【和氣あず未】 1stアルバム『超革命的恋する日常』 発売記念イベント アコースティックミニライブ【記録と感想】
ぬるっと両部当たったのであず未ちゃんの1stALのリリイベ、アコステミニライブに行ってきました。
いや〜〜〜いやあ………びっくりするくらいド好みのイベント構成でした。
ご本人による楽曲解説とアコースティックライブコーナーがあったので、ご本人の発言や(私の)感想を書いて行こうと思います。
偶然筆記用具とノートを持ち合わせていたのであず未ちゃんの発言メモできたけど、筆記用具持ってなかったら悔しさで大泣きしながらお話聞くことになるところでした。
和氣あず未さんご本人による楽曲解説
オタクの感想読み上げ→あず未ちゃんからコメント、という流れでした。オタクの感想は興味ないのでメモしてません。あず未ちゃんのコメントだけ載せていきます。
各部5曲ずつでしたが、アルバム順に全曲まとめて載せます。
いそげあじゅじゅ
- 唯一恋愛曲ではないけど、全体でいえば「大きな愛」の歌。
- 聴いてくれる人と同じ気持ちを共有したい。
- みんなもこの歌のように後悔しないように伝えたいことは伝えて欲しい。
- アコギのソロから始まるイントロがかっこいい。
- レコーディング前はタイトルにびっくりしたけど、爽やかで綺麗で美しい曲。
- 曲調は急かされないから穏やかな朝に良い曲、朝に聴きたくなる。
恋煩い
- 一番最初に資料をもらった曲。曲もらった時からアルバムの方向性が掴めた。
- 一番最初からドンピシャ好みの曲で、レコーディングも楽しかった。
- 告白したら、良いこともしゅんってなることも含めてその子にとって世界はすごく変わると思う。
- 「あなたに恋をしてからハナウタが多くなった」という歌詞が好き。自分もハナウタが多く、不機嫌な時すら歌っている。
- 仲良い(声優の)友達と収録現場が被ると会う前からワクワクして浮かれるから歌詞に共感できる。
- 友達の恋愛相談を聞くのが好きで「そんな小さいことで悩むんだ」ってなるのが興味深い。その子にとってはすごく大きいことでも他人からしたら小さく感じられる現象を参考にしている。
- その人にとっては嫌なことも他の人にとっては良いことだったりするから、人間の感情ってすごい。
素直になれたら
- 素直になりたい気持ちがタイトルに込められている。
- 10曲の中で一番幸せな時間を過ごしている。「片想いだけど、向こうも好きかもしれない」という瞬間のときめき、幸せ。
- 自分の気持ちに気づいて欲しいけどバレてそっけなくされたら寂しい、どうしよう、と自分の中の葛藤し、最後は勇気を出して飛び出してハッピーエンドになったと思わせる歌詞になっている。
- 「どうして大事な想いほど言えないの?」など歌詞に共感できる部分がいっぱいある。自分も友達には簡単に「ありがとう」と伝えられるが、親に感謝するときは照れてしまう。
- 「男は(言葉じゃなくて)行動で示す」って言うけどなんで? 実際ラノベの主人公も鈍い場合が多い。でも女の人が敏感で、男の人が鈍いならバランス良いのかもしれない。
- でもちょっとは気づいて欲しい女心もある。
恋じゃないならなんなんだ
- 去年の10月に1stライブを開催する予定で無観客も検討したけど、1stだから観客ありきで開催したかったから開催しなかった。
- MVのバンドはマネージャーと日本コロムビアスタッフの若い頃をイメージしている。ライブは開催できなかったけど、MVで擬似体験できて楽しかった。
- クラップを入れたくなるような爽やかで疾走感のある曲。だいだいだだだいすき(個人的にこの「だいだいだだだいすき」が可愛かったです)。
- 作詞作曲の鶴崎輝一さんは恋愛マスター。
- アコースティックミニライブの1部でバババン(手拍子のこと)をやってくれて嬉しかった。
- 手拍子したくて家で歌いながら練習したけど、めーーーーーーっちゃ難しかった。から歌ってるときはなんとなくなった。みんなもMV見ながら練習して欲しい。
あなたのいない夢
- 失恋曲は何曲か入ってるけど、気持ち伝える前に自己完結する切ない曲。
- 普通は気持ち伝える→振られる→諦めるなのに、言えない・伝える勇気のない自分にイライラしているのでは?
- でも重たいものがなくなって翌日から穏やかな日が送れそうでもある。曲調はネガティブではない。
- 想いを胸にしまっていたけど、吹っ切れて成長したっぽい。
- 伝えられなかった想いをずっと抱いているよりは次!次!って思った方が精神に良さそう。
- 歌詞は見る人聴く人によって解釈があるし、それぞれで良い。
- ウィスパー寄りの息多めの透き通る歌い方をした。
- 夜やまったりしたい時に聴いて欲しい。
キュピデビ
- MVでエアギターに挑戦したが、本当に難しい。エレキは格好が大事。
- 声優なりたての頃に他の作品のライブでエアギターをやったが、その時からギターセンスがなかった。エアギターに一番苦戦した。
- 人間には頭の中にキューピッドとデビルがいる。
- 「私も(頭の中にキューピッドとデビルが)いるけど、デビルの方が強いかな。誘惑に負けちゃう。深夜のご飯をやめたいけど、デビルが勝っちゃう……」←可愛い。
- 「アーティスト活動やってたら私もいつかベース弾けるようになるかなあ〜。(オタクの拍手を受けて)や、無理だよ! あれ難しいんだからね! やったことないけど!」←可愛い
Tusesday
- こういう曲は歌ってこなかったし、これまでもかっこいい系はTouch the moonくらい。
- かっこいい歌い方は得意じゃない・難しいと思っていたが、Touch the moonが(スタッフに?)好評だったから歌ってみた。
- 可愛い曲はテンションでいけるし可愛いキャラクターは多かったからやりやすいが、キャラクターではなく"和氣あず未"が出せるかっこよさって何だろう?と考えながら練習した。
- (私の「火曜日は相手も誘いにくいからTuesdayという曲名なのでは?」に対して)プロデューサーが「なんで火曜なんですか?」って作詞の大西さんに聞いても「特に意味はない」って返されてたし、Tuesdayかっこいい〜と思っていたがなるほど。確かに土日と金夜は誘いやすいけど、脈ない人を火曜日に誘うのは難しそう。声優という職業柄、曜日をあまり考えていなかった。
この曲で事前アンケートを読み上げていただきました。まさか全文読み上げられるとは思わずクソ長い文章を送りつけてしまって恥ずかしかったです…。でも「何故火曜日なのか」の話は一番したかったので、この感想を拾ってもらえて嬉しかったです。
あと「キャラクターではなく和氣あず未が出せるかっこよさ」の話めっちゃよくないですか? 実際かっこいいあず未ちゃんの歌い方が大好きなので無限回頷きました。
安曇野小夜曲
- プロデューサー曰く「和氣あず未の父親がモデル」。自分の名前は両親のデート地であった安曇野市から来ている。
- どんな曲かと思ったら父親のサイドストーリーだった。
- 最初は失恋ソングにしては切なく感じなかった。
- 数十年後に安曇野を訪れているから主人公はもう大人になっている。
- 「辛かった」より「懐かしい」「青春した」という曲。
- 自分も懐かしい気持ちになった。
- 主人公の男性は今でも鮮明に覚えているのに、相手の別れた彼女は一秒でも思い出しているのかわからないことを考えると、恋愛には温度差がある。
恋する日常
- ウィスパーで歌った。
- 全体的に可愛く歌っているが、後ろの楽曲が怖くなっている。
- 可愛いとかっこいい・怖いが組み合わさるのが自分の中で新しかった。
- 一人の主人公ではなく、色んな人の感情が一気に来るからより怖さがある。
- 色んな人の声が頭に入ってくるのがゾッとするポイント。
- 「上手くいかないこともある」「上手くいっていても将来を考えて怖くなる」なリアルな恋愛を描いている。
Darling
- 他の曲が「恋」だとすると、「大きな愛」「深い愛」の歌。
- 何年も恋愛してきた相思相愛の女性の歌。憧れ、羨ましい。
- 目と目が合っただけで感情や「愛している」という気持ちが伝わる関係で良い。
- 初めて聴いた時語りが衝撃的だった。気持ちを込めてしっとり歌った。
その他
- 作詞家さんは自分の気持ちだけでなくて私(和氣)のことも考えて歌詞を書いてくれてすごい。
- 女の人は結婚して子供をもって土日はおでかけ……って生活を幸せだと考えるけど、現実は違うのかな〜。
- TwitterのTLに「オタクに優しいギャル」がめっちゃ回ってくるけど、みんな優しいギャルが好きなの?
アコースティックライブパート感想
続いてアコースティックライブパートです。
浅井真さんと井上哲也さん(????!!!!?!?!!!!!!)がアコースティックギター担当でした。
いそげあじゅじゅ
あず未ちゃんの歌声が好き過ぎてびっくりしてめっちゃ泣きました。なんだかんだ一年以上応援してるけど生歌を聴いたことはなくて、「音源の歌は好きだけど、私は彼女の生歌も愛せるのだろうか…」と少し不安だったので、生歌もめちゃくちゃ良くてびっくりしました。
まず声が好き過ぎるし、緊張してる〜ってヘラヘラしてたのにのびのび歌っててめっちゃ良かったです。しかもアコギに合わせて…すごいよ……。
内田さんのチーム替えから井上さんを追ってあず未ちゃんに辿り着いたけど、好きになってよかったな〜とか考えてたら、
同じ歌を聴いていた
同じ音楽が好きだった
最高だと言い合ったあの時間は
二度と消えないまま輝いてる
変わらずに変わっていける僕らなら
手離さず手にしていける ずっと
とかいう歌詞が死ぬほど刺さって本当に引くくらい泣きました。
内田さんのチームが変わったのは本当に悲しかったけど、それまでの内田さんのアー活動が消える訳でもないし、内田さんは新チームでまた好き勝手やれるようになったみたいだし(ぐんまちゃん配信シングルの話)、チーム替えがきっかけであず未ちゃんにも出会えたし、結果好きなものが増えたからこれでよかったかもしれません。
あず未ちゃんの記事なのに内田さんの話ばっかで恐縮だけど、声優アーティスト活動オタクとしてはEphemera発売からずっと時が止まっていたので、やっと時間が動き出した気がしました。
最高だと言い合った時間は二度と消えないまま輝いてるし、私たちなら手離さずにずっと手にしていけるね……。
恋煩い
この曲はアコースティックバージョンで大きくアレンジされていたのでご本人の解説も少しありました。
- アコースティックバージョンになると切なさが倍になる。
- 歌詞は全く同じでも歌い方に間や切なさを溜めてしっとりした気持ちになった。
- 涙が出そうなくらい切なくて素敵になった。
イントロ飛ばしてすぐ歌い出しの「このメッセージの返信が〜」に入るのも良かったし、曲の雰囲気違い過ぎてこれ何の曲だっけ?!!ってなりました。
原曲の方は「諦めようか(諦める気なし!)」「会いたいと言えないな(言いたい!)」って感じの言うてくっつきそうなニュアンスだけど、アコースティックバージョンのしっとりした歌い方だと本当に無謀で諦めてしまいそうな恋愛の歌に聞こえてびっくりしました。
同じ歌詞なのに歌い方一つでここまで曲の顔が変わるの良過ぎるし、歌詞の解釈でぶん殴られるのが大好きだから気持ち良〜〜!!!!となりました。
声優さんが音楽活動をやる意味ってやっぱりこういうところにあると思うんですよねえ…。歌も「演技」の一貫として解釈をぶつけてくれるのが良過ぎる……。
あとサビの「心臓が鳴らす鐘の音響く」のところで右手を心臓に当てているのが良かったです。
恋じゃないならなんなんだ
これは「井上さんを追って彼の手がける声優色々聴いてみたけど、しっかり刺さったのはあず未ちゃんだけだった」という背景のもと私×あず未ちゃんのイメソンに設定している曲です(キモ過ぎ)。
だから歌詞の「君じゃないならなんだった」や「君と私で恋だった」など一人称「私」を自分、二人称「君」をあず未ちゃんで想像して聴いていたんですけど、ラスサビの
君と私で恋だった
なら私じゃないならどうだった
それでも君じゃないといやなんだ
部分を舞台の真ん中で真っ直ぐこっち見て歌うあず未ちゃんを見てたら急にぐわーーんとあず未ちゃんの一人称の曲に聞こえてすごかったです…私があず未ちゃんで、君が私だった……これがコペルニクス的転回ってやつか……(伝わってる?)
クラップもめっちゃ楽しかったし、ギター二人に挟まれて歌うあず未ちゃんはMVのイラストが現実になったみたいでアツかったし、めちゃくちゃ楽しかった……。
まとめ
そんな感じでめちゃくちゃエンジョイしたミニライブでした。まさかリリイべのミニライブで5000文字超えのブログを書くとは思わなかったし、今のところ2021年で一番充実したイベントでした。
あず未ちゃんの歌詞を大切にするところが大好きなので、本人が目の前で曲の話をずっとしてくれるの本当に良かったです。簡単な台本しか無さそうな中、色んな解釈をスラスラ教えてくれたので本当に曲を読み込んでるんだなあと感動しました。
数々のインタビューや楽曲解説Youtubeもすごい良かったし、これからのリリースでもあず未ちゃんが曲をどう受け取ったか沢山聞きたいです。1stライブも決まったしあず未ちゃんのこれかの活動が楽しみ過ぎる〜〜!!
それはそうと井上さんを追いかけてあず未ちゃんに辿り着いたと思いきや、井上さんがアコギ担当で出てきたのはマジで何だったんだ? まあ「マジで何?」とか言ってるのは照れ隠し(何に対して?)なんですけど…。
ずっと大好きな井上さんと、新しく好きになったあず未ちゃんが音楽を奏でている様子は本当に素敵で、和氣あず未さんを好きになって良かったなあと心底思いました。
って訳で内田さんのチームが変わった時は色々言ってたけど、結局内田さんは追い続けるし、あず未ちゃんに心酔したし、好きな声優さんが増えて終わったとさ。めでたしめでたし。
それでは!