オタク徒然

オタク徒然

たぶん忘れてたのは 思い出じゃなくて 鍵の在り処だった

Ani Love KYOTO presents 内田彩Symphonic Concert ~en and ett~【セトリと感想】

内田さんのひっっっさしぶりのライブに行ってきました〜。
その辺でコロナをもらってないか2週間前くらいからずっとドキドキしてたんですけど、コロナ拾うこともなく、ライブ後に発症することもなく無事行けて本当に良かったです(;;)

いつも通り感想を書いていこうと思います。
当方音楽の知識が無くてバカみたいな感想しか書けないし、たまに頑張って楽器名出してもそれが間違ってる可能性もあるんですけど、温かく見守っていただければと思います。(間違ってるところあったら指摘いただけると…)

 

幕開けの曲

大嵜さん「幕が開いた時の曲は今日のために作った曲なんですけど、アップルミントのフレーズが入っていたり、Signのフレーズを入れてみたり、今日のために書いたのですがどうだったでしょうか?」

現地にいた時は中盤のわかりやすい「Baby, Are you ready to go?」のフレーズしか聴き取れなかったんですけど(バカ)、アーカイブで聴いたら初っ端から「Baby, Are you ready to go?」を繰り返してて、その後Signの「一つずつ重ねていく〜」が入ってました!すごい!愛を感じる!
ディズニーランドに来たみたいでめちゃくちゃテンション上がりました。

てかとりあえず「幕開けの曲」って書いたんですけど、こういうのなんて言うんですか?序曲はまた違う?

 

アップルミント

「あの日描いた未来図に大きなマルをつけられる日が来たんだ」の後に演奏が止んで照明が内田さんにだけ当たって

 「みんな、……おまたせ」

って言われて死ぬほど泣きました。
ライブがなかったこの1年半(take it easyからカウントしたら2年半)を思い出して本当に本当に待っていたなあと。
特に昼公演ではしっとり言われたので余計涙腺に来ました。昼公演ではMCでも「本当にお待たせ」と言ってくれて、一発目の公演ならではのMCでめちゃくちゃ泣きました。

音沙汰無しだったこの1年半、「コロムビアにもう切られたのでは?」「内田さんはまだ音楽活動のモチベはあるのか?」と色々不安になりながらも本当にアヤウチダの音楽を切望して待ち続けていたので、彼女が「お待たせ」という言葉を選んでくれたのがとても嬉しかったです。

今までアップルミントはバンド演奏でぶち上がって頭空っぽにしてた記憶しかないので、今回のようにしっとり丁寧に歌われるのは初めてで新鮮でした。
2サビ後の間奏でちょっとダークになったのがオーケストラアレンジならではって感じがして良かったです。

「『アップルミント』から始まった5周年なので、冒頭の歌詞の世界観でライブを展開する予定」だった5周年ライブは中止になってしまいましたが、アップルミントから始まるライブをここで回収できて嬉しかったです。

とは言えこのコンセプトのライブ見たかったなあ〜

 

妄想ストーリーテラー

オーケストラ演奏がとても良くて、今回でめちゃくちゃ好きになりましたね〜
「優しく撫でてくれたの」以降や、「何だろうこの気持ち〜」部分の演奏の音の重なりが壮大で曲の世界に迷い込んだ気持ちになりました。
コーラスの方が「Good morning」や「その先はどうなるの」などのコーラス部分を歌っていたのも曲の世界観を広げる手助けになっていてとても素敵でした。

2曲目に妄想ストーリーテラー持ってくるの、「あ、内田さんの好きにセトリ組ませてもらえたんだな」とわかってほっこりしたし、武道館以来にライブの幕開けに歌われて嬉しかったです。

「妄想ストーリーテラーから始めさせていただいたんですけど、武道館ぶりに歌わせていただいて、あの時は本当にこんなステージに立てるなんて思っていなくて、そんなライブを始める、『これからどうなっていくかわからない』というすごく前向きな希望を込めて歌わせていただいたんですけど、今日はですね、このコロナ禍でもこうして素敵なオーケストラコンサートという形で、久しぶりですけど、また新しいコンサート、ライブをみんなに見せられたらいいなあという『切なる願い』、『こうなったらいいな』という希望や妄想を込めて、スタートの曲とさせていただきました。」

 

EARNEST WISH

幕張のICECREAM GIRL以来披露していないし、セトリに組み込みづらい曲だし一生やらなそ〜と思っていたので絶好の機会にちゃんとやってくれて嬉しかったです。

しっとり楽器数減らす箇所と嵐のように様々な楽器が重なる箇所の対比が良かったです。

「最初は私も緊張してるし、みんなも私もオーケストラコンサートなので緊張する部分もあるかと思うのですが、『これから素敵な時間になりますように』という希望を込めてこの2曲をお届けいたしました」

  

Like a Bird(昼)

マイクの不具合で歌い出しあたりで声が入っていなかったのですが、堂々と歌い続ける内田さんが歌詞とも重なってかっこよくて良かったです。

 

カレンデュラ、揺れる(昼)

キラキラした音がたくさん入ってて切なさや儚さが際立って綺麗でした。

夜公演はアーカイブ見ながらじっくり書いたけど、昼公演記憶無くて何も書けん…。普段どうやってブログ書いてたんだろう。

 

Frozen

これ只野菜摘×持田裕輔バンドサウンド四季シリーズの最後の1曲だった思うんですけど、オーケストラアレンジになってもちゃんとバンドがよく聴こえてきて良いですね…。
落ちサビも原曲同様ピアノだけだったり、原曲へのリスペクトがわかるアレンジになっていました。大嵜さんが1曲1曲を愛してくださったのが伝わってきて本当に嬉しいです。

 

最後の花火

やっぱ夏のアヤウチダといえばこれですよね〜〜〜〜〜〜〜
サビの時?に背景の演出で花火が打ち上がっているのが素敵でした。配信だと映ってないっぽくてもったいないですね…夜公演だけのために(しかも配信に映さないのに)演出作ってくださるの優し過ぎる…。

a piece of colorsの頃はペンラが8割青/2割赤で花火を再現してたのが好きだったけど、この日は9割5部赤で花火どんだけ上がってんねんって思った(?)

 

夜公演MC

「Frozenの凍えるような冷たいイメージと、最後の花火の燃え上がる熱いイメージの対局な曲を選んだんですけど、どちらも届かない思いであったり、それを知るからこそ気づく暖かさが共通していて、恋愛の曲と感じたりもするんですけど、やっぱりこの1年半以上直接会えないことが続いていたり、会えるはずだったのに会えないとか、それぞれの色んな事情で……(略)……こういう時だからこそただの恋愛だけじゃなくて、愛とか希望とか暖かさを感じる両極端な曲だなと思って夜公演の2曲に選ばせていただきました」

これMCで解説挟まなかったら多分意図汲み取れなかったので有り難かったです…。
昼公演はどういう意図だったんですかね? Like a birdは現状の打破として、カレンデュラはわからん、、

 

笑わないで

フルートソロで始まってピアノとフルートがメインだったのめちゃくちゃ綺麗でした…
大嵜さんが「あえてフル編成にしなかった曲もある」と言っていて、笑わないではこの引き算が大正解だな……と天を仰ぎました。
Early Summer Partyでのアコースティックアレンジが好きだったので今回のアレンジも大好きでした。でも最近原曲バージョン全然聴いてないような…?そっちも久々に聴きたいですね。

昼公演は新幹線のチケットなくした話の後に、「なんでこの曲選んじゃったんだろう…」って言いながら曲の導入に入ってたのが面白かったし可愛かったです。

あとこれはマジでバカな感想なんですけど、演奏後にフルートの方が立ち上がってお辞儀したの見て「わー!!オーケストラコンサートだ!!」ってなりました。内田さんだけが主役じゃないところが逆にイイ!っていう…(伝わる?)

 

Sign

歌い出しと終わりの「一つずつ〜」、()部分の歌詞、Cメロ「思い出す」をコーラスの方が歌ってて素敵でした!
いつもは音源で仕方ないけどちょっともったいなく感じていたので、コーラスの方がいる時だからこそ歌える部分で良いですね〜〜〜

……ってDestinyはやらないんか〜〜い!

 

カレイドスコープロンド

イントロが!!!強過ぎるんよ!!!!
オーケストラってこういうことも出来るのか〜とびっくりした(バカ)し、めちゃくちゃ楽しかったです。

この曲の前のMCでミラーボール出てきたな〜と思ったらカレイドスコープロンド終わったら消えていって、「え、この1曲のためにミラーボール出してくれたの?w」とちょっとウケてました。いや1曲のために演出やってくださって本当に有難い限りって話です。

 

ピンク・マゼンダ

オーケストラアレンジだと後ろで鳴ってるふわわ〜って音(マジでバカ)も再現出来てすごいですね…。
1AからBに移る時のポロンって高音が強調されるのは大嵜さんのアレンジだと思うんですけど、あまりに馴染んでいて原曲確認してしまいました。原曲にはなかった。

2番Aメロの「夜明けがブルーにローズ」部分で背景が水色×ピンクになっていて、内田さんが朝焼けの中に立っているようでとても綺麗でした。

ピンク・マゼンダは各アレンジをされてきたので今回もやるだろうな〜とは思ってましたが、実際やるとやっぱ嬉しいですね。これからもピンク・マゼンダの色々な顔を観測したいです。

 

これだよ、これこれこれこれ!!
アヤウチダの活動の中でオーケストラ編成なんてもうこの先早々無いだろうし、オーケストラ編成の「声」を聴き逃したら一生後悔すると思って京都選んだまである。

新チームへの不信感が募っていた時にリリースされて「新チームを信じてみよう」と思えた大切な曲だし(内田さんの反対押し切ってReverbに入れてくれて本当にありがとう)、披露されないままアヤウチダが終わっちゃったらどうしよう……と思っていたので、最高の形で聴くことが出来てよかったです。
のびのびとした内田さんの歌声が本当に良くて「内田さん、歌上手え……」と圧倒されました。内田さんの歌を好きで良かったと改めて思いました。
最高の楽曲と、最高の演奏と、最高の内田さんの歌!!アヤウチダの真骨頂でした。

「特別じゃなくたって美しい」という歌詞にいつも救われるのですが、生で聴くとまた良くて泣いちゃいましたね。

「本当にこんな時だからこそ歌えた歌、この曲も思えば一昨年(去年では?)なんですけど、こうしてみんなの前で直接歌えたことが本当に嬉しいなと……。去年歌った時はオンラインでの歌だったのでまたそれはそれで感じるものがあったんですけど、やっぱりみんなを目の前にして、みんなの顔を見ながら届けられるというのがこの歌の心にグッとくるところで、私が歌ってはいるんですけど、返ってくるものがあってより大好きな歌になりました。」

 

with you

ここまでしっとりした、気持ちを届けられる・伝えられるような楽曲を選曲させていただいたんですけど、ここからはより、声出して盛り上がったりは出来ないんですけど、みんなにノリノリになって楽しんで心ワクワクしながら聴いてもらえたら嬉しいなあと思います。そんな大好きなみんなにお届けします。聴いてください、with you」

久々にwith youでワイパーとまんでい!ちゅーずでい!出来て楽しかった〜〜!!
内田さん自身もよく「私のライブといえば楽しい、笑顔」といったことを言ってると思うのですが、強くて可愛いアヤウチダ楽曲を頭空っぽにして楽しむのが久々でめちゃくちゃ楽しかったです。
イントロが結構ゆったりしてたのでゆったりアレンジしたのかな?と思ったら全然原曲BPMで笑ったし、オーケストラの演奏でも(良い意味で)こんなにノリノリで楽しめるんだ!!と発見でした。

「星空と夕焼けのGradation」でシャンデリアが青基調+黄色い光で、バックが夕焼け色に染まっていて、めっっっっちゃくちゃ歌詞読み込んでるな………と感動しました。

余談ですが、大嵜さんもまんでい!ちゅーずでい!で腕掲げててオタクか?となりました。本当に曲理解が深くて恐れ入ります。

 

SUMILE SMILE

も〜〜〜〜本当に楽しかった〜〜〜〜〜〜〜!!!!跳びポもしっかり用意してくれちゃって憎いね〜??(跳んでないです)(腕で耐えた)
SUMILE SMILEは歌詞がエモなのでエモになるかな〜と思ったんですけど、普通に「楽しい!!」で終わっちゃいましたね。
リリース時は辛さの象徴みたいな曲だったのに、こんなに楽しめる曲になるとはねえ…(ICECREAM GIRLから一生言ってる)
SUMILE SMILEはギターあってこそだと思うので、オーケストラ+バンドの編成で良かったなと思いました。

このwith you→SUMILE SMILEが本当に楽しくて、やっぱり内田さんのライブは楽しいから大好きなんだよな〜〜〜〜って改めて思いました。

 

Close to you

「みんなのSUMILE SMILEのおかげで私もニッコニコの笑顔になりました。この空間をぎゅっと閉じ込めてずっと抱きしめていたいですね」

行きの新幹線で連番者に「Close to youやるかな?」と聞かれて「声とOrdinaryやるだろうからClose to youはやらないんじゃない?」と返したので、恥ずかし過ぎてロームシアターに723億メートルの穴掘って入りました。

ICECREAM GIRLの頃はClose to youもOrdinaryもファンとの曲だしOrdinaryが強過ぎるからClose to youの出番なくなりそ〜と思ってたんですけど、コロナ禍を通して歌詞通り前者は「大切な人(ファン)の曲」、後者は「日常を大切にする曲」の意味が深まって差別化が一層出来てて曲の意味が深まるところに立ち会えて嬉しいなあと思いました。 

「本当にこの時間の締めくくりにふさわしいすごく幸せな曲、みんなと一緒にこの空間をぎゅっと抱きしめられるようなそんな素敵な存在にClose to youは自分の中でなりましたし、こんなに笑顔で幸せな気持ちで今昨今この曲が歌えるなんて本当に幸せだなあと思います。今日はありがとうございました」

 

Pale Blue

「これ(Pale Blue)もコロナ禍で活動が制限されてどんよりしていた気持ちをすごく前向きにさせてくれた1枚なんですけど、すごく久しぶりのシングルで、どの曲を歌おうかなどんな風に歌えるかなと思いながら制作させていただいたんですけど、

……(略)……

空き時間にお散歩したりして、すごくキラキラした夕焼けと吹き抜けていく風と色んな虫や鳥の声を感じながらPale Blueを頭で再生しながさお散歩したりしていたんですけど、青春がテーマの曲ではあるんですけど、スタッフさんたちとお散歩して『ぼくのなつやすみ』だなあなんて思ったりとか、一人で散歩していて河原で青春を感じたりとか、青春っていくつになって大人になってもどんな時でも感じられるものだったり、自分で見つけ出すものなんだなとか、色々その辺に転がっているキラキラしたものを見つけられる、そんな1曲になったらいいなと思い、今日そんな気持ちを込めて歌えたらいいなと思い過ごしていたんですけど、今日コロナ禍の中心配だったり不安も抱えた中集まってくれたみんなにPale Blueの爽やかな風を届けて、爽やかな気持ちで帰ってもらえたら嬉しいなと思います。」

結局バースデーサプライズ挟んで「青春の爽やかな風……ではなく、さっき消えた炎を吹き返す気持ちで歌いたいと思います(笑)」という楽しそうな歌唱になったんですけど、導入のお話は内田さんのPale Blue解釈が知れて有り難かったですね。

Pale Blueは久し振りの新譜で、曲も歌もMVも手放しで絶賛できる出来で、本当にアヤウチダが終わっていなくて良かったなあとしみじみしました。

 

Ordinary

「本当に終わるのが名残惜しいんですけど、今日この時間が明日からのみんなの元気とか何かあっても今日を思い出して楽しかったなあ、また頑張れるなあ、とかそんな気持ちになってもらえたら嬉しいなあと思います。そんな気持ちを最後ギュッとギュッとギュッと込めて歌いたいと思います。聴いてください、Ordinary」

この1年半新譜が無くて、今まで新譜とライブがコンスタントにあったのがどれだけ恵まれていたか実感したし、突然終わってしまってもおかしくないんだなってやっとわかったので「積み重なってく偶然と運命 振り向けば鬱しくて儚い 崩れたとしても不思議じゃない」「当たり前じゃなくなって当たり前に気づいた」「いつまでもはいつまでもだと思ってた」の歌詞に本当にその通りだなと思いめちゃくちゃ泣いてました。

この曲がリリースされた時期って新譜がしばらく開いたので2番の「水をあげるのを忘れていたアイビーポット 私が思うより強いよね」で待ち続けて良かった……と泣いてたのですが、今回は当時の倍くらい待ったのでそこでも泣いちゃいましたね。
新譜が無くても私にとって一番の音楽はアヤウチダだし、いつまでも内田さんに「私が思うより強いよね」って歌われたいです。

アヤウチダの活動が続いていることがどれだけ幸せで当たり前じゃないかこの1年半よくわかったし、それでもやっぱり、いつまでも続いて欲しいと思いました。

 

まとめ

外部主催と知った時はどういう風になるんだろう…とドキドキしましたが、演奏は豪華で最高だし、セトリは内田さんの好きにさせてくれたし、アレンジからは曲を聴き込んでくれたことが、演出からは歌詞を読み込んでくれたことが伝わってきて、Ani Love KYOTO最高過ぎるだろ……と思いました。
どういう縁かはわかりませんが、初回に内田さんを選んでくださって本当に嬉しかったです。

セトリも好き勝手しつつも泣かせる曲や楽しい曲もあって、内田さんと内田さんの曲の良いところが満遍なく散りばめられていてバランス良かったですね。
個人的にはSweet Little JourneyとYellow Sweetを回収したかったのでちょっと心残りですが…笑

1年半新譜がなくて内田さんが音楽活動をどう感じているかわからない時期が続いたので、昼公演では「音楽って素晴らしい!」、夜公演では「音楽って素敵!」とハッキリ言っていたのがとても嬉しかったです。
私はやっぱり内田彩さんの、アヤウチダの音楽が一番好きだし、本当にいつまでも音楽活動が続いてほしいです。

また、オーケストラ演奏のイメージもだいぶ変わりました。
今までオーケストラではクラシックを聴く機会が多かった(多かったと言えるほど聴いてないです…)ので、かっこいい歌謡曲調なカレイドスコープロンドとか、楽しくてノリノリなwith youやSUMILE SMILEとか、色んな音楽が出来るんだなあ〜〜〜とびっくりしました。

それはそうと、この日和氣あず未ちゃんの1stライブと被ってそっち行けなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。円盤化しろ。つーかこのご時世なんだから配信やれ。(私が行けなかったのはコロナ起因じゃないから強く言えないけど……)

 

それでは!