐっと辿るように光が連なってく
物語る幻 貝殻の中から
ねえ あの日の 声が聞こえ始めてる
主人公が「鍵(記憶を思い出すきっかけ?)の在り処」を忘れていたことに気付き、それによって「糸をぐっと辿るように」「光(記憶?)」を思い出していることがわかります。「あの日」も「記憶」の表現でしょう。
2番にも以下のような歌詞があります。
【2番Aメロ】
記憶の欠片ずっと 手の中に握ってた
記憶の欠片をずっと手の中に握ってたと言っているので、1番のように(忘れていたのはあくまで「鍵」であり)記憶は自分の中にあったみたいな話をしているのでしょうか。
以上の描写から、この歌で主人公は自身の記憶をたどっていることがわかります。
サビ
続いてサビの歌詞を見ます。サビは主にAメロBメロで触れた記憶の描写によって構成されています。
【1番サビ】
蒼い蒼い波が打ち寄せる ソーダ色の空模様
ふわりふわり はためいた白いシャツの残像
今とまるで同じ
【ラスサビ 】
蒼い蒼い波が打ち寄せる ソーダ色の空模様
ふわりふわり はためいた白いシャツの残像
現在(イマ)と重なる
「今とまるで同じ」「現在と重なる」と言っていることから、この二つが過去の描写であることがわかります。また、「蒼い蒼い波が打ち寄せる」という表現から海にいることが推測できます。そういえば1番Bメロにも「貝殻」という言葉がありました。
次は2番のサビを見て行きましょう。
【2番サビ】
まわれまわれ 赤いかざぐるま
千切れてしまわぬように
優しい優しい 風はあの海を渡り吹いてきた
あのねあのね 君が打ち明けた
秘密はなんだったかな
熱い熱い 足の裏に絡みつく砂の感触
過去の回想だという明確な要素はありませんが、「あの海を」「足の裏に絡みつく砂の感触」という歌詞から海、砂浜にいることがわかります。つまり、1番サビとラスサビと恐らく同じシーンであると言えます。
よってサビの歌詞は主人公の「記憶」の情景の描写であることがわかります。その描写の中身は言葉のままなので省略します。
後半の声の重なり
この歌は2サビ後3:32~内田さんの声が幾層にも重なります。
この部分について内田さんご自身、作詞担当の中村彼方さん、当時の音楽ディレクターの井上哲也さんはそれぞれ以下の様に述べています。
内田彩さん
「曲の後半はボーカルの多重録音にもチャレンジして、私の声がいくつも重なるすごく幻想的な響きになっています。」
(2ページ目)アーティスト内田彩の本気が見えた! セカンドアルバム「Blooming!」、ついに完成 - アキバ総研
「どれくらい録ったかなってくらい、声を重ねてて。完成したのを聴いたとき、すごく素敵だなって思いました。“白昼夢”という意味ですけど、本当にそんな感じで、自分の声に包まれている感じ。」
中村彼方さん(作詞者)
「これ、後半が凄いのです。時空が歪んでます。作曲の坂部剛さん、魔術師ですか!」
内田彩さんの2ndアルバムに収録される「Daydream」が試聴できるようになったのですね。
— 中村彼方 (@kanata_nakamura) 2015年6月25日
作詞をさせていただきました。
これ、後半が凄いのです。時空が歪んでます。作曲の坂部剛さん、魔術師ですか!
内田彩さんHPhttp://t.co/NdJt63bppW
井上哲也さん(当時の音楽ディレクター)
「終盤、ブレイクビーツに乗せて幾層にも重なりあう歌声に、突如として時間の感覚を失いそうになる。」
上記の発言よりこの声が重なっている部分によって時間の感覚の喪失・白昼夢らしさを表現していることがわかります。
この声が重なり合ってる部分、歌詞が無く音源では何を言っているのかわからないんですけど、ライブではハッキリ歌っているので文字に起こしました。以下です。
私は私は ここにいるから
いつでもいつでも 近くに
このフレーズは曲の終盤までずっと繰り返されます。2番サビまでが「忘れたと思っていた記憶」の話だったこと、1番Bメロの「あの日の声が」という歌詞を考えると、この声は記憶からの呼びかけでしょうか。
記憶からの呼びかけであると仮定すると、「忘れていた記憶はいつでも主人公の傍にある」ということが言えます。
また、「多重録音にもチャレンジ」と言っているだけあって、このフレーズ以外にも様々な声が重ねられています。
ハイレゾ音源で頑張って聞き取ったのが以下です(※間違っている可能性も大いにあります)。主に「ららら」「ライブ歌唱部分(ピンク色)」「ライブ非歌唱部分(青色)」の3つに分けられました。
まず3:32~3:52。
青色部分はサビの単語を繰り返している感じですね。
続いて3:52~4:14。ここからは楽器が増えるのでマジで聞き取りにくかったし、正しいかどうか本当にわかりません。
合っているかはわかりませんが、サビの単語を繰り返している…っぽいです…。
これまで見てきたように、サビは記憶の情景描写によって構成されていました。つまり、青色部分は記憶のシーンを表現していることがわかります。内田さん、中村さん、井上さんの発言を考えると、主人公が記憶に包まれている様子(=白昼夢)を表していると捉えられます。
以上により、この幾層にも声が重なっている部分は、「記憶が主人公の傍にあること」と「その記憶に包まれている様子」を表しているのだと言えます(前者に関しては呼びかけが記憶によるものである根拠が無いので微妙ですが)。
まとめ
ここまで書いてきたことをまとめると以下の4点となります。
①:主人公は「記憶」をたどっている
②:サビは「記憶」のシーンにおける具体的な描写
③:後半、主人公は「記憶」に包まれる (=Daydream、白昼夢)
④:「記憶」は主人公の傍にある?
ざっくり言うと、忘れてた記憶を思い出してその記憶に包まれて現実との区別がつかなくなったあ~ふわふわ~~みたいな感じですかね。
さて、ここまで散々偉そうに考察()を書いてきましたが、それでも結局歌詞の解釈に正解なんてものは無いと思います。
内田さんはこの歌について以下の様に述べています。
10. Daydream
……聴いた人によっていろんなイメージが思い浮かぶと思うんですけど、……
前掲「うっちーのBlooming!全曲紹介」
もちろん私がここまで述べたことは絶対的な正解ではないし、聴いた人の数だけDaydream解釈が存在するのでしょう。せっかくなので私以外の解釈もいくつか紹介しようと思います。
例えば井上哲也さんは以下のように述べています。
遠い日の記憶をたどり、大人になった今でも脆く危うい少女性の本質は失われていないことに気づく主人公。
これは記憶が「少女性の本質」を象徴していると捉えたのかなと思います。この少女性がどこから出てきたのか全くわからずかなり考えましたが、やっぱりわかりませんでした。
また、フォロワーはこれが恋の歌だと言っていました。
「多分夢に見た今昔の恋に鼓動が高まった状態で目が覚めて、……」
Daydream/内田彩
— お寿司(スイカ) (@must2step) 2020年5月5日
一番最初の歌詞が「耳を澄ましてみた」なの、天才としか思えん。
目覚めという状況で何に耳を済ますのか最初は全く分からないんだけど、歌のラストで曲に鼓動のような音が使われてる。多分夢に見た今昔の恋に鼓動が高まった状態で目が覚めて、それを不思議に思って耳を澄ませてる
本論では触れませんでしたが、「君が打ち明けた秘密」「白いシャツ」などのワードがあるのでなるほどなあという感じです。個人的にこれは目から鱗の解釈でした。
ちなみにTwitterで「Daydream解釈を聞かせてくれ」と募集もしましたが、誰もリプをくれませんでした。DECORATEの時の盛り上がりはどこに……?この数ヶ月で人望壊滅したのか…??
私は色んな人の解釈を聞くのが好きなので、「違う!!自分にとってのDaydreamはこうだ!!!」ってのがある方はコメントとかリプとかでぶん殴ってくれると嬉しいなと思います。
*
って感じで以上、私のDaydream解釈でした。
3年前にピンク・マゼンダについて書いたので、これでBlue Flowerも書いたら幽玄エレクトロニカ枠全制覇となります。また3年後くらいに挑戦したいです。
というか今ピンマゼのブログ見たらDaydreamについて「ドンシンクフィーリン系の楽曲かなと思います」と自分で言ってて大ウケしました。3年後に歌詞考察ブログ書いてるよ、お前。
それでは!
(この幽玄エレクトロニカ枠大好きだから今後も増えるといいなあ)
参考文献一覧
・『ジーニアス英和辞典第4版』大修館書店
・「うっちーのBlooming!全曲紹介」(『声優グランプリ』2015年9月号)
・INT #内田彩|2nd Album Blooming!後編 | アニカンドットジェイピー
・アーティスト内田彩の本気が見えた! セカンドアルバム「Blooming!」、ついに完成 - アキバ総研
ブログが可愛くなったよ~
こんばんは、みんりです。
GWオニ暇なのでずっとやりたかったブログのカスタムをやってみました。カスタム自体は1年前くらいに挑戦して志半ばで挫折したので、今回はちゃんと公開できるまでやりました。と言ってもほとんど他の方のコピペですが…。
PCビフォー
PCアフター
スマホビフォー
スマホアフター
とまあこんな感じになりました。備忘録がてらどんなことをやったのか記録しようと思います。
目標
・「スゲー!」ではなく「無難に可愛い」を目指す
・装飾でゴテゴテにせず、なるべくシンプルに
素人が無駄に凝ったやつを作ろうとしたら大火傷をするのは目に見えてたので、とりあえず今回は「無難に可愛い」レベルを目指しました。
また、素人が大火傷する原因を考えた時に「様々な機能に感動し、馬鹿の一つ覚えみたいに全機能をマシマシにしてまとまりがなくなる」ことが挙げられると思うので、どんなに可愛くてすごい機能があってもシンプルさを心掛けることにしました。
デザインCSS
まず始めにデザインCSSを色々書いていきました。全体的な流れとしては以下の方のブログを参考にしました。この方のブログは今回多く参考にしたので、今後も頻出します。正直このブログはほぼこの方のCSSで成り立っています。
私はboilerplate.cssをDLしたらVSCで適当に書きました。この本ブログとは別でサンプル用のブログを作り、そのブログでCSSを更新して試しつつ書き進めました。
以下は具体的に設定したことです。
ブログ全体を囲う
タイトル画像と背景を白で統一するのは決めていましたが、なんだか寂しかったので周りをピンクで囲ってみました。こちらの記事のCSSを、色を変えて使わせていただきました。
サイドバー
これも可愛くしたかったので水玉にしてみました。サイドバーを可愛くしたら急に“それっぽさ”が出て感動しました。
こちらの記事の「ドット柄背景」を、色を変えて使わせていただきました。テンプレCSSにサイドバーをまとめて指定する箇所があったので、そこに突っ込みました。
記事タイトル
記事タイトルはギザギザのリボンみたいにしてみました。可愛かったので。
こちらの記事の「上下ギザギザ」を、色を変えて使わせていただきました。記事のままのCSSだと見出しになるので、記事タイトルを囲うように少しだけ書き直しました。
日付の横に時計マーク
日付の横に時計マークを付けました。
こちらの記事の「日付アイコン付き」というものを使せていただきました。記事タイトルをギザギザで囲ったのでカレンダーなどを置くのはうるさいかなと思い、一番シンプルなものにしました。
見出し
↑の左側にあるピンクの縦棒です。見出しはシンプルなものにしたかったので、こちらの記事の「左に縦ライン」を色を変えて使わせていただきました。
目次
この記事でも目次は置きましたが、こんなんです。
こちらの記事の「二重線囲み」を、色を変えて使わせていただきました。囲みのみにしたかったので、背景色は白にしました。あと目次横のAwesome文字の記号をhead要素に入れるのが面倒だったので、記号部分のCSSは全部消しました(雑)。
引用
引用はこの囲みです。
このブログは歌詞やインタビューなど引用を使う機会がやたら多いので、シンプルな囲みにしました。なんかダブルクオーテーション付いてるかっこいいやつとかあったんだけどね…。
こちらの記事の「角丸」を、色を変えて使わせていただきました。引用部CSSを調べその中にこの角丸のCSSを突っ込みました。
ブログ本体
ここまではデザインCSS欄でやったことを見てきました。次は母体であるこのブログそのものに、見やすくなるよう色々やってみました。
いわゆる「はてブロバー」を消す
本来ならProにならないと消せないはずなんですけど、調べてみたら無料版でもHTMLを書き足すだけで消せました。HTML、奥が深い…。以下の記事を参考にしました。
タイトル画像を作る、スマホに対応させる
実際に自分で書いた文字をibis Paintの線画抽出機能で取り込んで色付けしました。「オタク徒然」と「たぶん忘れてたのは~」は別素材として作り、はてなヘッダーサイズ(1000×200)に貼りました。アイビスなのでスマホでの作業です。
文字は内田彩さんとお揃いの万年筆で書きました。んふふ。万年筆なので画質は悪いですが、それも味ということにしました。
タイトル画像を設定しただけではスマホ版で見切れてしまったので、スマホに対応するよう以下のブログを参考にCSSを書き足しました。
カテゴリーの階層化
声優など親カテゴリーと、内田彩(さん)など子カテゴリーを作っていたので、階層化してみました。
以下の記事を参考にしました。
この記事を参考にパンくずリストも置いてみましたが、このブログにおいては特に必要性を感じなかったので消しました。
ちなみに「パンくずリスト」はヘンゼルとグレーテルが道にパンを置いてったのになぞらえて命名されたらしく、可愛いので言葉自体は最近気に入ってます。
トップページを記事一覧に
自分のブログをPCから見たことがほとんど無かったので知らなかったのですが、どうやらこれまでトップページには記事が全文表示されていたようです。これまで訪れてくれた人にガチで申し訳ないです。
トップページを全文表示ではなく記事一覧にするのはProの機能らしいので、トップページに訪れた人を全員アーカイブ(=記事一覧)にぶっ飛ばすコードを拝借しました。
今はこんな感じ!
スマホ版にもトップページに5記事分の一覧と「もっと表示する」ボタンが出来ました。はてブロバーを消すやつといい、みんなよく考えるな~と先人の知恵に感動しました。
ちなみに前のPCデザインはサイドバーが何故かページ最下部にあったため、永遠にサイドバーにたどり着けないという大事故が起きていました。
本体いじったのはこんなもんです。
今後の課題
②記事下のカテゴリを囲む
①も②もやろうと試みたけどダメだったので、いつかリベンジしたいです。②はカテゴリ2つとも囲っちゃってそうじゃねえって憤慨しました。
所感
前回挫折した分最後まで出来て嬉しかったです。特別イケてる!!ってデザインではないけど、とりあえずトップページのスクロールバーがめっちゃ細くなってたりサイドバーに永遠に辿り着けない事故はなくなったので進歩したかなと…。
結局コピペしたばっかで全然自分で書いてはいないけど、それでもカスタムする前よりはちょっとは実になったんじゃないかなと思います。
今回は「無難に可愛い」を目標に守りだったから、次弄る時は「スゲー!!」を目指したいなあ。日々修行~
それでは!
AYA UCHIDA「Reverb」リリース記念無観客配信ライブ~decorate your live!~【セトリと感想】
どうも。ただでさえ予定が狂うと発狂するタイプの発達障害なのに、コロナのせいで卒業式卒業旅行オタクイベントが全て中止になって昨日ついにパニック起こして2時間ほど泣き喚いた私です。
さて、こんな中ですが我らが内田彩さんが無観客かつ新企画ライブ配信を行ってくださったのでいつも通り感想を書いていきます。
というかアーカイブ見返せるおかげで見ながらライブの感想書けるの新鮮過ぎるな…。
無観客ライブアーカイブ→AYA UCHIDA「Reverb」発売記念無観客ライブ - LINE LIVE(ラインライブ)| 国内最大級のライブ配信サービス※700円くらいかかります
武道館もyoutubeで無料公開されてるから見てください。私にとって人生一のライブです→AYA UCHIDA Complete LIVE ~COLORS~ in 日本武道館 (Official Live Video)
では早速感想を書いていきます。
1. Reverb
オタクがいないから恥ずかしがる必要なくてキメッキメ100%の内田さん最高だった……。
てかこのイントロが好き過ぎるんだよな。逆にこのイントロ嫌いな人類いる?卑怯だよ黒須たん…… ハッシュタグ作曲家夢女子部
これの「見かけよりも強いよ 大丈夫だよ 私がそばにいるよ」って歌詞が公開された時から大好きなんだけど、まさに今の内田さん過ぎてめちゃくちゃ重なった…ライブ延期になったけど、新企画ライブでオタクを楽しませてくれてありがとう本当に……。
2. DECORATE
Ephemeraのリリイベどれも行けなかったから実際に歌ってる内田さんを見たのは初めてかもしれん。「本当はどうしたいの?」で感情的に頭を振ってるの良過ぎ。
「声」を聴いたばっかだからこれもhisakuni先生が作ってるのマジで信じられん。どんだけ多才なんだ?
可愛い内田さんもかっこいい内田さんもある程度“到達”したけど、こうやってまた新しい内田さんが見つかるから内田さんを追うのはやめられないんだよな…。
3. カレンデュラ、揺れる
カレンデュラ、揺れた~~~!!!(??)
ドラムの音がめちゃくちゃ気持ち良い曲!!Aメロのタカタカってスネアが特に好き~~~~!!
途中のギターソロ(ソロではない)(このメロディライン弾いてるやつなんて呼ぶの)も良いな~。Ephemera楽曲、儚さとバンドサウンドが両立してるから天才。
4. Inferior Mirage
実はEphemeraで一番好きな曲これなんだよな……。内田さんの中性的な声が好きだからこの声で歌う曲が出来て嬉しい。
この曲についてはインタビューで
今までは、一人称“僕”はあまり使わないようにしてほしいとお願いしていたんです。できるだけ私が歌っている感じになるようにというか、女性の視点で歌詞をお願いしていて。けれど今回新体制になって、歌詞の雰囲気や方向性もガラッと変わったので。そういったところで言うと、「Inferior Mirage」は“僕”の曲だから、どうやって歌おうかと考えて。すごく難しかったです。
内田彩「Ephemera」インタビュー|内なる僕との対峙を経て 新作アルバムで開く新たな扉 (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
と言っていて、一番新チームを象徴する曲なんだなあと勝手に思っています。
新チームとは“AYA UCHIDA”でかなり解釈違いを起こしているけど、象徴的とも言えるInferior Mirageは手放しで好きだと言えるから新チームの音楽を信じられるかな…?と思う根拠になって救われてた。
5. ANSWER
これ早く生で聴きたい~~~~~~!!Blooming!のlike a bird、ICECREAM GIRLのUnder Controlみたいな枠だし早く生で聴いてぴょんぴょんしたいよお~
ラスサビの「次の未来まで」で一瞬演奏が止んで静かになるの、アニメのエンディングっぽくて好き。
6. グロー
答え合わせできないならば
選んだ道を正解にしよう
でも悩んで迷って
辿り着いたその場所 正解にしよう
が今の内田さん過ぎてずっと泣いてた……。完全に「Ephemeraのライブ+5周年ライブ、これが“正解”じゃん……」になってるので……。コロナで5周年ライブが延期になったのは残念だけど、そこで空いた日付に「Ephemeraのためのライブ」を企画してくれたのが本当に嬉しいんだよなあ。
ていうか音源の時は初音ミクdarkっぽいとか言ってたけど(曲名にも引っ張られてる)、ライブの歌い方普通に激しくて全然初音ミクdarkじゃなかったw
7. ソレイユを臨んで
ガチでイントロが好き。Ephemera楽曲、ぷよさん大活躍過ぎる……。
ラストの「そうさ太陽はもうすぐ」を歌い上げて赤く照らされる内田さんが良過ぎる。太陽、もうすぐそう。
8. Our Wind
歩き回る内田さんをカメラが追う演出でびっくりしたけど、配信ならではって感じがして良かった。柔らかい表情でカメラに向かって歌う内田さん、好き。
一番「舞い上がれ~」でお花?のライトアップ、落ちサビでの暗闇、ラスサビの「舞い上がれ~」で羽が“舞い上がる”演出、全部が良かった。
Beautiful World以降が内田さん選曲かつSign / CFが井上時代の曲だからBwで衣装替えかと思ったから、このタイミングの衣装替えでびっくりした。インタビューで「3曲だけは私の好きな感じで選ばせてもらったんですけど、逆になじむか不安、みたいな(笑)。(前掲)」って言ってたから心配してたけど、新チーム曲とも馴染んでるじゃん……と安心した笑
歩き回る内田さんが楽しそうだから、私も天気が良い日にお散歩しながら聴きたくなった。
9. Beautiful world
今日で一番刺さった曲かもしれない。最近コロナで連日「世界、どうなっちゃうんだろうね…」って話してるから、手放しで“美しい世界”って歌うこの曲に感動した。
しかもただ世界を賞賛してるんじゃなくて、
Beautiful world
そう世界はいつも 哀しいほどに輝く
Beautiful world
さあ手を広げたら 空が崩れ落ちてく
Beautiful world
そう目を開けたなら 赤く燃えてるリアル
最後のページ歩きだそう 未来が消えたとしても
ってディストピア感あるのがたまらん。コロナで世界が壊滅しそうになったらこの歌を口ずさみたい。
ラスサビの「赤く燃えてるリアル」に合わせて赤くライトアップされた演出も良かった。いつかアンドロイドの歌のcolor stationと合わせて歌って欲しい。
10. Sign
もはや実家のような安心感(?)
Close to youもそうだけど金子麻友美さんの恋愛観がガチで好き過ぎるし、それを歌いこなせる内田さんが好き過ぎる。マジでこの愛の重みは内田さんしか歌えないと思う。
MC
「みんなに謝らなきゃいけないことがあります……」って言うからドキドキしちゃったw
幕張での「どん底を知った女は強い!」を思い出してお気持ちになってた。
11. Candy Flavor
バンド紹介から曲に入るの天才過ぎん~~~??????????? いつも最後に「ボーカル・内田彩~!!」って言うのが大好きなんだけど、今日は名乗る代わりに歌うのがマジで良過ぎてめちゃくちゃ泣いてしまった。ボーカル・内田彩だ……。
アヤウチダEDM、Yellow Sweetで勝手に「“到達”したな……」って思ってたんだけど(到達しがち)、クリエイターを変えてまた新しいアヤウチダEDMを創始したからガチで天才なんだよな。MVもめちゃくちゃ可愛いけど、ちょっと陰りもあって好き。
マジでこのCFの入りだけを見続けて死にたいな……。
12. リボンシュシュ
ぁゃちゃん~~~~~~~~~♡♡これまでのトレードマークのリボンが歌われてるリボンシュシュちゃん♡可愛いね♡♡これからも大きいリボンで武装しようね♡♡
基本的には「揺れる(風に)触れる(絡む)」「何も(かも)忘れる(くらい)」とカッコ部分は歌ってないのに、落ちサビだけ「不意にそっと手を掴んで」をフルで歌ってて好き。
13. SUMILE SMILE
「みんなにこの曲を届けたくて……
みんなに笑顔になって欲しいです!」
あのさあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~結局さあ~~~~この曲に全部持ってかれたよ本当にさあ~~~~~~~~ベッドで寝っ転がって見てたんだけど、イントロ聴いた瞬間ガチで飛び起きてしまった。内田さんのセトリを組む才能が憎い。本当に。
SUMILE SMILE、喉の不調を挟んだからEarly Summer Partyでは辛い曲だったけど、幕張で楽しい曲に昇華して、今日また新たなコンテクストが付け加えられてボロボロ泣いてしまった……。
EphemeraとReverbからやるって聞いてたから完全に気抜いてたけどSUMILE SMILEほど今の状況にぴったりの曲無いよな…。「ずっと続けてくと決めたんだ きみとの約束にキスを 離れていても」の歌詞とか画面越しの今にぴったり過ぎて本当に涙止まらなくて……。
余談だけど、ぷよさん、So Happyツアーの頃は塩対応されてたけど1番で一緒に楽しそうに演奏してて良かったね…となった。2番では優しくて切なく深い笑顔の黒須さんにハッシュタグ作曲家夢女子部活動してた(ちなみにいハッシュタグ作曲家夢女子部はフォロワーが作った作曲家に胸キュンした時だけ活動する部活です)。
14. 声
これはさあああ~~~~~~もうズルだよね。こんなん好きに決まってんじゃん。井上ファンだから新チームの音楽とは解釈違い起こして何度もグチグチ言ってきたけど、でもやっぱり「内田さんの声が好き」って気持ちは絶対に変わらないからこんなん聞かされたら一生ついてくしかないじゃん……。
内田さんの透き通る高音と圧倒的声量が好きだから本当にこの曲を構成する全てが好きで…。絶対いつかストリングスでやって欲しい。
正直Ephemeraでは「昔の私もいるよ」って言われてもピンと来てなかったけど、この曲の「例えばこんな歌がいつか誰かを灯せたなら」は本当にこれまでの4年間を象徴していて、新チームになって初めて旧チームの頃の内田さんも消えてないんだなって思えました。ずっと内田さんと組んできたhisakuni先生だからこそ書けた歌詞だと思います、本当にありがとうございます。
あと前日に武道館上映見たら「デビューが決まった時は本当に嫌で~不安だらけで~眠れない夜もあって~」って話してて、その内田さんが「今の私が、今の私だから、届けられる声がある」って言えるようになったってすごいことだなあと改めて感慨深くなった。
✿まとめ
「SUMILE SMILEは辛いことがあってもお花を咲かせようねって曲なので、みんなにこの気持ちが届いていたら嬉しいです」
卒業式とか卒業旅行とか楽しみにしてた出来事全部なくなって本当に病んでたけど、SUMILE SMILEを聴いて誰も悪くないしやっぱり笑顔で受け入れて前を向きたいなと改めて思いました。ちなみに同じことは武道館上映でピンク・マゼンダを見た時も思いました。私に前を向かせてくれるのはいつだって内田彩さんと、アヤウチダ楽曲です。ゼロエーが休止した際にアーティスト活動を続けるという選択をしてくれた内田さんに改めて感謝です。
「今だからEphemeraだけのライブが出来てよかったなとみんなが感じてくれたらよかったなと思います」
構成についても本当にこの通りで、5周年ライブがEphemera中心の構成になることにモヤモヤしてたので、こうしてEphemera(とReverb)のためのライブをしてもらえて嬉しかったです。結局SUMILE SMILEに全部持ってかれて悔しいけど笑、Ephemeraの曲たちももっともっと好きになれたらいいな。5周年ライブも全ての曲が対等に扱われると思うとますます楽しみになりました。
個人的にはBeautiful worldがコロナで退廃してる今の世界に本当にぴったりでぶっ刺さったので、しばらくBeauthifl worldを聴いて暮らしそうです。
そういえば武道館の頃は大学1年生だったのにもうすぐ大学卒業すると思うと感慨深いです。いくつになってもこの小さなブログで細々とアヤウチダの観測を続けたい限りです。
それでは!
幸田もも子『センセイ君主』(2013~2017年、集英社)批判~高卒お嫁さんを生産する“センセイ”~
※このブログはネタバレしかありません。
センセイ君主のネタバレを食らいたくない方はここでブラウザを閉じてください。
こんばんは。
ただいまマンガMee(iOS)(Android)というアプリ内にて幸田もも子『センセイ君主』(2013~2017年、集英社)という作品が全巻無料公開されています。
この作品は5年ほど前から気になっていたので、せっかくなので読んでみました。
ところが読んでみてどっこい、内容のあまりの保守的な価値観でぶったまげました。
この作品は女子高生(バカ)と先生(東大出身)の恋愛模様を描いています。(二人は出会って3ヶ月、第3巻あたりで付き合い始めます)
そしてなんと、この作品。主人公が進路について「あたし先生のお嫁さんになりたいので大学には行きません!」と言い、東大出身であるはずの先生が「フッ……お前はそういう奴だよな」と受け入れ、卒業後2人は結婚し幸せに暮らしました☆みたいなエンドなのです。
え?????????
先生、大学でなにを学んできたの?????????????
生徒に高等教育の大切さを説いてくれ?????????????????????????
という訳で徹底的に批判したいので本ブログを書いております。
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・前提
主人公:バカな女子高生。ガッツがとりえ。
先生:東大理Ⅰ、数学修士(※重要)。数学の研究者を夢見るも挫折し嫌々教師になる。
それでは早速気になった箇所を挙げていこうと思います。
・高卒お嫁さんになる主人公、それを止めない先生
本作で一番気になったのはクライマックスの場面です。以下は高校2年生の主人公が進路票に「先生のお嫁さん♡」と書いて先生に理由を聞かれているシーンです。
「あの やりたいことってつくらなきゃいけないんですか」
「もちろんつくろうと思えばつくれます」「でもそれは一番にやりたいことではありません」
「だって あたしの夢は先生のお嫁さんです」
「そのためにあたしはお料理や家事をお母さまからいっぱい教わりたいです」
「先生との子供だって生みたい」
「あたしのもてる時間もエネルギーもぜんぶぜんぶ先生とつくる家庭に注ぎたいです!!」
(前掲『センセイ君主』第12巻「Lesson44」より)
……え???主人公、何年の価値観?????これが掲載されたの、2017年……???にせん、じゅうななねん……???????にせん……?????????????????????????せんきゅうひゃくでもなく…………????????????????????
本当にびっくりしました。2017年に大学行かないでお嫁さんになりたい!って女子高生に言わせるって作者、マジでどんな価値観してんだ?開いた口が塞がりません。っていうか大学に行った後でも子供は全然産めるでしょ?え?子供って20歳までしか産めないんだっけ??
いやでもここで先生(東大出身、数学修士)が高等教育の大切さを説いてくれるんだろうなと私は期待しました。
実際先生は主人公のこの提案に対して一度は「ダメだよ」と却下しています。良かった~。
……しかし、そう思ったのも束の間。
先生が主人公に大学へ行けと言う理由もこれまた酷い。
主人公「それ(高卒先生のお嫁さん)があたしの進路じゃダメなんですか?」
先生「ダメだよ」
主人公「ええっ」
先生「みんなが大学や専門で楽しそうなのをみて後悔したらどうするの?」
お前は大学で何を学んできたんか?????????????????????????????????????????????????????????????東大理Ⅰ、数学修士ってところまで設定練られて???????????????????????????????????????????????????
大学を?????????????????????遊ぶ場所だと?????????????????????????思ってらっしゃる?????????????????????????????????????
先生のこの返答には本当にびっくりしました。
私は大学は学ぶ場所だと思っています。大学院には進学しませんが、それでも学部4年間歴史学と真剣に向き合い多くのことを学びました。あまり頭の良くない大学出身の私すら大学の教育には大いに感謝しています。
確かに、大学には毎日サークルだのバイトだの遊び惚けている人種もいます。しかし、それは彼らが怠惰なだけであって、大学とは本来遊びに行く場所ではありません。大学は、こちらが能動的に学ぼうと思えばいくらでも応えてくれる機関です。
東大で学部から院までずっと数学をやっていて研究者の道すら考えていた先生なら、私より一層高等教育の大切さをわかっているはずではないのでしょうか。それなのに、このような「大学を遊ぶ場所だと思っている」発言にはがっかりです。
東大学部→東大院という設定が全くキャラクターの思想に反映されていないと感じました。
また、ここでは一応「ダメだよ」と却下した先生ですが、後日主人公のこの進路を受け入れます。
主人公「いいんですか?! あたしの進路」
先生「あと一年ギリキリまで考えた方がいいよって言ったところで、どーせ一年後も変わらないんでしょ?(キメ顔)(胸キュン台詞っぽい)」
主人公「はい!!///」
いやいやキメ顔で受け入れないで?????????????大学進学を説得して??????????????????
「大卒」という肩書が手に入ると未来の選択肢が格段に増えます。例えばこの主人公は高校卒業後すぐ結婚し一度も働かないまま母になります。この家庭でもし先生が暴力を振るうようになったら?主人公が離婚を考えるようになったら?それとも、先生が突然事故で死んだら?家庭を支えなければならないのは主人公になります。
しかし、その主人公は高校卒業後、学歴も職歴も資格も技術もありません。そんな主人公が就活したところで、家庭を支えられるほどの収入が得られることは無いでしょう。良くてパートに受かる程度です。これでは経済的に離婚はとてもじゃないけど出来ません。もし先生に暴力を振るわれたら耐えるしかありません。先生が働けなくなった場合は一家で路頭に迷うしかありません。
先生はそのリスクを考えているんですかね。生徒が大学に行くかどうか悩んでいれば(家庭的、金銭的な問題が無ければ)とりあえず大学に行くのを勧めるのが教師の務めだと思うのですが。
先ほど引用箇所で(キメ顔)と書きましたが、恐らく先生は「主人公がオレのことを1年後も好きな絶対的確信がある」という自信があり、それが表情に出ているのだと推察されます。また、このオレが主人公と別れる訳がない、主人公はオレさえいれば大丈夫という絶対的な自信があるから主人公の進路に対して肯定的なのでしょう。冷静さに欠いたモラハラって感じでキツイです。
大学へ行く意味はもちろん人によって違います。それでも、大学で一生懸命学んだ4年間は価値のあるものになるはずです。それなのに、大学進学という選択肢のあった主人公を高卒お嫁さんにしてしまった先生は、本当にこれで良いのでしょうか。これは先生が主人公の“未来”や“可能性”を潰しているとも言えます。
結局本当に二人は卒業後即結婚し、その一年後には子供を産みます。いつの時代の幸せ観だよ。
・仕事のモチベと恋愛を履き違えている先生
教師をやってよかった
さまるんに出会えてよかった
楽しいと思えたのはお前がいたからだよ
(第10巻「Lesson35」より)
教師舐めとんのか?????????????お前、主人公卒業後に教師モチベ持続できる?????????????????????????????????
個人的に教職を取っていたし塾講もやっていた身なので、こういう発言は本当に看過しがたいです。主人公が先生でいるモチベってなんやねん。主人公が卒業したらどうすんだよ。お前が好きなのは生徒(概念)じゃなくて主人公(個人)じゃねえかこのガバガバ教師が。
そして、私が危惧していたことは実際に訪れます。
そう、先生は主人公卒業の際に教師モチベを失います。
「俺教師やめよっかな」
「なんかやる気がおきないんだよね」
「教師って仕事それなりに面白いって思ってたはずなのになんかやりきったっていうか」
「教師やってて一番楽しい時間はもう終わったのかもしれない」
(第12巻「Lesson44」より)
結局「先生」じゃなくて主人公と恋愛するのが楽しかっただけやないか~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この後主人公に「先生は一生あたしの先生なんです」「先生は先生が思うよりずっと先生がお似合いだと思います」と言われ先生を続けることにしますが、それでどうしてモチベが上がるのか全くわからないし何の根本的解決にもなっていません。
そもそも先生は不登校児の面倒を見るのを嫌がるなど「先生らしくない」ことがアイデンティティであり、主人公以外の生徒と関わっている描写が圧倒的に足りていません。男子生徒には基本的に当たりが強いし、本当に「生徒」ではなく「主人公」のために働いているようなもんです。きっしょ。
・主人公を基本的に「バカ」呼ばわりする先生
先生は基本的に主人公をバカ呼ばわりしています。モラハラ過ぎんか?
しかも主人公も「先生だけは一生バカっていってくれていいですからね(第13巻「Last Lesson」より)」ってモラハラを受け入れててア~~~…いやもうこれに関してはお二人が幸せそうなら良いんですけどね…。
・「バレたら教師やめればいい。命を懸けてお前を守る」と言いながら教師を続ける先生
バレる前に自主退職するのが誠意ってもんだろ。何ちゃっかり臨時から正職になってんだよ。やめるタイミングいくらでもあっただろ。
・超優秀のくせにDC1が取れていない先生
いやこれは超細かい文句なんですけどね。あれだけ作中でDCに触れたり数学の賞の名前出したり調べました感出してる癖に、超優秀設定の先生があっさり25で教師に転職しててびっくりだよ。超優秀ならDC通ってドクター進んでる頃だろ。詰めが甘いんだよな。(それともn浪n留して24,25でもまだDCのシーズンじゃなかったとか?)(超優秀とは)
・出会って3ヶ月で在学中の生徒と付き合う先生
そもそも早過ぎんだよ。
・主人公と先生の恋を応援する先生の同僚
何教師が生徒×教師の恋愛を応援してんの?正気?職業倫理どうなってんの???
・先生の母親に嫁入り修行する主人公
だからいつの時代だよ。付き合う→親に紹介→嫁入り修行→結婚→出産って話の大筋が本当に古過ぎるんだよな。
・娘が恋人ですと教師を連れてきてあっさり受け入れる両親
私が親ならその教師文春に売るわ。
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とりあえずざっと思い出した文句は以上になります。
2017年にこんな作品が連載していて集英社は良いのでしょうか。
幸田もも子さん自身は大学を中退された(卒業生インタビューvol.28 – 和光学園)そうですが、編集の方などどなたか大学の大切さをわかっている方はいなかったのでしょうか。
また、ジェンダーが専門の友達からは「先生は専業主婦家庭出身だから当たり前に主人公に専業主婦を求めるのでは?」と指摘されました。確かに一理ありそうです。でも結局それって主人公を「人間」じゃなくて「女」として見てるんですよねえ……。
また、最後に私は何も高卒はゴミカス!!大卒は最高!!!と言いたい訳ではありません。
この恵まれた家庭に生まれた主人公に「高校卒業後お嫁さんになる」という選択肢を与えた先生が許せないのです。高卒も大卒もそれぞれ生き方があるでしょう。ただ、一度も働かず嫁になるという人生設計が2017年にそぐわないなと思います。
センセイ君主がせっかく全巻無料で公開されてるうちに皆さんにも是非目撃していただきたいものです。
では、以上で失礼します。
2泊3日の秩父旅行の記録だよ~
秩父の免許合宿に行ってからちょうど3年。
一緒に免許合宿に行った友達と、秩父へ卒業旅行へ行ってきました!しかも2泊3日も!笑
お互い空いてた日付に適当に行ったんだけど、偶然免許合宿を卒業してからちょうどぴったり3年の2月25日でびっくり。やっぱ秩父とゥチは運命で繋がってるんだね…♡
せっかく前回ブログにしたので、今回もブログに記録します。ゆるめ!写真多め!
【1日目】
まずは西武秩父駅の一つ手前、横瀬駅で降りて秩父自動車学校に顔を出しました。
3年前と何も変わってなくて安心。
免許合宿記事では
どうせ忘れられてるなら学校に顔を出しづらいし、きっとこんだけお世話になった教官たちにもう人生で会うことはないんだろうなあ。今生の別れじゃん。
とか書いたんですけど、卒業してから車校に顔出すのは2回目です(車校好き過ぎ)。
推し教官(合宿記事にも登場した1年目の教官)とも会えたので3年ぶりに写真を撮りました。休みじゃなくて良かった。
普通に名前や当時のエピソードを覚えててくれて嬉しかったです。まあ教官が1年目の頃の生徒だしメチャ話したので97%くらい認知切れてない自信あったんだけどね。(前回記事の「どうせ忘れられるなら~」は…?)
相変わらず塩対応だけど満更でもなさそうで推せました。
自動車学校の次は、あの花opの聖地でもある羊山公園の見晴らしの丘へ行って日の入りを見届けました。
17:30頃の眺め。
17:55頃の眺め。
大好きな秩父の街が一望できるお気に入りスポットです。夜には初めて来たけど、夜景もめちゃくちゃ綺麗で大満足。
そのあと西武秩父駅前祭りの湯のフードコートへ行って夕飯を済ませました。
なんだかんだ初めてわらじかつ丼を食べました。
ソース無くて味するのかな?と思ったけど、しっかり味がしておいしかったです。
西武秩父駅近くの宿を取ったのでそのまま宿へ帰って一日目を終えました。一泊五千円の旅館でしたが、部屋にリノベーション済のトイレとシャワーあるし浴場もあるしコスパ最強でした。
【2日目】
旅館の朝ごはんが評判良かったので頼んでみました。
写真中央にある「黄身のみそ漬け」が美味しかったです。納豆と一緒にご飯に合わせるとなお◎
朝ごはん食べ終わって部屋でグダグダしてたら「12時に入口施錠するから出かけるなら早く行ってくれ (意訳)」と追い出されたので、昼ごはんを食べに豚みそ丼本舗 野さかさんへ。
これは1000円くらいの並盛なんですけど、写真に写ってないところにも豚が何枚か隠れててびっくりしました。ちょ~お得。家で食べる生姜焼きはいつも噛み千切れないので、友達と「このタイプの豚肉って噛み千切れるんだね…」と言いながら食べました(貧乏人)。
続いて西武秩父駅で電動自転車をレンタルしてあの花聖地巡礼に出かけました。秩父は坂がそこそこあるので、自転車借りるなら絶対電動の方が良いです。
そういや宿屋の方にあの花の聖地巡礼へ行くと告げたら、「あの花、今年の夏で10周年なんですよ~」と何気なく言われて泡吹いて倒れました。10年て。早過ぎるだろ、どうなってんだよ。
まずは旧秩父橋まで自転車一漕ぎ。
平日の真昼間にも関わらずあの花の聖地巡礼で来た人達に何組か遭遇。互いに写真を撮り合いました。10年前の作品なのに愛されてるなあ。
これは劇場版で出てくる旧秩父橋ふもとの階段。
あの花おみくじと定林寺。地元の人は「十七番」と呼んでるスポット。(たまにあえて「十七番」と呼んでジモティー感を出すことに友達とハマってる)
1話だかで鬼ごっこしてるところ。
秩父神社も行きました。まともな写真撮り忘れてこれしかない。
聖地を回りつつ去年の夏に設置されたというマンホールも回収しました。
旧秩父橋から西武秩父駅まで戻る道中に、じんたん(定林寺)→あなる(ほっとすぽっと向かい)→つるこ(秩父駅前)→ゆきあつ(秩父神社)→ぽっぽ(庁舎前)→めんま(西武秩父駅前)の順番で回ってスムーズでした。
ゆきあつがめっちゃ汚くてアツかったです。ゆきあつは可哀想な姿が似合うね…。
たまにフェイントでポテくまくんのマンホールもあって笑いました。紛らわしい。
2日目はその辺のラーメン屋さんに入って終了。
【3日目(最終日)】
どこに行くか散々迷って、結局千茶古さんというカフェでゆっくりしました。氷柱は暖冬で既に終わってる、いちご狩りは早起きが面倒、ミューズパークのアスレチックは高額と多くの案が没になり陰キャは大人しく飯食うことに専念しました。
まずは朝ごはん代わり(寝坊して朝ごはん食べる時間が無かった)にハムチーズトーストとメロンソーダ。可愛い。
ハムチーズトースト、めっちゃ美味しかった。
続いてチョコケーキとコーヒー。
コーヒーは酸味が好きじゃないので「苦みとコク」という説明だった「メモリーブレンド」というコーヒーを頼みました。そういえば3年前はブラックコーヒーとか飲めなかった気がするな。
13時頃退店し、祭りの湯でお土産購入。13:25の特急に乗って帰りました。
行きはラビュー号とかいう新型車両でしたが、帰りはレッドアロー号でした。レッドアロー号は3月半ばで終了らしいので最後に乗れてよかったです。初めて秩父行った時も乗った思い出の車両です。
15時前に池袋に着き、そこから何故か池袋のカラオケでアイドルマスターSideMの円盤鑑賞会をしました。え?なんで?
友達にSideM布教されてええやん!と言ったところ、池袋着いてその場で円盤を購入しカラオケで鑑賞会が開催されました。オタクの行動力はすごい。
個人的に気に入ったアイドルは水嶋咲ちゃんです。可愛いに性別は関係ない。
とまあこんな感じでゆる~く2泊3日満喫しました。
あのブログで「秩父の人は優しい」みたいなことを書いたんだけど、今回もやっぱ優しいよな~と思った。飲食店やコンビニの店員が営業スマイルじゃなくて、普通に素で優しく接してくれるんだよな~。やっぱり秩父大好きだ~。
それから、3年前のブログを読み返したらめちゃくちゃ青臭くて、私って昔こんな文章書いてたんだっけ~とびっくりした。
あの頃は物事を0か100でしか考えられなかったなあ。「どうせ忘れられるなら車校にもう行くこともない」「秩父は非日常。帰る場所ではない」みたいな。今は車校に通うことも無くなっても教官は私のこと覚えててくれたし、秩父の人間になることは出来ないけど秩父に旅行に行くことは出来るし……って0でも100でもない答えがあることを知っている。
あとあのブログで「子供」と「大人」について書いてるんだけど、今の私はその2つって白黒じゃなくて、もっとグラデーションみたいなものだなって考えてる。0or100と似た話になるけど。大学4年間で先輩に怒られることもあれば後輩を怒ることもあったし、バイトで子供から「先生」って呼ばれることもあれば親の前では未だに一人称自分の名前だし、そうやって人間って色々な面を持っていて、自分のことを無理やり「子供」「大人」って分類しなくて良いんだろうなって。あの頃は高校生から大学生になって急に「大人」扱いされることが増えたからわからなかったんだろうな~。
まあそんな訳で3年間の自分の成長を実感したりなんたりで楽しい3日間でした。さすがにもう車校には顔出せないけど笑、秩父にはまた行くぞ~(とか言ってると車校にも行ってそう)。
おしまい!